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最近、何度か元大統領、エチェベリア(1976〜1982)の名前を聞いた。 10月28,29日の、蘭展の会場は「エチェベリア」の屋敷だと 今年初めて知ったが、現在モレロス州の自治大学が管理しているそうで、 未だに彼が所有者かどうかは知らない。 また、駐車した両サイドは夫々違う学部の大学校舎となっているところを見ると、 当然、それも彼の物であったろう。 ラン展があってまもなく、点けっぱなしのラジオが、 「クエルナバカの土地は全て、エチェベリアのものではないか」 というコメントが耳に入った。 いくらなんでも大げさであるが、それ程、土地を持っているということでしょう。 アカプルコのダイヤモンド・ヘッドも彼の物とか・・・・ エチェベリアの名前は、私にとって長らく、 世界でも、最も美しいと言われる、世界的高級リゾ−ト地、 「カンクン」を開発した人であり、 親日家である。 60年代は世界中に学生運動が吹き荒れていた。 メキシコでは、「反体制狩り」が組織的に暴力と人権侵害で行われていた 元大統領、グスタボ・ディアス・オルダス(1964〜1970)の時 「代19回メキシコシティ・オリンピック」(1968/10/12〜27)の 開催直前、10月2日にメキシコ・シティにあるトラテロルコ(三文化広場)で 軍隊介入の学生弾圧事件が起こった。 事件では、大量の死者(公式:30名、実数:300名)行方不明者が出、 以来「汚い戦争」「トラテロルコの虐殺」と呼ばれ、 時の内務相の「エチェベリア」が事件の張本人とされている。 獄舎での逮捕者の取り扱いは過酷を極め、何年か前に見たテレビでは 檻の中の若者をゲ−ムのように、長い鉄棒で突いていた。 動画に出てくる上半身裸の若者は生きながらえ、 これも何年か前、ある雑誌の表紙を飾ったが まもなく亡くなった。 (もしかして抹殺されたのかも。) (あまりにも印象的な写真で事件に興味を持ち雑誌を買い求めたが、 今、ここで動画に出てくるとは思わなかった。) テレビで見た限り、85歳の元大統領は矍鑠(かくしゃく)として、 ヨ−ロッパ仕立てではないかと思う程、 趣味も仕立ても良い衣服で身を包み、いかにも裕福だ。 事件の関係者は正当な制裁を求め戦い続けているが 例え、彼が逮捕されてもメキシコの法律により、 70歳以上の高齢者は獄舎に繋がれる事はない。 事件はメキシコの歴史上、忘れる事の出来ない汚点の一つとされている。 |
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2007年10月16日
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毎年催される「ラン展」がクエルナバカ市の |
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