琥珀色のオペラグラス

京アニ事件がショック過ぎてつらい。ぬるアニオタの私ですら、仲の良い親戚の一家を惨殺されたような感覚。

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ラグビーはルールが難しいというのは誤りだ。現に中学生もプレーしているし、大阪の中学生なんかはいっちょまえにいちゃもんをつけてくる。それがなかなか的を射ていたりする。

つまりは中学生でも理解できる。それはある意味当たり前で、ラグビーに限らずどんなスポーツも、ルールは健常な中学生が難なく理解できるものでなくてはならない。でなければ世界的に普及する事は絶対にない。

「ルールは難しいから覚えなくていいよ。ドントシンク、フィール!」みたいなノリには賛同できない。選手がそんな感じならますますラグビーのルールは難しいという固定観念が定着してしまう。

なので、W杯を見ようと思ってる人も、最低限のルールは頑張って覚えて欲しい。ただ、残念ながらルールだけを覚えてもラグビーの理解には繋がりにくい。

ルールよりもまず、ラグビーの構造を理解する方が先決だ。ラグビーは奥が深い。構造といってもそれだけで一冊本が書ける。そこまでは全く必要無い。

ただし、いちばん基本的な原則は至ってシンプルだ。「前に出た方が勝ち」である。

ボールを持った選手が前に出れば、攻撃側の勝ち。タックルで前に出れば、守備側の勝ち。キックの蹴り合いなら、最初の地点から前に進んだ方の勝ち。後ろに下がった方が負け。

そして、レフリーもこの原則に沿って笛を吹く事が多い。例えばボールを持った選手が大きく前に進んだ時。レフリーが真っ先に注目するのは、ディフェンスがしっかり戻りきれているか、誤った位置からディフェンスに行っていないか、といった点である。それと、一か八かの危険なプレー。

つまり、反則は後ろに下がって苦しくなったチームがたまらずやってしまうもの、としてレフリーも見ている。実際、取られる反則のうちの大部分はそうした反則だ。

いい攻撃かそうでないかは、「前に出ているかどうか」で決まる。その理解で十分である。

北島先生の「前へ」はいちばんの原則だからこそ、普遍的なのである。

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