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さて、アイスクリ-ムを食べてからひたすら南西にハンドルを取る。 大きな古い木が続く並木道を通ったが、嘗ては涼しい木陰をつくっていただろう木が 立ち木のまま焼かれていたり、可也な部分が歯が抜けたように無残に欠けていたりして、 なんとも哀れである。 大きな川を渡り、山道に入る。 道はクネクネ、とってもカ-ブが多くなる。 前にはなかった、有名な歌手、セバスチャンの広大な牧場を 二つもとうり越した。 牧場は高台にあり、目の前が360度に開けていて気持ちのいいところで、 道路わきの緩やかな斜面が遥か遠くに続くところでも、 のんびりと、牛が草を食んでいる。 左手に「カカワミルパの鍾乳洞」に通じる道をみて、先を急ぐ。 以前は街道沿いにイグアナを売る人たちがいたが、今は厳重に取り締まられ 彼らの姿を見ることは無かった。 また、イグアナの煮込みも名物だったが、闇の料理屋もなくなったようだ。 (写真は〇十年前、初めてメキシコに旅行した時のもの) そして、全山石だらけで庭石にとってもいいものが採れるところがあるが、 これも今では、石っころ一つさえ持ち出しが禁止されている。 いつ出来たのか新しいハイウェイを通ると、気温が下がるのがわかった。 やがて、山の斜面にへばりついたような「タスコ」の街が現れる。 「タスコ」はアカプルコのあるゲレロ州にあり、 太平洋に沿って連なる南シェラ・マ-ドレ山脈の海抜、2000mに位置し、 18世紀に発見された銀鉱山で、栄華を極めた。 家は白壁に赤い瓦屋根。 そして、昔、ロバが歩いた道は坂で狭い。 この地はまた、ポインセチアの原産地と云われ、 後に紹介する、サンタ・プリスカ寺院に飾られていたという。 |
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2007年06月15日
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