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ぼちぼち更新を続けます。世の中の出来事をロック的かそうでないかだけで切り捨てる大きなお世話ブログ。コメント下さい!

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ミスト

最高に後味の悪い幕切れ
スティーブン・キングの原作のほうが希望が持てる
怪物達の造形はいい。特にラストの超でかい怪物は絶望感をかもしだして良い。
イメージ 1

<以下ネタバレ注意>

女子どもを平気で殺すハリウッド映画は、基本からずれている。が、あの911テロ以降解禁状態。いいのかアメリカ
今のアメリカに無理やりこじつけると、
得体の知れない怪物(イスラム)がいる濃い霧(全く先の読めない外交)に閉じ込められた田舎の住人(アメリカ人)達は自分達(ドメスティック)のことだけに集中しようとするが、全くまとまらない。人種により階級により意見がばらばらで霧の中に出て行く者さえいる。スーパーに残された人々も大半がキリスト原理主義的カルト(国粋主義的アメリカ中心主義)となって神へのいけにえをいいことにリンチする人を捜す始末。
利己的で自分だけが天国の門をくぐれると考えている中年のありがちなキリストオタクのおばはん。いるよねぇ。変なパンフもって人が忙しいときに厚かましくやってきて「神」について語りだす。たいてい二人一組。「あんたのおうちではいつ掃除したり炊事したりするんだ?子どもは、だんなは、いないの?」と、こちらが問いたい。
この映画では、結局暴力(おばはんを銃で射殺)で解決。

しかし、「神」など信じなかったものが死を迎え、カルトにはまったものが命拾いする皮肉な結末。何でもいいし信じたものの勝ち?アメリカ的スタンダードが根底から揺らいでいるこの時代を反映して希望は無い。

フランク・ダラボンの映画演出は、「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」「マジェスティック」のファンタジー的演出とはうって変わって、話はファンタジーに近いにもかかわらず、ドキュメンタリー的に撮っている。カメラを不安定に振ってみたり、ピントをずらしてみたり、細かい演出がみられる。暗転も効果的に使われる。B級的色合いと役者をそろえて、ソープオペラやTVドラマ的にすすめながら、原色のスーパーの中と完全に白黒の霧との対比が効果をあげる。店内に場所を固定し緊張感を高めていく演出は観客をじらして秀逸。

結局、軍の超常現象研究の大失敗を軍自身が解決していく幕切れ。
ヒーローだった主人公(アメリカ大統領)は絶望と不安の淵(テロと経済不安)に追い込まれたまま…

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