ハリ治療のお陰で腰もだいぶ落ち着いてまいりました。
しかしまだ一人で出かける自信はなく、でも映画は観たし。
ということで自由に休憩をはさめる自宅鑑賞を今日一日敢行しております。
で、この書庫が久しぶりに動くのです。
「4:44 地球最期の日」
制作 2011年 アメリカ/スイス/フランス
監督 アベル・フェラーラ
出演 ウィレム・デフォー シャニン・リー ポール・ヒップ
ニューヨークの高級アパートで暮らすカップル(ウィレム・デフォー、シャニン・リー)は
普段と変わらぬ時を過ごしていたが、明日の午前4時44分に地球が滅ぶことが決まっていた。
その不条理な運命を逃れる手段はなく、絶望に駆られる者がいる一方、二人は友人や愛する人たちと
交流しようとする。
世界の終わりというあらがいようもない運命を前に、二人はひたすら愛し合う。
地球最期の日というのに弱いんです。
猟奇殺人とか連続殺人とかと同じくらい。←嫌なツボどころだな。
なのでもちろんこのタイトル、見逃せない訳なのですが。
んー。
そうかー、そうなるかー。
確かに瀕死状態の地球をさくっと救ってしまうヒーローも出てこないし、地球の空気やらが肌にあわず
自滅してしまうエイリアンもいないので、最終的に地球は消滅?してしまうので。
人々はもう自己の世界でどうにか折り合いをつけてその時を迎えるしかないんですね。
それはすっごくわかる、理解できるのだよ。
んー。
そうかー、そうなるかー。(くどいな)
今までの地球滅亡ものと違って驚くほど淡々と物語が進むので、がっつり集中していないと
危うく意識を手放しそうになったりもする。
それでもちょいちょい「うんうん、そうっすよね。わかります」的な切ない人間の焦燥感みたいなものを
急に差し出されたりするので侮れなかったりもして。
で、ラスト。
結局行き着くところが
んー。
そうかー、そうなるかー。
な訳でございます。
設定とか無駄に強い人が出てこなかったりするのはすごく興味深かっただけにちょっと残念でした。
星は
★★☆☆☆
1・5ってところでしょうか。
それでも以前観たキアヌの「地球が静止する日」よりはなんぼかもいんですけれどね。
あれはスタッフ鑑賞でタダだったにも関わらず「金返せ!」と理不尽な怒りを抱いた作品の一つですから。
「渇き」
制作 2009年 韓国
監督 パク・チャヌク
出演 ソン・ガンホ キム・オクビン キム・ヘスク
伝染病の人体実験で奇跡的に助かった神父のサンヒョン(ソン・ガンホ)だったが、
そのせいでバンパイアとなった運命に苦しんでいた。
そんなある日、サンヒョンは友人ガンウ(シン・ハギュン)に再会し、その妻テジュ(キム・オクビィン)と
強く惹(ひ)かれ合うようになる。
愛欲におぼれる二人は共謀し、ガンウの殺害を企て……。
バンパイアって事で鑑賞。←ざっくりー。
これ、どのジャンルに入れたらいっすかね?
エロくてグロいだけだと思いきや、妙に面白おかしく作られてる部分もあって。
いやー、痛いー!と同時に「おバカー」とにやにやに襲われるので観ているこちらはとても忙しい。
この男女、バンパイアになってからそれはもうやりたい放題で。
なんとなく「バンパイアだもの」っていうのを免罪符にしたいの?と思ったりもするんだけれど
見続けているとそんな殊勝さはあまり持ち合わせていないのだね?という嫌悪感もわいてくる。
元々は誰かの救いになりたかったんだよね、神父様。
それがバンパイアになってしまったからなのか、彼女を愛して快楽を覚えてしまったからなのか
最初の真摯な思いはさっくりといずこへ状態。
更にその上を行くのがテジュさん。
家族に恵まれなかった彼女の内なる闇みたいのものは早々に表面化しているので
あぁあぁもうもう、とこちらとしてはどうしてやることもできず。(そらそうだ)
結局彼女はどうしたいのだ?どこへ向かいたいのだ?と頭の中は?のオンパレードになるのだけれども
役者さんの激しい演技にぐいぐいと惹きつけられてしまう。
かなりのやりたい放題、激しい痴話げんか?の末に迎えるラスト。
嫌いじゃないですねぇ。
ここへきて敢えてのコメディ色、いいですよ。
好きです。
後天性?のバンパイアでも日差しに弱いんですね?
その設定ありきなんですね?
そんなこじつけもいっそ心地よく怒涛の133分は終わるのでありました。
星は
★★★☆☆
2・5でしょうか。
ラストの車の中でのお義母さんの薄ら笑いがとても素敵です。
「ロビイストの陰謀」
制作 2010年 アメリカ
監督 ジョージ・ヒッケンルーパー
出演 ケヴィン・スペイシー バリー・ペッパー ケリー・プレストン
ブッシュ大統領が率いる共和党政権で活躍する、ロビイストのジャック・エイブラモフ(ケヴィン・スペイシー)。
ビジネスパートナーのマイケル・スキャンロン(バリー・ペッパー)と手を組み、投資で財産を増やしていた。
しかし、先住民族が運営するカジノをだまし取ったり、敵対する二つの勢力から巧みに金を引き出しては
政治家への賄賂に流用したりと、倫理や法律を無視した手段で急速に富と力をつかむ。
さらに欲に目がくらんだ彼は、マフィアと関わりのあるアダム・キダン(ジョン・ロヴィッツ)と共に
さらなる金もうけをたくらみ……。
えーっと、日本以外の事に疎い私であることを告白します。
え?もう知ってる?
なら安心。
この事件、ほとんど知らなかったんですよねぇ・・・。←遠い目。
なもんでWOWOWの番組表で見つけた時にはちょっと嬉しかったもんです。
いいですねぇ。
久々にどっちもどっち、小気味いい目くそ鼻くそな物語を観た気がします。
いやもちろん気持ちのいい話ではないんですけれどもね。
アメリカでの実話ってだけでもう鼻の穴を膨らませてにやつけてしまうこの題材。
ケヴィン・スペイシーがこれまた素晴らしく。
誰をも見下し「俺ってできるんだぜいえぃ」なオーラをかくそうともしない。
えぇ、とても好きになれる人物ではないのですが映画の中ではそらもう良くも悪くも魅力的で。
お互いが利用していると思っていたもの同士の言い争い?ってのは第三者としては
何とも面白いものでして。
自分のことを棚に上げっぱなしな政治家がエイブラモフを糾弾する場面などは
失笑ものです。
まぁ彼らとしては自分に被害が及ぶ前にトカゲのしっぽは切りまくらなくてはというところなんでしょうが
相手が悪い。
ガンガン道連れ決定です。
それでも奥さんの前で後悔しているとすれば神を失望させたかもしれないことだ、って言っちゃった時には
さすがの私もお手上げでしたね。
この奥さん、結構真摯な助言をしていたと思うんですよ。
しかし自分に絶対の自信を無駄に持っている彼は聞き入れなかった。
奥さん以外にも警鐘を鳴らす人物もいるのですが、彼には届かないんですよね。
なんとなく裸の王様っぽくもあってちょっと終盤は切なくもありました。
ま、ラストはこれまたにやりとさせてもらえるのでこちらとしては十分満足できるのですが。
星は
★★★☆☆
でしょうか。
お金や権力を持ちすぎるってのも大変だわねー。←そんあまとめ?