“わが谷は緑なりき”〜私の映画ノート

原発のない、戦争のない世界に。そして「縮小社会」に向かう覚悟を。

外国映画

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ほっとするような映画を見たいと思い、本作を鑑賞。その翌日に見た映画が余りに悲惨で、鑑賞後耐え難い不快感に見舞われましたので、本作を先に見ておいて良かったと思いました。あの気分の悪さでは、とても別の映画をあの後見ようという気にならなかったでしょうから。その作品の感想は明日にでも。

食べること・家族のつながり・旅…流れて行く風景の中で「信頼」と言う言葉が心に広がっていきました。
一流シェフが一流レストランを解雇されて辿る日々が、ユーモラスに柔らかな視線で描かれて行きます。


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2014年、アメリカ映画。監督、脚本:ジョン・ファヴロー、撮影:クレイマー・モーゲンソー。出演:ジョン・ファヴロー、ジョン・レグイザモ、ボビー・カナヴェイル、エムジェイ・アンソニー、スカーレット・ヨハンソン、ダスティン・ホフマン、ソフィア・ヴェルガラ、オリヴァー・プラット、エイミー・セダリス、ロバート・ダウニー・Jr.。

ロサンゼルスにある一流レストランで総料理長を務めているカール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)。自分の出したいメニューを客に提供したいと主張するカールに対して、レストランオーナー(ダスティン・ホフマン)は、従来のメニューに固執します。折り合えないカールは、仲間たちの惜しむ声を後に、店を去ります。

カールが最後にその店で提供した料理を酷評し、ネットで拡散した料理批評家がいました。それに対抗してコメントしたカールの言葉もネット上を飛び交い、バトルへと発展します。

辞めたところで行く当てもないカール。彼は別れた妻のかつての夫の援助もあって、マイアミでフードトラックでのキューバサンドイッチの販売を始めます。そこに夏休中の息子も参加。料理人としての矜持から、息子を厨房に入れなかった彼ですが、息子の意思を受け入れ、更にかつてのレストランでの料理仲間ひとりも加わり、地元で大人気の味となったサンドイッチを移動販売という形で定着させていきます。

その後激しいバトルを展開した評論家とも和解。出来過ぎた感のあるラストへと向かっていきます…


主人公ジョン・ファヴローが監督と脚本も担当していたとは知りませんでした。
主人公のような体形の男性は、米国人特有ですね。作られる料理はどれも、手早く、焼き加減やナイフの入れ方で、とても美味しく見せる撮影がなされていました。でも、やはり、脂質が多く野菜が少ないメニューが多かった気がします。健康を考えれば、どうなのかな、と思いました。

ただ、一流シェフたる手さばきを見せるために、ジョン・ファヴローは、食のプロたちから、相当教えを受けたのでしょう。手元が美しく映されていました。彼が辞めた一流レストランの部下が、職探しが上手く行かず自暴自棄になりつつあった主人公にさりげなく寄り添い、彼のサポートを丁寧に楽し気にやり、新たな道への先導役を務めます。主人公シェフの「腕」への信頼感、軽やかでかつ強いつながりが二人の間には出来ていました。

食の評論家とのバトルで、シェフが「料理が出来上がるまでに料理人たちが、どれ程真剣に時間をかけて取り組んでいるか」というようなことを評論家に激しく語る場面がありましたが、料理は「供される瞬間が勝負」。盛り付け、味、色合い、器、そして温度。「過程」は食する人には問題ではないのです。シェフのその言葉には説得力が無いように私には感じられました。

フードトラックで移動中、郊外を走っていた時、風力発電がおこなわれている地区を通過。人家もある場所。それだけ米国では普及してきているのだなと思いました。

スカーレット・ヨハンソンがとても綺麗。ダスティン・ホフマンも美しく年を重ねていて、ホッ〜。

閉じる コメント(12)

この映画、なかなか面白かったんですけどね(笑)
ファブロー氏、今まで頑張って稼いだお金で、好き勝手にとっても楽しんで映画を撮っちゃいましたという感じですね〜〜^^

2016/2/23(火) 午後 7:27 じゃむとまるこ

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> じゃむとまるこさん
本当に楽しんで作られた映画、という感じでした。
挫折があっても、こんなに上手く行けばな〜という気持ちで見ていました。
エンドロールはかなりたくさんのスタッフ名が書かれていましたが
フードコーディネーターやシェフなど、多くの料理関係者が関わった作品だったのでしょう。

2016/2/23(火) 午後 8:12 alf's mom

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良さそうな映画ですね。
覚えておきます。
ありがとうございまーす。

2016/2/23(火) 午後 8:13 [ 短足おじさん ]

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> 短足おじさんさん
コメント有難うございます。
とっても温かな映画です。
very happy ending movie〜ちょっと出来過ぎかな、と
ヒネクレ者の私は思いました。

2016/2/23(火) 午後 8:20 alf's mom

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記事の写真、シェフの笑顔が良いですね^^
本物のシェフは自分の納得のいく料理を作りたいものだと思います。仲間や家族の温かい協力もあって、成功の形になっていくストーリーなのですね。

この写真の笑顔で、映画を見なくても、ホッとする映画だったんだなということが伝わりました^^

2016/2/23(火) 午後 8:47 mimi

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> mimiさん
お忙しいのに、コメント有難うございます。
本当は、ここまで何でも上手く行くラストにしなくても…という気持ちが残りましたが、
父と息子との関係が、この旅を通して強いつながりを生んだことが
何より私は嬉しかったです。
これだけhappy endingな映画は久しぶりに見ました〜

2016/2/23(火) 午後 8:53 alf's mom

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監督として「アベンジャーズシリーズ」で、大成功をしていたファブローですが、本当に取りたかったのはこういう作品だったことがわかる感動作でしたね。
そこに豪華キャストが出演してきたのが、彼の今までのしっかりした仕事を評価していたんだと思わせました。
笑いの無かった息子がやっと笑ったところが、父親として感動しました。
TBお願いします。

2016/2/24(水) 午前 8:43 atts1964

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こんばんは。
とにかく明るい色彩の映画でしたね。アメリカのいろいろな町もよかったです。
私もレビューしていますのでTBお願いしますね。

2016/2/24(水) 午後 5:41 [ hisa24 ]

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> atts1964さん
アベンジャーズシリーズはどれも見たことがありません。
これとは全く異なる作品のよう。
明るくhappyな展開、重い気持ちを晴らしてくれるような映画でした。
私も息子との新たな関係が築けたところが,この映画のいちばんいいところだと思いました。
TB、有難うございます。

2016/2/24(水) 午後 8:59 alf's mom

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> hisa24さん
やや上手く行き過ぎの感はありましたが、気持ちがスッキリしました。
トラックで行く、途中の風景も良かったです。
料理人、フードコーディネーター…、食に関わる色々な人が
加わってできた作品なのでしょうね。
TB、有難うございます。

2016/2/24(水) 午後 9:02 alf's mom

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なんかこういう爽やかな映画も大事だなと思いますね。父子の映画も好きです。TBさせてくださいね。

2016/2/29(月) 午後 9:57 シーラカンス

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> shi_rakansuさん
超happy ending!ちょっと出来過ぎ感もありましたが
父と息子の「新しい」関係が出来たのが何よりうれしかったです。
それにしても調理シーンの多さ、たくさんのスタッフが関わられたことがエンドロールを見ていて良く分かりました。
TB、有難うございます。

2016/3/1(火) 午前 9:00 alf's mom

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