おぴにおん0号

反論、質問受け付けますが、何せ思いつくままなので

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2,000万円騒ぎがうるさい! 年金だけでは老後の生活費がまかなえないから自己資金として2,000万円ぐらい必要、というアレである。
メディアは、生活に困る高齢者世帯が増えるというニュアンスで、連日、騒ぎ立てる。
野党は、年金制度は「100年安心」ではなかったのか!ウソだったのか!と政府を責め立てる。

ホントに世話が焼ける日本人だぜ。いつから老後の生活まで国に依存するようになったんだ。情けない。

私の友人も、おまえの老後は大丈夫なのか?というニュアンスでこの話題を振ってくる。たしかに関心の高いテーマであろう。以前、会社員生活からドロップアウトした別の友人からも、どのくらい貯めておけばいいと思う?と尋ねられたことがある。

週刊誌が定期的に取り上げる話題でもある。その友人が、「老後資金は5,000万必要らしい」との情報を仕入れてきたのは何年も前の話。出費の内訳は説明してくれなかった。高級老人ホームにでも入るつもりかと思った。このときも、金額だけがひとり歩きしていた。

1,000万円ぐらいあれば十分な人もいるはずだ。生活費は人それぞれ。生活の仕方で平均の二倍にもなるし、半額にもなる。
そんなに心配なら、生活費を洗い直し、節約に努めることだ。金を貯めることを最大の目的に生きればよい。

しかし、2,000万円騒ぎに過剰反応する人に限って家計簿さえつけていない。しかも普段の出費はルーズ。
その友人は、私に数百円おごってもらうだけで狂喜するが、持て余すような家を買ってみたり、見栄でクルマを所持してみたり…。自炊せずにファミレスに通い、趣味はパチスロだとさ。

親類にも、子供の教育費などに苦労している割に計画的な支出という考えに欠ける人がいる。専業主婦なのに家計簿をつけていない。住宅ローンを抱え、旦那に70歳まで働いてもらわないといけないと言いつつノンキだ。

住宅ローンといえば、前の職場の上司に、バブル期にあわてて持ち家を購入した人がいた。当然、高値づかみで長期ローン。でもクルマはプリウス。テレビは4K40型。それでいて後輩に飲食代を余計に払わせようとする。

計画性のない人たちは、見栄っ張りで無駄遣いするくせに、他人より得することが大好きだ。

それでなんとかなってきた。家計のことをあまり考えなくても、それなりに生活できた。だから、将来設計を立てるという発想が湧かない。年金があればなんとかなるだろうという気分のまま、老後を迎えることになる。

もちろん、老後の費用を正確に想定することは難しい。医療や介護にどのくらい出費することになるのか。何歳まで生きるのか。だれも答えることはできない。
想定し得ることすべてに備えるなんてことになったら、資金はいくらあっても足りない、という思いも正しい。

しかし、だからこそ、ある程度の計画を立てることに意義が出てくる。生活費は世の中の平均ではなく、あくまでも自分にとって必要な出費を思い描いてみる。現在の生活費を把握すると同時に、節約できる部分を見極める。そこから、抑えたくない支出だって浮かび上がってくる。

そんな計画的思考を経て、万が一の出費は他人に頼るしかないとの諦めが成立する。親類縁者に頼る、保険に頼る、行政に頼る…。事態によって頼る先は違ってくる。

年金も実は保険である。年金給付金は現役世代に頼ることになる。あなたが納付した年金保険料は、上の世代に使われてもう無いのである。
ご存じのように積立金はある。そこからの充当はある。だが制度としては、あくまでも仕送り方式なのである。

年金制度は、計画性のない人が最も必要とするものであろう。計画性のない人は目先の欲望をかなえるために散財しがちだ。老後資金を貯めておくことができない。だから保険料納付を法的に義務付けることによって、老後の資金を確保するよう仕向けるしかない。

貧乏人には保険料納付はつらい。でも年金給付には国庫負担があるから、低所得者には比較的有利な制度と言える。国庫の原資は税金である。つまり、納税額が低い人の年金には、他の国民が収めた税金が充当されている。早死にしなければ、収めた保険料以上の給付金が得られるのはこのためである。
(ただし、少子高齢化が今より進んだ未来は、少しヤバいことになりそうだが…)

制度のことはともかく、年金だけで老後が過ごせると思っていた人なんて、無計画な人生を歩んでいる人たちだけだろう。
弱者に寄り添うことを使命とするマスメディアが騒ぎ立てるのは分からないでもないが、計画性の無さによって窮地に陥る人というのは、本当に弱者と言えるのか。少なくとも生活者としては低レベルだ。そうした人たちをも救済しろとの論調は、一般の人たちを低レベルな生活者に誘導することにならないか。

政治にも似たような誘導がある。弱者救済は政府の義務であるが、“頼りになる国”を演出したいあまり、怠惰な人たちさえも守りますといったポーズをとりがちだ。与野党の政策合戦でも、“こちらの水の方が甘いですよ”といった競い合いになりがち。

こうして、国の施策に頼り、政府に甘える国民ばかりとなる。計画性の無さを反省する機会を失い、面倒なことは考えない方向に進んでいく。低い保険料で充分な給付水準を実現しろ!などと言いだす国民が増えていく。
もちろん理想は追求すべきだ。だがそれが無謀な要求であるならば、それを知らしめ、説得するのが政府だけでなく、マスメディアの役目だろう。

無計画に散財する人が増えることでGDPが増えていく…とでも思っているのか、どうも国民を愚鈍にさせる機能が民主主義には備わっているような気がする。我々は、そのことに自覚的でなければならない。

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