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香りは甘く、ふわぁ〜っとふくよか。ひと夏の熟成を経た無濾過のお酒は、米の旨みとコクが口の中に広がり、最後にキリッとした辛さで締まります。
「陸奥八仙」は、青森県八戸市にある八戸酒造(創造1775年)の20代の息子さんと、八戸酒造で親子三代に渡って酒造りに関わる30代の三代目杜氏などわずか5人の若いスタッフが、よい酒を造るという熱き思いを込め少量仕込みでじっくりと、ていねいに醸された新しいブランドです。
『無濾過』とは、酒をしぼったあと「炭濾過(活性炭濾過)」をしていない酒のことです。できあがったばかりのお酒は、味も荒いし雑味も多くかなり色もついています。従って、濾過は本来必要なものなので、市販酒のほとんどが濾過をしてから出荷されています。しかし濾過をすることによって、そのお酒独特の旨みや香りまでも取り除いてしまい、個性のないお酒になってしまったりすることがあります。『無濾過』で出荷されるお酒は酒質に自信があるということです。
また、『瓶火』とは瓶燗火入れのことで、通常はタンクごとに行う火入れ(60度程度に加熱して酵素の働きを停止させて酒質を安定させる工程)を一本づつ瓶に移してから火入れを行う方法で風味の劣化を最小限に抑える火入れ方法です。
さらに『原酒』とは、搾ったお酒に水を加えていないということです。原酒は加水するお酒に比べるとアルコール度数が少し高くなりが、風味が濃醇です。逆に「原酒」あるいは「無加水」と明記されていないお酒は、水を加えてアルコール度数を調整していることを意味します。
■造り:特別純米・無濾過原酒
■日本酒度:+4
■酸度:1.8
■原料米:華吹雪(青森県産米100%使用)
■精米歩合:60%
■仕込水:蟹沢伏流水
■アルコール:17.9度
■杜氏:伊藤賢一(南部杜氏)
■蔵元:八戸酒造
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