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ラストに近い場面をを最初にお見せしてしまいましたが、この状況に至るまでの展開をずっと見たいと思っていた作品です。しかし、レンタル店では見つからず。先日youtubeを検索していたら前編を発見、すぐに視聴しました。ところが今度は後編が見つけられず、がっかりしていた所、ギャラさんが「後編もyoutubeにあります」と教えて下さいましたので、検索後見つかった続きを早速鑑賞しました。 進歩的、平等意識を明確に持った若い教師役を原節子が演じています。 昭和24年の作品。それまでの古い価値観が少しずつ、或いは劇的に変容して行っていた時代が、生徒たちとの関わり、保護者や教師たちとの論争の中で、良く描かれていました。 ある田舎町、女学生新子(杉葉子)が金物店の店先で、「母が手元に現金がないからこれを売って」と卵を持たせてくれたと、店番をしていたその店の息子六助(池部良)に言いながら店の中に入って行きます。 六助に依頼されてご飯を炊き、卵焼きをつくる新子。その後色々な話をした後、占い師に手相を見てもらいたいと言い出す新子。連れだって二人で外へ出たところをクラスメートに目撃されたらしく、新子はその数日後、同級生から偽ラブレターを送られるなど、嫌がらせを受けることになります。 不当な嫌がらせをした女性生徒たちの「学校の清い伝統を守る為にやった行為」という弁明を聞きながら、担任の島崎(原節子)は、守る必要のない伝統もあること、そして古い恋愛観の是正を試みようとします。しかし、生徒らの反発は強く、学校内でも大問題となり、島崎の処遇は理事会の採決を経て決定されることになります。 私の母は「そう言う考え」をずっと持っていた人でした。それに反発するかのように姉は自由に振る舞いました。 女学校のそれまでの「伝統」汚す、所謂「不純」な関わりを男子学生と持ったと勘違いされた女子学生が受けた同級生らからの非道な嫌がらせ。それに決してめげなかった女子学生、そして様々なそしりを受けながらも、自分の主張を曲げなかった新任教師。 あの時代(今はもっと息苦しいかもしれませんが)、長いものに巻かれずにいるためは、強い信念が必要だったはずです。その強い意志を持った教師を、原節子が好演していました。男女平等、因習の打破…新しい時代の到来を感じさせた希望に満ちた作品でした。 教師と生徒との間で起こった「問題」が、同僚教師や保護者、生徒の中でどう克服されて行くかの展開にやや物足りなさは感じられましたが、あの明るい未来を感じさせるendingを見たら、もうそれでいいという気持ちになりました。 若い池部良(31)、今話題のディーンフジオカに似ているな…と思いながら見ていました。 |

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この原作は,
中学生の時に読んだのかな。小学生?。どちらだったかなぁ。家に,文学全集があったので,
面白く読んだ記憶が。
2016/3/17(木) 午後 10:53
> 電脳写真工房さん
もしかすると小説の方がもっと面白かったかもしれません。
小学生の頃読んでおられたらたのだとしたら
既に「青春レンアイ」路線のレーンに乗っておられたのですね〜
2016/3/17(木) 午後 11:11
> alf's momさん
多分,同じ頃谷崎潤一郎も読んでたのではと。でも,高学年の頃だと思いますよ。意味は全然といって良いほど分からなかったような気が。
2016/3/17(木) 午後 11:17
> 電脳写真工房さん
そうでしたか。私は高学年の頃、谷崎純一郎は知らなかったかもしれません。
完全には分からなかったにせよ、挑戦されたところは凄いです。
学生時代の読書って、その後の人生に大きな影響を与えますよね。
2016/3/17(木) 午後 11:28
確かに単純化しすぎている気もしますが、若い明るい希望が心地よくありますね。
TBします。
2016/3/17(木) 午後 11:52 [ ひろちゃん2001 ]
そうなんだ。青い山脈って、歌しか知りませんでした。
なかなかの内容なんですね。
2016/3/18(金) 午前 6:04 [ baldman ]
おはようございます。
「青い山脈」お年寄りのサロンでは、必ずこの曲がリクエストされます。自転車のシーンしか知りませんでした。
alfさんは色んな映画を鑑賞されていますが、てっきりビデオ店で借りておられるのだと思っていました。You Tubeでも観れるのですか。
お金が要りますか。私のPCはノートパソコンで画面が中くらいです。こちらは田舎ですのでビデオ店に行っても昔の洋画も邦画も少ないようです。青い山脈、是非観たいものです。
2016/3/18(金) 午前 6:35
> ひろちゃん2001さん
単純化され過ぎの感、確かにありました。
でも全編から漂う明るい未来の到来への希望、
とても心地よかったです。TB,有難うございます。後ほど伺います。
2016/3/18(金) 午前 7:02
> bald manさん
そうですね、藤山一郎さんの歌で大ヒットしたようです。
戦後の日本に明るい希望をもたらした映画であり、歌だと思います。
私も大好きな歌で、コーラスの仲間とも合唱したことがあります。
2016/3/18(金) 午前 7:04
> shirochan18さん
お年寄りも良く親しまれた歌なのだと思います。
明るい希望を届けるメロディと歌詞、いい歌ですよね。
私も「老人会」の催しでコーラス仲間とこの歌を歌いに行ったことがあります。
この映画はyoutubedで視聴できます。以下を検索してください。
https://www.youtube.com/watch?v=WkePJxZo450(前編)
https://www.youtube.com/watch?v=bRC0F7zRRqA(後編)
2016/3/18(金) 午前 7:09
今の人達には微笑ましいような内容ですが、当時は大ヒットしたようですね。その後、5回もリメイクされていますから根強い人気があったのでしょう。他の石坂作品もいっぱい映画化されていますね。
2016/3/18(金) 午前 7:11
> ギャラさんさん
音楽のヒットと映画のヒット、当時の、「それまでの抑圧された思いを」一気に吹き飛ばすような明るさが、人々を引き付けたのだと思います。
若い池部良があんなにカッコと良かったとは!とても30代には見えませんでした〜
石坂作品、中高生の頃、数冊読みました。
2016/3/18(金) 午前 9:30
alfさん、早速おしえて下さって有難う!
時間ができたら是非鑑賞します♪
2016/3/18(金) 午後 1:01
かなり前に観た作品ですが、女性の人権が認められた戦後民主主義を肯定するストーリーであると共に 原節子に協力的だった男子教師が暴漢に襲わたり、社会派映画ぽい一面も感じました。まあ監督は某党員の人なので…。
池部良は俳優を引退しても文筆家として活躍し、80歳を越えてもインタビュー本での頭脳明晰さ、記憶力の確かさには驚異的な物がありました。
2016/3/18(金) 午後 3:53 [ uzimusi58 ]
「青い山脈」、映画も小説の大好きです。女の子に恋をすることを覚えたり、戦争で亡くなった父兄を冒涜した体育教師に反発して授業放棄を宣言したり、同級の女生徒たちと20キロほど離れた公園までサイクリングしてボートに乗ったりと、映画のままの思春期だったので、忘れることができません!
2016/3/18(金) 午後 7:15 [ ゆく ]
こんばんは。
ほとんど覚えていませんがもう70年近く前の映画ですね。たしか芦川いづみ
が先生役だった「青い山脈」もありましたね。
2016/3/18(金) 午後 9:30 [ hisa24 ]
> shirochan18さん
前後編に分かれていますので、3時間近くの上映時間になります。
どうぞ、時間のゆとりのある時を選んで、お楽しみください。
2016/3/18(金) 午後 11:14
> uzimusi58さん
「社会派映画ぽい一面」も大いに感じられました。
原節子の言動が新しい時代の到来を告げていました。
そこに多くの人が共感したのだと思います。
池部良、本当にカッコ良かったです。
引退後は文筆家としても活躍されたのですね。著作を読んでみたいです。
2016/3/18(金) 午後 11:18
> ゆくさん
本当に熱い「青春時代」を送られたのですね。
正に「青い山脈」の世界そのものです。
原作も読まれているのですね。
明るい未来を感じさせるラスト、とても清々しいエンディングでした。
2016/3/18(金) 午後 11:21
> hisa24さん
戦後に明るい希望が満ち始めた時代の物語なのだと思います。
芦川いづみが先生役の映画もあるのですね。
沢山リメイク版がつくらているよう。でも私は、これが見られたので十分です。
2016/3/18(金) 午後 11:23