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今年1月、仕事先で、中国からの交換留学生として 日本の大学で学んでいるTさんという爽やかな女子と出会った。 仕事が終わった後、渋谷へ寄りたいというTさんを 偶然帰る方角が同じだったあくびが、渋谷までご一緒することになったのだが、 とても流暢な日本語で、会話にほとんど困らなかった。 日本に来る前から日本語を勉強していたらしい。 留学期間は1年間、昨年の春からこちらへ来て、今年の3月にはお国へ戻らなければならないらしいかった。 電車の中では、都内のお気に入りの場所とか、中国や韓国や日本のタレントさんの話や「執事カフェ」の 話で盛り上がっていたのだか、九段下で乗り換える時、一瞬、彼女の全ての動きが止まった! 会話も、足も、その視線も、出口案内の「靖国神社」の四文字に・・・・。 Tさん:「ここへ行くにはこの駅で降りればいいんですね。」 ・・・・・・・と言いながら、その四文字を一字一字指でさしたと記憶している。 あくび:「そうですよ〜。九段下という駅ですよ。」 Tさん:「帰国する前に必ず行ってみたいと思っています。」 Tさんはそれ以上は何も言わなかったが、あくび、彼女のその様子から、 彼女のその四文字に対する関心の高さに、ハッとさせられた。 平和ボケの自分を発見! (頭のてっぺんの鳥さん、君はいったい何者なの。あくびはちょんまげかと思ったよ。) そして8月15日、彼女の一言で、私も今年は靖国神社を訪れた。 電車に乗っている一時間程の彼女との出会いが私の今日という日を決めた。 うちのおじいちゃんも大戦に出兵している。 2年間ほどシベリアに抑留されていたそうだが、無事に帰ってこれた。 無事に帰ってこれたから、あくびが今、ここにこうして存在している。 本当に幼い頃、母方の実家でも父方の実家でも 田舎の仏壇の横に軍服をきた親族の写真を見た事があったのを思い出した。 日々、雑事に追われ、小さ〜な私利私欲に翻弄される毎日だけど この日は「生命」や「平和」ということを祈りながらちゃんと考えよう。自覚しよう。 彼女のキラキラ輝く瞳には、靖国神社はどのように映っただろうか。 この国のことや私達の事を彼女はどう感じただろうか。 総理大臣の参拝の是非、歴史認識の問題等々、難しい問題も多々ある。 でも、「悲劇は繰り返してはならない」という事だけは共通の思いであると思いたい。 きれいな日本語を話し、日本の事を勉強していた彼女。 「執事カフェ」で盛り上がっていた、いかにも今時の若い女子らしい彼女。 ただ、爽やかな印象だけを残した彼女。 帰国前にもう一度お会いしたかったが、お互い都合が合わず、とうとう会えず仕舞い。 もっともっとお話したかったなぁ〜・・・。
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