“わが谷は緑なりき”〜私の映画ノート

原発のない、戦争のない世界に。そして「縮小社会」に向かう覚悟を。

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おおはくちょうのそら

  yoshikameraさんの素晴らしい白鳥の写真を見て、この絵本を基に、子どもが通っていた幼稚園で人形劇を上演したことを思い出しました。
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4人の子どもたちを同じ幼稚園に通わせました。その間の8年、保護者で人形劇団を作り、年に3回、園で定期公演をしていました。本作は末っ子を出産する直前まで制作に携わった作品です。


 日本で冬を過ごした白鳥たち。春の訪れを前に、次々に北の生まれ故郷へ帰って行く白鳥たちの中に、病気の子どもがいるために飛び立てない白鳥の家族がいます。回復を願いながら家族は祈る思いで日々を過ごします。しかし、弱る一方の子ども。父親は、限界まで待ちますが、子白鳥を残して、家族と共に日本を去ることを決めます…。1988年、ニューヨークタイムズ紙が選ぶ世界の絵本ベストテンに選出された絵本です。

脚本、大道具小道具、背景、人形、音響…全てをメンバーで行いました。
白鳥は、仲間のアイディアで、看護師さんが当時よく使われていた白のストッキングを使い、そこに腕を入れて白鳥の首と顔を表現しました。

正直な気持ちを言えば、私がそれまで人形劇の題材にする基準にして来たのは、「我が子が楽しんだ絵本を劇にする」ということ。この絵本を、実は私の子どもたちはそれ程好みませんでした。ですから少しだけ抵抗を感じていた作品でした。

約二十年ぶりに再読して、この本は親の為に書かれたのかもしれないと思いました。
子白鳥の「死」を、幼児が受け入れるのはかなり難しかったでしょうから。ですから、昨日の朝、2年生のクラスに本読みにこの本を持って行くかどうか、ちょっと考えましたが、持って行って読みました。

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北の国に向かって飛ぶ白鳥の家族


子どもたちは全員、絵本の版画をしっかり見つめながら、私の声に耳を傾けてくれました。
小学校の低学年で、これだけの受け止め方ができることに、私は深く感動しました。

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北の国に着いた家族が見上げる空に広がる亡くなった子どもの姿


この本を、朝の本読みに持って行くかどうか迷った理由は、二年生が子どもの死を受け止められるだろうか、
と思ったのと、もう一つは、20年ぶりに再読した際、涙があふれて仕方なかったからです。
泣かずに読めるだろうか…、その不安があったからでした。

やはり、泣きそうになりましたが、懸命にこらえて読み終えることができました。

閉じる コメント(14)

幼稚園の保護者で人形劇団を作っておられたのですか。

私も一時期読み聞かせをしていましたが、
「おおはくちょうの空」は目にしたことがありません。

自然の中で生きている動物たちは時に、過酷な決断をしなければ
ならないことがありますね。
大人にとっても、とても切ない内容です。
幼い子供さん達にそれが伝わるかどうか迷うところでしょう。

小学生低学年でもちゃんと絵本の内容を受け止めることが
できるのですね。
絵がとても素晴らしいです。

今度図書館で探してみます。

2015/2/26(木) 午後 7:13 shirochan18

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> shirochan18さん、
すぐにコメント頂き、有難うございます。

shirochanさんも、読み聞かせをしておられたのですね。
子どもの本、いいですよね…

>自然の中で生きている動物たちは時に、過酷な決断をしなければ
ならないことがあります
白鳥の父親の決断は、本当に苦しく悲しいものでした。

再読した際には、涙がこぼれました。
これは全て版画によって、場面が描かれています。
その素晴らしさにも魅了されました。

2015/2/26(木) 午後 8:02 alf s mom

以前このお話に似た野鳥のドキュメンタリーをTVで見ました。
自然界は過酷です、動物には動物としての種の存続の本能があります、感動しました、人間の生き方を考えさせられました。
それをきれいごとではなく教えるのが大切だと思います。
おとなが読んでも、これは素晴らしいと思うものを子供に与えたいです。
それと共に子供ですから、押し付けにならないよう、自由に好きなものに親しんでほしいと思います。・

2015/2/26(木) 午後 8:03 じゃむとまるこ

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> じゃむとまるこさん、
本当に自然界は過酷ですね。
白鳥の話ですが、人間に重ね合わせて読みましたので、
久し振りに絵本を開いて、内容を辿った時は、涙がこぼれました。

>おとなが読んでも、これは素晴らしいと思うものを子どもに与えたい
私もそう思っていますし、押し付けもして来ませんでした。

子どもたちのお蔭で、素晴らしい絵本の世界に出会えたことを、私はとても感謝しています。

2015/2/26(木) 午後 8:43 alf s mom

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星空を飛ぶ?
白鳥が星空を飛んで行くのでしょうか
美しい版画の世界ですね
表題の絵も魅力的で 優しさにあふれています。
下の絵には 言葉が見つかりません
ただ 涙 涙するばかりです。

2015/2/26(木) 午後 10:35 yoshikamera

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> yoshikameraさん、
白鳥の美しい写真を見せて下さって、本当に有難うございました。
お蔭で、この懐かしい絵本の素晴らしさを再認識することが出来ました。

北の国までの長い飛行の中で、夜空を飛ぶ白鳥の姿も描かれていました。
昨日、小学生の子どもたちに読む時は、
泣かないようにしようと必死でした。

2015/2/26(木) 午後 11:28 alf s mom

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涙がでそうです・・・

2015/2/27(金) 午前 10:21 楽描亭林住庵

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> 楽描亭林住庵さん、
丁寧に見て下さって、有難うございます。

版画も本当に美しい絵本です。
悲しい別れ…
泣かずに子どもたちに読んであげられて、良かったです。

2015/2/27(金) 午前 10:24 alf s mom

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おはようございます。幼稚園で人形劇までなさっていたのですか?すばらしいですね。読み聞かせもなさっているとのこと。 子供達、きっと心に残っていることでしょうね。
子どもの本はよく読んでやりましたが、この本は全く知らない本でした。
命あるものは死の問題は避けられない問題。最後まで祈るように傍に付き添いながらも置いて行かなくてはいけないという決断、そして最後の絵にも涙を誘われます。
白鳥が飛ぶ姿、私もヨシさんの白鳥の写真を思わせられました。

子どもの絵本は本当に子供達だけの物でなく、大人も読んでほしい本がたくさんありますね。私も子どもを持って一緒に本を読めたことを幸せに思っています☆

2015/2/27(金) 午前 11:01 mimi

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> mimiさん、
人形劇サークルは最初の子が入園した時から既にありましたので、直ぐに私も仲間に入れて
もらったのですが、先輩メンバーと園との間で、もめごとがあり、
活動が休止となってしまいました。それで、また新たに私たちが立ち上げたのです。

とにかく自分が子どもの頃から人形劇は大好きでしたので、楽しんで活動していました。

幼児には、死を理解するのは難しいかもしれませんが、ある程度成長すれば十分に
受け入れられるのだと思います。二年生に読んでやれて、本当に良かったです。
ヨシさんの、昨日の白鳥の写真も素晴らしかったです。
懐かしい本との再会のきっかけを作って頂いて、とても有難かったです。

mimiさんも、子どもさんと多くの本を楽しんで来られたのですね。

2015/2/27(金) 午後 4:58 alf s mom

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最後の絵に泣けそうです。制作に携われたのですか、素晴らしいです。全く知らなかったのでご紹介ありがとうございます☆
もめごとがあった後、また頑張られたのですね、4人もお育てになって、ご立派です。私は男の子2人だけ、女の子ほしかったのですが、好き勝手に暮らしています。

2015/2/28(土) 午後 7:03 hitomi

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> hitomiさん、
人形劇は、本当に好きでしたので、再結成しました。
劇を創る過程は、子どもが小さいこともあって、どのメンバーも
それぞれに大変なことがあったと思いますが、私はとても楽しく創作できました。

子どもの本の世界の素晴らしさは、私の4人の子どもたちが教えてくれたと思っています。

hitomiさんは、息子さんおふたりがいらっしゃるのですね。
女の子の方が、まめに連絡を取ってくれますし、
相談にも乗ってくれる気はします。が、どの子も、心配はいっぱいさせました。

2015/2/28(土) 午後 7:09 alf s mom

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版画、素晴らしい作品ですね。暗い空に飛ぶ姿に、見入ってしまいました。
小さいころから、市内の川に冬になるとやってくる白鳥に餌をやりに、父に連れられて出かけていました。それが鳥インフルエンザかなにかで、餌やりが禁止になり・・・それでもやってくる白鳥たちに、人間の勝手さを思いました。

2015/10/3(土) 午後 11:49 [ datechibu ]

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> datechibuさん
白鳥をご覧になったことがあるのですね。
であれば、余計に物語を身近に感じられるかもしれません。

版画の美しさも素晴らしいです。

この親子の哀しみを、子どもたちもしっかり受け止めることができることに、読んでいて感動しました。

人間の勝手さ、仰る通りです。

2015/10/4(日) 午前 6:11 alf s mom


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