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5月2日は、忌野清志郎さんが亡くなって6回目の命日でした。
「かなり遅れて来た」ファンの私。ファンになったのは、角田光代さんのエッセイの中に書かれていた彼が歌う『君が代』を知ったのがきっかけでした。初めてその歌を聞いて、彼の柔軟なプロテスト精神と愛情のこもった表現力に感動、すぐにファンになりました。 忌野さんは、分かり易い言葉で、私たちが考えるべきことを示し続けて下さっていました。 そのうちのいくつかをご紹介します。 刀を持ったら斬りたくなる。 軍隊を持ったら戦いたくなる。 核を持ったら核爆弾を作りたくなる。 そして平和憲法を忘れてしまう。 「永久に戦争を放棄する。人間は平等である。世界の平和のために国として貢献する」。 日本の憲法第9条はまるでジョン・レノンと同じ ことをうたっているのです。 政治家のみなさん、アメリカに言ってください。 「もう戦争はやめましょう。人を殺したり傷つけるために武器を作るのは、もうやめましょう。そんな何千億円単位のお金があるのなら、平和のために使いましょう。人類は進歩すべきです。今でも世界では戦争が行われていて人々が死んでいます。アメリカさん、僕達と手をつないでいっしょに戦争がなくなるように努力しましょう」、と日本の総理大臣や外務省はアメリカをはじめ世界中に発信するべきだ。 だって僕達はいつまでも自分の国を信じられないでいるんですよ。 (ぼくの自転車のうしろに乗りなよ/第33回/2002年) まぁー単純にこのー、牛乳飲みたいなぁーみたいな。 昔みたいにね、何も考えずにね、飲みたいなーと。 払った税金、一体なんに使ってるのかなーあいつらは、みたいな。 素朴なんで、そんな危険な、なんですか!? 発電所ですか!? 原子力…そういったもの作るんだったら返してもらってですねぇ、好きな車でも買った方が俺は全然嬉しいなーみたいな。たとえ人非人、売国奴と言われてもですね…構いません。(TVK『Live TOMATO』収録/1988年5月) (フジテレビ『僕らの音楽 対談集4』鳥越俊太郎/2005年2月28日収録/ソニー・マガジンズ/2005年8月発行) いろいろなことを偏らずに歌わないと。 妙なラヴソングばかりだと変じゃないですか、いい大人が(笑)。 世間のこととか政治的なこととか、ふつうに歌っていけばいいんですよ。 (週刊プレイボーイ/2004年5月24日号) 今の若いヤツらだって同じだと思うよ。 思想的なことは含まれちゃいないよ。 右寄りでも左寄りでも、そんなことはどっちでもいい。 (週刊プレイボーイ/1999年10月19日号) 「憧れの北朝鮮」 急激に強引に変えられようとする今の日本を見て、存命であれば忌野さんはどう行動されたろうと思います。 |

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詳しくわかりやすくありがとうございます!
随分前に忌野清志郎さんのメッセージに感動しました。
「銃を持ったら撃ちたくなる。
刀を持ったら斬りたくなる。
軍隊を持ったら戦いたくなる。
核を持ったら核爆弾を作りたくなる。
そして平和憲法を忘れてしまう。」
この通りですね。井上ひさしも憎しみの連鎖を断とうというムサシを作ってくれました。小林多喜二を主人公にした芝居もあります。
ナイス&TBさせてくださいね。
2015/5/5(火) 午前 8:26
>なにがいまさら反戦だ、みたいな声も聞かれますがですねぇ
そんな日本人が今の社会を招いてきたんですね〜、見ざる言わざる聞かざる・・・先送りのつけは大きい。
聞いて見て言うことが大事だと考えさせられます。
2015/5/5(火) 午前 8:54
> hitomiさん、
とても分かり易いメッセージです。
決して肩怒らせることなく、時に笑顔で発せられる大事な事、
その姿勢にとても共感していました。
井上ひさしさんも「憎しみの連鎖を断とうという」作品を作られていたのですね。
TB、有難うございます。これから伺います。
2015/5/5(火) 午前 8:57
ナイショさん、
原発事故後、忌野さんのことを、知るようになられたのですね。
私も、名前は知っていても、しっかり彼の歌を聞いたのは
彼が亡くなる数年前でした。すぐにそのメッセージの発し方に魅了されました。
ずっと権力の横暴に目を向けて来られていたのだと、記事を書きながら改めて思いました。
「いかに戦争をしないで済むかを考えてほしい」。私も同じ気持ちです。
そのために最大限の努力を払うのが政治家の大事な役割だと思っています。
共感して下さって、有難うございます。
2015/5/5(火) 午前 9:13
おはようございます。
忌野清志郎さんの事、私は偏見を持って見ていました。
派手なコスチュームに顔の化粧。
でも、様々な事を知って以来、彼は真の意味でのアーティストだったんだなぁ〜と思います。
音楽と言う道具を通して、私たちに大切な事を伝えようと
なさっていたのだと。
柔軟性に富んだ精神の持ち主だったんですね。
生きておられる時にライブを見たかったなぁ〜と思います。
2015/5/5(火) 午前 9:14
午前 8:41のナイショさん、有難うございます。
よろしくお願いします。
2015/5/5(火) 午前 9:14
> じゃむとまるこさん、
「見ざる言わざる聞かざる・・・先送りのつけは大きい。」
同感です。その傾向は今、益々強くなっている気がします。
政権はそれをうまく利用。横暴を許してしまっています。
私たちの未来を「彼ら」が決定してしまわないうちに、
無関心の人たち〜、一緒に考えて…って思います。
2015/5/5(火) 午前 9:18
> shirochan18さん、
お早うございます。
実は私も初めはshirochanさんと同じく「私は偏見を持って見ていました。
派手なコスチュームに顔の化粧。」…そう思って、彼の歌にも全く興味がありませんでした。
記事に書きましたが、変わったのは「君が代」を聞いてから。
>音楽と言う道具を通して、私たちに大切な事を伝えようとなさっていた。
柔軟性に富んだ精神の持ち主…そう気づかされたのは、亡くなられる数年前の事。
私も忌野さんの熱いライブ、是非聞いてみたかったです。
2015/5/5(火) 午前 9:22
私なんかは極端な話、可能な限り清志郎だけしか日本語の歌を聴かないほどですね。それでも、彼でも、PRINCEやBOWIEに匹敵するような曲は書かなかった。
清志郎は高校生の頃で既に抜群の才能が開花していて、その歌を聴けば誰もがそのキラメキに打たれずにはいられないほど。
その黄金の実力は本物であったが、呑気というか無精というか無欲というか、そこで内部的成長が止まってしまっているような気がする。
黄金の実力にも関わらず、客がたった一人になったこともあったらしい。低迷して、荒れた生活。人を傷つけて自殺したという事件があり、人殺しと言われたこともある。
麻雀放浪記で、バイニンは荒れた生活を送るのがほとんどなので、体はボロボロになって60まで生きることはない、という記述があるが、まあ清志郎にもそれがあてはまると思う。クスリもやっていたらしいし。
だから本能的にいかがわしさを感じ取って敬遠するのは、それほど間違っちゃーいない判断だと思います。
2015/5/5(火) 午後 8:19
自分の音楽に、国内に限っては誰からも脅威を受けることがなかったし、ないと断言できたが、その傲慢さから低迷が続き、売れる努力を考えた一端がメイクだったらしい。
RCサクセションといえば清志郎だが、反戦反核を訴えたアルバムには、実はRCのメンバーからも反対されたし、共感を得られないということもあったらしい。盟友仲井戸麗市も乗り気でなかった。作り手がこうなら、まして聞き手においては。。。。
で、RCは実質ここで活動が止まって、清志郎は更に言動を先鋭して、タイマーズというバンドで過激な歌詞で歌うんですが、曲自体は薄っぺらいもんなんですね。強気な姿勢は立派なんですが、あまり頭が働いてなくて、音楽自体にも身が入っていない。聞き応えのある曲は90年代に入って作っていないといえるほどじゃないかと思うほどです。
2015/5/5(火) 午後 9:36
だからなんというか国内消費向きでは途轍もなく優れた音楽家だったと思います。匹敵するものがいない。
しかし冷厳と、PRINCEやBOWIEには並び立っていないし、CULTURE CLUBとでさえ並んでいるか怪しい。
日本では疑いなく一番で、他の奴の歌うのなんて聞いていられないが、残念ながらPRINCEほど素晴らしくはない。
だからどうも呑気で無欲で無精さが、彼の音楽に影響を及ぼしてしまった、反戦反核でさえも。と残念でならないのである。
2015/5/5(火) 午後 9:36
そうか〜命日だったんですね。
大好きなのに忘れてました・・・
君が代を歌っているときの顔は怖いですね。
思いが伝わってきました。
憧れの北朝鮮は初めて聴きました。
確かに近くて遠い国、いつかみんな仲良くなれる・・・忌野さんの愛ですね。
原子力のうたは、ちょくちょく聴いています♪
気にせずやってますって、いいなぁ。
私もそうしよう!!
2015/5/5(火) 午後 11:10
> Schwangerschaftさん、
書かれている事、納得しながら読ませて頂きました。
「本能的にいかがわしさを感じ取って敬遠するのは、それほど間違っちゃーいない判断」。
確かに以前はいかがわしさを感じていたなと思います。
でもステージを離れた忌野さんには、シャイで優しい人柄を感じていました。
「反権力」をずっと叫び続けている歌い手で、かつTVなどには出なくとも
多数のファンのいるシンガーは彼の他には余り知りません。
その点では、応援できる人だと思っていました。
>国内消費向きでは途轍もなく優れた音楽家だった
…そう思います。ただ歌詞に、それを入れない方が…と感じる部分もありました。
2015/5/5(火) 午後 11:16
> ルドルフとイッパイアッテナさん、
改めて、忌野さんが残された言葉と、
多くのメッセージのこもった歌を聞いてみました。
>原子力のうたは、ちょくちょく聴いています♪
私も事故後は、忌野さんの想いを受けとめながら聞いていました。
残された言葉には、忌野さんの生き方がにじみ出ています。
2015/5/5(火) 午後 11:25
この問題と離れてしまうかもしれませんが
個人的には
風刺を込めた歌詞で
印象が強いのは
植木等です。
青島幸男、等が書いています。
笑いの中に高度経済成長の痛烈な風刺が…
植木等の追悼特集をラジオで流したピーターバラカンが、どうして日本には風刺を込めた歌詞が少ないのか、せいぜい一部のフォークくらいしかないという話には同感でした。
忌野のスタンスは
当時あまり共感できませんでした。
反戦や反発以上のメッセージを感じなかったからです。
個人レベルの意見を音楽にそのまま乗せているだけなので…
むしろ日本人の平和への無自覚さを彼は逆の形で体現していたのかもしれません。
海外に目を向けたら
さりげなく
歌詞にはさまざまな課題が盛り込まれています。
例えば、ライクーダーだったかな?
レフティマウス
左利きのネズミ…左寄りのネズミ、といった感じに
2015/5/7(木) 午後 0:33 [ ヤナ・ヤヌー ]
> ヤナ・ヤヌーさん、
結婚前までは、家族の影響もあって完全保守だった私が変わったのは、
結婚してから。
忌野さんの若い頃の歌はほとんど聞いたことがありませんでした。
最初にきちんと聞いたのは記事にも書いていますが、「君が代」。
「こんな風に歌ってもいいんだ〜!」。私には衝撃的でした。
その後の反原発ソングなどは、福島の事故後、忌野さんが亡くなってから知りました。
>忌野のスタンスは
当時あまり共感できませんでした。反戦や反発以上のメッセージを感じなかったから
…以前の歌はそうだったのかもしれません。
ただタイトルにも反戦や反核の意思が明確な歌には、強いメッセージを感じていました。
でも、「完璧」ではないと感じる歌詞もありました。
ライクーダーのレフティマウス、
聞いたことはありませんが、興味があります。
youtubeで探してみます。教えて下さって、有難うございます。
2015/5/7(木) 午後 4:11
もし検索されるなら…
植木さんの歌を検索願います。
遺憾に存じます
なんかいいかな、ビートルズのパクりも相まってお薦めです。
バラカン氏のラジオもいいでしょう、歌詞の解説があるから…
2015/5/7(木) 午後 5:45 [ ヤナ・ヤヌー ]
> ヤナ・ヤヌーさん、
再コメント有難うございます。
改めて聞くと、植木さん歌が上手いですね。
色々検索して見ます。
2015/5/7(木) 午後 6:20