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米最高裁、初の女性判事が引退、後任は保守派の情報も
2005.07.02
Web posted at: 17:25 JST
- CNN/REUTERS/AP
ワシントン――女性として初めて任命され、中道派の米連邦最高裁判事として知られるサンドラ・オコーナー氏(75)は7月1日、ブッシュ大統領に引退の意思を伝えた、と述べた。同氏は1981年、当時のレーガン元大統領によって任命されていた。
同裁判事は計9人いるが、オコーナー氏は保守系中道派に位置し、妊娠中絶問題など注目を集める裁判で多数派を決める鍵となる存在だった。ブッシュ大統領は後任人事には触れず、「適切な時期に発表する」と述べた。ただ、今年10月までに交代させたい、との考えを示した。
ホワイトハウス高官は、指名は、英国で来週開かれる主要国首脳会議(G8サミット)後になるとの見通しを示した。大統領は、チェイニー副大統領、司法長官らを交え、後任者人選の作業に入った。
ブッシュ氏はまた、野党の民主党指導部に、後任者を指名した場合、フィリバスター(長時間演説による議事妨害)に訴えないよう求めた。保守派を指名する可能性がある。民主党は、中道穏健派の新判事を指名するよう大統領に促した。
現在の判事の構成は保守派3人、リベラル派4人、中道2人のバランスとなっている。米連邦判事は弾劾されない限り身分が保障される終身制で、定年はない。最高裁判事の入れ替えは11年ぶりとなる。
オコーナー判事は、大統領に送った引退を告げる手紙の中で、夫と過ごす時間を確保したかったとの理由を述べた。50年以上、連れ添う夫は、アルツハイマー病を患っているという。判事からの引退は、後任者が承認された後になるとしている。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200507020009.html
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