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「離婚判例ガイド」二宮周平・榊原富士子著 有斐閣 (Gender and Law 2005年6月)

改訂版である。初版から10年経て、ずいぶん離婚紛争も変化をとげた。親権決定での母親尊重の後退、DVと面接交渉の関係、財産分与の2分の1ルールのさらなる定着、ローンオーバーの不動産の処理、養育費・婚姻費用の決定方法の簡素化、将来分取立て、間接強制、などなど。なかでも、2007年4月からの年金分割を待って離婚を先送りしているたくさんの人のために、これまでの年金分割のたくさんの判例が参考になる。

http://www.geocities.jp/gender_law/wagam/wagam062805_1.html

書名 離婚判例ガイド 第2版
キャッチフレーズ 近年の動向に注目!全面リニューアル
著訳編者 二宮周平,榊原富士子/著
著者紹介 立命館大学教授,弁護士
発売予定 発売中
判型、頁数 A5判並製カバー付,336
定価 2800 円(税込 2940 円)
ISBNコード 4-641-01862-6
備考  
解説
家族の変容は判例に影響を与え続け,新しい流れが創られつつある。更にDV防止法制定,人事訴訟の家庭裁判所への移管,養育費ガイドラインの策定など,近年の動向が注目されている。このような動きを取り入れ,全面的に見直した最新版。調停・裁判に役立つ法理を提供。
目次
Part0 離婚前の問題
 第1節 婚姻費用分担請求
 第2節 別居中の夫婦に関するその他の問題
Part1 離婚の成立
 第1節 離婚の方法と手続
 第2節 離婚の原因
Part2 離婚の効果
 第1節 財産分与
 第2節 慰謝料
 第3節 不貞行為の相手方に対する慰謝料請求
 第4節 内縁・事実婚の解消
 第5節 離婚と氏
Part3 子どもの問題
 第1節 親権・監護権
 第2節 子の引渡請求
 第3節 面接交渉(面会・交流)
 第4節 養育費・扶養料
 第5節 子の氏
Part4 渉外離婚(国際離婚)
http://www.yuhikaku.co.jp/bookhtml/comesoon/00040.html

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書評
戦争とジェンダー [著]若桑みどり
[掲載]2005年06月26日
[評者]巽孝之 - 朝日

 ブッシュ大統領がイラク戦争を促進するとともに同性愛結婚に断固反対したことは、同時に記憶されなければならない。戦争を起こす男性中心社会にとって必要不可欠なのは一夫一婦制異性愛社会であり、そこから産み落とされる未来の兵士たちであるからだ。かくして著者は皮肉る。「せっせと産む女、せっせと殺す国家、これがジェンダー分業の極北であった」

 さらに本書は、むしろ男性中心社会のほうが紀元前数千年になって登場した一時的な制度にすぎず、先行した母系制社会をあたかも先住民族のように武力で征服したのだ、と見直す。とはいえ男は戦争、女は平和という二項対立は、そう簡単に割り切れない。歴史は女性でも戦争ができることを証明してきたが、いったんそれを受け入れると性差秩序が崩壊し社会全体が危機に瀕(ひん)するために、記録において抑圧されてきたのだと、著者は言う。戦争と性差双方の問題点と解決策を知るのに最高の入門書。

http://book.asahi.com/review/TKY200506280232.html

戦争とジェンダー−戦争を起こす男性同盟と平和を創るジェンダー理論<そもそも双書>
ISBN:4-272-32024-6 本体価格:\1,300-

判型:46 ページ:240
若桑 みどり 著
戦争を止め、平和を創るジェンダー理論とは
歴史上の図像や現代のアニメから独自のジェンダー論を展開してきた著者による渾身の書き下ろし。これまでの長い歴史には戦争を遂行してきた男性の側の戦争論があり、維持・肯定されてきた。一方で男性が書いた反戦論も、現状をみるとほとんど無力だったことがわかる。それなら、歴史上、戦争を遂行する側にいなかったジェンダーである女性が、戦争を止めるために戦争を語ろう。平和を創るジェンダー理論が展開されていく。

【目次】
■序論 理論的前提−家父長制社会とジェンダー

■第1章 ひとはなぜ戦うか−若者を死に赴かせる「男らしさ」の文化的な構築
 1 悲劇の誕生−ホメロスの英雄の死
 2 「死」の美しさを賛美する芸術
 3 破壊の喜び
 4 攻撃は「本能」か?

■第2章 戦争のない時代があった
 1 マリヤ・ギンブタス−女性考古学者の成果
 2 母系制の時代に戦争はなかった
 3 男性支配の開始
 4 家父長家族の誕生
 5 家父長制と女性支配
 6 国家の形成
 7 家族国家と軍事化

■第3章 「男らしさ」と戦争システム
 1 「男らしさ」とナショナリズム
 2 男同士の絆
 3 戦争をつくる男性同盟
 4 敵意のイマジネーション 友か 敵か
 5 他者の絶滅

■第4章 国家、それが戦争を起こす
 1 男たちの「国家と戦争」論
 2 戦争と女性の役割
 3 暴力批判
 4 資本主義とナショナリズム

■第5章 女性差別と戦争
 1 戦争と家父長制
 2 暴力と恐怖による他者の支配−戦争とレイプの相関
 3 戦地における強制売春−従軍慰安婦

■終章 翌朝へ向かって
 1 女性兵士
 2 フェミニズムと平和運動
 3 新しい平和概念の創出
刊行年月日:2005/4/20

http://www.otsukishoten.co.jp/search/Detail.asp?ID=3056

書評

朝日 (2005/06/26朝刊)

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http://www.transview.co.jp/books/4901510304/top.htm

メイド・イン・ジャパンのキリスト教

マーク・R・マリンズ 著  高崎恵 訳
A5判上製・351頁・定価3990円(税込)/2005年5月刊行/ISBN:4-901510-30-4


キリスト教は近代日本にどのように伝えられ、また変容したのか。

内村鑑三らの儒教的キリスト教から、多様化し土着化した日本製キリスト教まで、歴史・思想・民俗研究の空白部分を埋める、初めての包括的、実証的研究。

書評

毎日:養老孟司評 (2005/05/22)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20050522ddm015070106000c.html

朝日:柄谷行人評 (2005/06/26)
http://book.asahi.com/review/TKY200506280247.html

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[直言兄弟]性教育漫画は際物でない! (読売 2005/06/24夕刊)

 弟 お兄さん、私は一おたくとして恥ずかしい!

 兄 何だい、やぶから棒に。

 弟 『ないつぼ』ですよ! 『ないつぼ』のことを刊行後1か月近くも知らなかったんです。こんな面白そうな漫画がアンテナに引っかからないなんて。

 兄 はあ……。で、『ないつぼ』って何?

 弟 やぶうち優『ないしょのつぼみ』(ちゃおフラワーコミックス)ですよ! 「小学五年生」に連載された性教育少女漫画です。今7万部出ているそうですが、いまだに品薄で、なかなか書店で見かけません。

 兄 何でそんなに?

 弟 一つには、作者のやぶうちさん人気でしょうね。『水色時代』をはじめ、思春期の少年少女の繊細な心の揺れを描かせて天下一品。小学生の男の子が女の子に扮(ふん)して芸能界で活躍する『少女少年』シリーズは、私全巻持ってます。しかし最大のポイントは、絵がかわいらしくて「萌え」系だということでしょうね。

 兄 なるほど、小学生読者だけでなく、“大きな読者”たちもときめいていると……。そういえば、「週刊新潮」や、作品名は伏せてるけど某スポーツ紙でも、おたく現象としてちゃかし半分に書かれていたね。

 弟 正直に言います。私も、ややよこしまな考えで『ないつぼ』を手に取ったわけですが、読んでみてさらに自分を恥じました。いい漫画なんです! 大人の入り口にさしかかった少年少女たちの性への純粋な好奇心や恐れ、気恥ずかしさを、実に品良く、さわやかに表現しています。こういう漫画を読める、今どきの小学生がうらやましいくらい。

 兄 性教育漫画といえば、手塚治虫の『アポロの歌』が古典だけれど、発表当時は悪書扱いされたはず。「小学五年生」では10年も前から性教育漫画を連載してきたというから、実はこの分野もしっかり進化しているんだね。『ないつぼ』は啓蒙(けいもう)くさくなく、少女漫画として完成度が高いのがすばらしい。こういう漫画を小学生の時に読んでいれば、我々もおたくにならなかったかも。

 弟 問題が違います! 私が言いたいのは、性の目覚めの場面や、ちょっと際どいせりふが出てくることで、真っ当な性教育漫画が妙に際物扱いされてはならないということです。

 兄 それが今月の直言だね。大人もどんどん『ないつぼ』を読むべし。そして、素直に性を語れなくなった自らを恥じよ!
 
 ●兄・汗太=45歳。やはり手塚の『やけっぱちのマリア』も忘れがたい。
 ●弟・淳=33歳。『ないつぼ』にはまじめに感動。小学生だけに読ませておくのはもったいない。
 
 写真=『ないしょのつぼみ』(c)やぶうち優/小学館

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_detail?isbn=4091370799

ちゃおコミックス
ないしょのつぼみ / 1

ナイショノツボミ / 1
■著者名: やぶうち優
■ISBNコード: 4091370799

■判型/頁 : 新書/192頁

■定価: 410円(税込)
■発売日: 2005/04/27

この本の内容

立花(たちばな)つぼみ11歳!! ちょっぴり内気な小学5年生!! お母さんの妊娠を相談して以来、つぼみと沙耶(さや)は仲良しになった。そんなとき、つぼみは初経を迎え、友達の八重もブラを買い、麗愛(れあ)もむだ毛が生え、みんな少しずつ大人の体に…!? 男の子、女の子のヒトにはいえない、いろーんな疑問。大人の体ってどんななの!? つぼみの性に関する悩みを中心に、ドキドキな恋愛とせつない友情物語をつづった大人気連載作品!!!

書評
ホモセクシャルの世界史 [著]海野弘
[掲載]2005年06月19日
[評者]中条省平 (朝日 2005/06/19朝刊)

 同性愛の罪で投獄された「世界一有名なホモセクシャル」、オスカー・ワイルドの代表作に『ドリアン・グレイの肖像』がある。絶世の美青年が主人公のこの小説にはホモセクシャルな気分がたちこめているが、本書の著者は、「ドリアン」とは古代ギリシアのドーリア人のことだと説く。ドーリア人は戦士の友愛で名高い民族で、彼らが軍隊組織のなかで男子の同性愛を発達させた。この「ギリシアの愛」は、プラトンの『饗宴(きょうえん)』によって神話的な正統性をあたえられる。

 そこから始まり、アレクサンドロス大王、カエサル、ハドリアヌス帝、聖アウグスティヌスと、ホモセクシャル大列伝を縦横に綴(つづ)る海野氏の筆は、「夜の警察」という同性愛取り締まり隊のできたフィレンツェのレオナルドやミケランジェロまで、とどまるところを知らない。

 といって、これはただ面白おかしいだけのエピソード集ではない(むやみに面白いことは事実だが)。

 科学の発達によって、男女の生物学的違いが人間の絶対的区別となったのは、十九世紀後半のことである。その結果、異性と同性という概念が決定的に重要になり、古代からの男色(ソドミー)は、同性愛(ホモセクシャル)と呼ばれるようになった。そして、ホモセクシャルは罪悪から病気へと変質していく。十九世紀末のワイルドの投獄事件は、こうした「ホモセクシャル」成立の分水嶺(ぶんすいれい)と見ることができるだろう。

 本書の根底にあるのは、「ホモセクシャル」を作りだしたのは二十世紀であり、この現象を通じてこそ、二十世紀の社会(とくに文化・芸術)の特徴が浮き彫りにできるという強い確信である。著者はつねにこの問題提起にたち戻り、古代ドーリア人から現代ニューヨークのゲイに至る世界史を、特異な二十世紀論として編み直してみせる。

 なかでもハリウッドの同性愛をめぐる章は圧巻で、タイロン・パワーもケーリー・グラントもゲイだったという話など興味は尽きないが、『風と共に去りぬ』の監督だったジョージ・キューカーがクビになった真相には度肝を抜かれた。

ホモセクシャルの世界史
著者: 海野 弘
出版社: 文藝春秋
ISBN: 4163667903
価格: ¥ 3,360

ドリアン・グレイの肖像
著者: オスカー ワイルド
出版社: 新潮社
ISBN: 4102081011
価格: ¥ 620

http://book.asahi.com/review/TKY200506210225.html

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