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核拡散は世界の危機 核の使用は人類の死滅

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第387話 「トランプ大統領」下の日米関係は?

 4月14日夜の大地震発生から3週間。熊本地震の収束宣言もなされず、1万2千人にものぼる人々の避難生活が継続しています。橋梁、道路、住宅被害の大きかった南阿蘇村、益城町、西原村、熊本市東部は、復旧復興には、かなりの年数がかかりそうです。心が痛みます。
 下の熊日の写真で青く見えるのが、被災した家屋の屋根のブルーシートです。殆どの家の屋根にブルーシートがかけられています。6月の梅雨シーズンが思いやれらます。
イメージ 1 私の身内では、姉夫婦の自宅は屋根が傷み、ブロック塀が崩れました。修理せず、更地にして、不動産業者に売却を依頼し、自分たち夫婦は、公営住宅か賃貸住宅に借家住まいをすると言っていました。息子たちが、帰ってくる見込みがないからです。
 農業被害も深刻です。阿蘇地方の農地は、いたるところに亀裂が生じ、農地や水路の損傷部分から水が漏れだし、苗床や田植えの用水が不足しています。私の住む菊池も、龍門ダムからの送水管が破損して水漏れして、台地の灌漑用水が不足しています。破損個所の特定と応急修理が行われています。
  
 ところで、日本全体が、この地震以上の大変動に見舞われかねない巨大地震の種が見えてきました。
共和党トランプ氏がアメリカ大統領になったら?イメージ 2
 トランプ大統領候補は、<日本の駐留米軍の経費は日本の100%負担とせよ、アメリカが負担してまで日本を守る義務はない >と言っています。韓国についても同じです。北朝鮮は中国にまかせる。と言っています。
 安倍総理と日本政府は、仮にこのような事態になったら、どうするのでしょうか?
安保法制やTPPなど最近の政治動向は、日米同盟を金科玉条として進められてきました。
その根拠、前提が揺らいでいます。
 もしかしたら、安倍総理は、今がチャンスとばかり、日本の核武装化に方向転換するかもしれません。原発が日本の核兵器製造能力維持のためだったことは、広く知られています。福島原発事故後も、再稼働を進めてきた所以です。
 野党も、のほほんとしてはおられません。日米同盟賛成と言っていれば、外交安全保障は正解でした。それを当のアメリカ大統領が、日米同盟不要論を言い出しかねないのです。共産党社民党以外の野党は、どうするんでしょう?
 民主党クリントン大統領になったら、この問題は棚上げになります。日米同盟路線は継続されます。しかし、トランプ氏が言ったことは、火種となって残ります。アメリカ国民が目覚めたのです。沖縄県民が鳩山民主党代表(当時)の「最低でも県外へ」との一言で、燃え上がったように、トランプ氏の言葉は、アメリカ国民の声になります。
日本は激震に襲われます。
 私は、「日米同盟」破棄は望むところです。
対米自立のチャンスです。米中ロ等距離外交のチャンスです。
中国や北朝鮮の軍事的脅威にどうするのか?私は、日本の核武装化には反対です。
 日本の進むべき道は、世界各地の軍事的紛争には、いずれにも加担せず、第三者として仲介調停の労をとることです。難民救援、停戦監視、戦災復旧などの和平構築活動には、積極的に参加します。またテロリストが支配する国家であろうと、敵視政策はとらないことです。
 日本が中国や北朝鮮あるいはそのほかの国から攻められたり、国土を侵犯されたらどうするのかとの問いがあります。
 私は日本中に核シエルター構築を呼びかけます。原発の不時の事故がありうるし、狂信的国家指導者の暴発やテロリストの攻撃がありうるからです。各シエルターは災害時の避難場所にも使えます。
 自衛隊は専守防衛に徹し、国内はもちろ国際的な災害救助救援活動を任務とします。
核武装はありえず、空中でミサイルを打ち落とす技術など、不要です。10数分で着弾するものを防ぐ時間などありえません。ミサイルは1発ではないのです。逃げるしか身を守る方法はないのです。
 日本が、他国に軍事的脅威を与えないことが、他国からの攻撃から身を守る方法です。
領土領空領海をめぐる争いには、国際司法の法廷で争うことです。実力行使には、正当防衛で対処することです。過度の権利主張は、紛争拡大の要因になるだけです。日本には日本の言い分があるのと同様、相手国には相手国の言い分があるのです。
 最も懸念されることは、政治指導者(与党も野党も)は国内のナショナリズムの熱狂に煽られて、過激な主張をすることです。メデイアは視聴率稼ぎ、販売増のため過激な主張に同調しかねません。むしろ煽り立てるメデイアや評論家、学者が出てきます。
 以上は私個人の意見に過ぎません。
 大事なことは、日米同盟は日本の外交安全保障の基軸ではなくなるかもしれないという前提にたって、また日本の自立を前提に、憲法、外交、安全保障など全ての分野について、自由闊達に議論を始めることです。ここから、既存の与野党・政党政派のイデオロギーの枠を超えて、新しい考え方が出てくる可能性があります。私はそれに期待します。

 
 



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トランプ氏の出現は、ある意味で待望されることではないかと思います。すなわち、日本人の我々一人一人が真剣に安全保障について考えざるを得ないからであり、米国との関係を見直す良い機会です。私は日本独自で防衛を考えるべきで、世界で9番目の防衛費はけっして他の軍事大国とそん色ありません。専守防衛を目指すべきです。米国と同盟関係を結んでも対等を目指すべきだと考えます。日本は原爆を何百も作れるだけのプルトニウムを所有してます。実際作らなくても、いつでも作れる優秀な科学技術は持っています。それが抑止力になります。
なお、トランプ氏の発言は我田引水で、日本がタダ乗りしているわけではなく、在日米軍には四千億円以上の経費が掛かっています。米軍基地・在日米軍はむしろ米国の世界戦略上の必要性からであります。
その米国の世界戦略が少しタガが緩んできているからといって、経費をすべて持てと言うのは無茶苦茶な論理です。

2016/5/6(金) 午後 8:00 [ 紅孔雀 ]

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紅孔雀さん。コメントありがとうございます。何も知らずに言っているのか? それとも 知ったうえで敢えて挑発しているのか?

2016/5/7(土) 午前 0:54 [ 悪人正機 ]

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【安倍総理と日本政府は】かれはビジネスマンですので、日本側の負担増を狙っているのではないかと思います。安倍ちゃんは応じるかもしれないね。プーチンさんとなんかその辺の話題はでたかな? プーチンとトランプは仲良しになれそうだし、安倍ちゃんとプーチンも馬が合ってるので、仲介をお願いしよう。
トランプさんの思惑も、民主・共和両党の議員さんの反発もあるので、超党派で反対されたら、なかなか議会は通りにくいとおもわれますので、貴殿が望む方向に果たしていくか?と思います。
わが国は米国になびいてますが、問題は韓国で、米中二股外交の影響がどのようになるか? 大統領に就任すれば周囲がどのように説得するのかですかね。

2016/5/7(土) 午前 4:07 でんちゃん

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一国を率いる政治家は、たとえ正論であっても、極論を主張して、異なる意見を排除する政治家では、困ります。様々な世論に耳をかたむけて、世間が納得できる方策を講じる政治家であってほしいものです。時間はかかっても、国内世論の分裂と対立を回避できるなら、その方が効果的です。

2016/5/8(日) 午後 11:09 [ 悪人正機 ]


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