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メキシコは日本のお盆に相当する【死者の日】が月,火にあたり大型連休中。 動画は伝統を守るミチョアカン州パスクァロの様子。 |

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こんにちは、ゲストさん
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男と歌姫、そして、そのパトロンは愉快な日々を過ごしていた処で前編は終わった。
しかし、世の常で何時までも3人が上手く暮らしていく事は出来なかった。
二人の関係がパトロンにバレて男は屋敷を出、しばらくして窮屈な生活に嫌気が差した女は
気楽な旅回りの楽団で歌う生活を送っていた。
月日は流れ、ある日、運命の悪戯か・・・二人はバッタリと、辺鄙な田舎の食堂で出くわしたのだ。
どういう経緯かは失念したが、多分仕事が上手くいかなかったのかもしれない。
で、なんと、その二人は揃って屋敷へ戻り、パトロンは突然帰ってきた者達を
何事もなかったように受け入れてから、毎夜行う賭けトランプが再開し
少し離れたソファ-で女が転寝をするという、以前と変わらぬ生活がまた始まった。
男の腕は日増しに上達していったのだが、有る夜、白熱した賭けが積み重なり
パトロンは今までに無く珍しく負けが混み、負けを取り返す為の大きな賭けは更に大きな負けを呼び
終には、絶体絶命の窮地にたたされ金庫はスッカラカン、残るは家の登記書類のみとなった。
パトロン、悪い事は言わない、止めたほうが方が良いよ。 良い勝負とは言えないって・・
もし負けたら何も残らないんだから・・・
もう、頭に血の上った彼に聞く耳は無かった。
後には一歩も引けない極限状態での博打は、最初から勝負は見えている。
白熱の戦いが終わると、パトロンは車椅子の通行に邪魔になるものを
投げ散らかし蹴散らかし、鬼のような形相で疾風の如く家を去っていった。
彼らには女の子がいた。 15歳頃になると色気ずいてバスなどの乗り物の中で
男を誘惑するようになり、何時ものようにトランプ仲間と賭けをしている最中、
夫を誘惑された奥さんが怒鳴り込んできたのだが、その問答が振るっている。
奥さんの言い分は、その娘をちゃんと躾けろというものだったかな?
で、その返答は
俺の娘は馬鹿ですれっからしだぁ〜〜、それがどうしたってんだ、 文句あんのか?
そんなのに騙されるお前さんの旦那の方がヨッポド馬鹿じゃねえのかい?
まだ、つべこべ言うならぶっ放してやるわ。
と仲間の差し出した鉄砲を構えた。
賭けのテ−ブルに戻ったものの、実は男にとってかなり厳しい勝負が展開されていたのだ。
仲間がもう止めたほうが良いというのに、男は負ける訳が無いとゲ−ムは延々と続き、
終には金庫は空っぽになり、最後の金目のものは登記書類だけ。
なので、仲間は言った。 悪い事は言わない、止めたほうが良いよ。
しかし、平常心を失った男は聞く耳を持たず、最後の勝負に打って出た。
なが〜〜〜い戦いは、ついに終わった。
男は妻が寝ている筈のソファに脱兎の如く駆け寄ると、床に横たわっているので
蹴飛ばして、オイ起きろ! 俺達にはもう家は無いんだ!
起きろって! なおも蹴飛ばすが返答は無く、やっと死んでしまった事に気付くと
なんで、こんな時に死んでしまったんだ、この〜〜〜
と言うな否や、突然、走り出し仲間の傍を通リぬけ部屋に駆け込むと、ガタガタ忙しなく
小さな引き出しをあちこち開けた末に、口紅を取り出し唇を塗り始めたのだ・・・・・
まさか、口紅・・・・でも唇を塗っているけど・・・・その色は黒っぽい鉛色?
あっけにとられて見ていると、今度はピストルを引き出すやいなや口に銜えたのだ・・・・
バ〜〜〜ン!
まだテ-ブルにいた仲間は銃声に驚き一斉に音のした方へ
走り出した。
残った一人娘には、母親同様、旅回りの一座で歌う生活が待っていのだが、
卑猥な声を投げる男達の声に眉を潜める彼女の顔が最後にアップされて、
完
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