“わが谷は緑なりき”〜私の映画ノート

原発のない、戦争のない世界に。そして「縮小社会」に向かう覚悟を。

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旅行から帰宅後読んだ5/5の朝日朝刊にあったのは「『核なき世界』カナダから〜吉永小百合さん朗読・坂本龍一さん伴奏〜」の記事。安らかな思いになりました。その様子を伝えるバンクーバー新報http://www.v-shinpo.com/local/2280-110-16247844の記事を下にまとめます

平和な世界を願って 原爆詩朗読会 吉永小百合さん ピアノ伴奏 坂本龍一さん

 5月3日、UBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)のチャンセンターで、女優の吉永小百合さんによる原爆詩朗読会が開催された。音楽家、坂本龍一さんのピアノ伴奏とともに語られる言葉は、核兵器のない平和な世界を願う祈りのように会場を満たした。 
 
坂本龍一さん(左)のピアノ演奏をバックに詩を朗読する吉永小百合さん
詩とピアノの美しい共演
催しは、UBC日本研究センター、Liu Institute for Global Issues、The Simons Foundationの主催、朝日新聞社とNHK他の共催で行われた。会場のテラス・スタジオ・シアターはUBCの学生を中心とした観客でほぼ満席に。開会の挨拶や核兵器廃絶を訴えるスピーチの後、UBCアジアン・スタディーの学生4人が、佐藤紫華子さんの東日本大震災による原発事故の詩4編をそれぞれ英訳し朗読した。

「カナダにおける『第二楽章』」という公演のタイトルは、30年にわたって広島と長崎の原爆詩、福島の原発事故に関する詩の朗読を続けている吉永さんがCD化した『第二楽章〜The Second Movement』に因むもの。
坂本龍一さんはスピーチで、武器であろうと電力であろうと核と人間は共存しないということを強く訴えた

吉永さんは、『序』(峠三吉)では日本語と英語、『生ましめんかな』(栗原貞子)は英語で、というように変化をつけながら朗読。美智子皇后が英訳をしたという『降りつむ』(永瀬清子)は、UBCのコースを修了したクララ・クマガイさんが英語で、続けて吉永さんが日本語で読んだ。坂本さんのピアノ独奏のあと、福島の詩(『詩ノ黙礼』(和合亮一)から3編、『ふるさと』(佐藤紫華子)、高校生や小学生が書いた詩2編などが朗読された。

学生たちとの交流も
〜参加者の感想より〜
・「2人のコラボがとても良くて感激しました。もっと日本の各地でこういうイベントが活発におこなわれればいいと思います」(岩瀬正幸さん・UBCで教育研究の博士課程)。

・「すごく感動しました。最初の言葉からちょっと泣き出してしまいました。『こどもをかえせ』という言葉は意味深いです」(シンシアさん・UBCで日本語を学んでいる学生)。

・「原発が福島の人たちの生活を破壊してしまったことがよくわかり、胸に迫ってきました」(アランさん・同上)。

・「坂本さんのピアノがゆったりと穏やかなのと、吉永さんの圧倒的な詩の表現のコンビネーションが良かったです。子どもの詩は純粋なだけに胸にぐさりときました」(田尻碧さん・UBCで心理学専攻)。〜引用以上



アベノミクスは明らかな失敗であるのに、誇らしげにヨーロッパで「世界の経済政策」についてスピーチする日本の首相の厚顔無恥。見ていて、こちらの方が気恥ずかしくなります。
それに対して吉永さんの地道な、反戦を訴える静かな活動は多くの人の心にその思いが届きます。坂本さんとのコラボで、それは更に深く、聴き手の心に沁みて行ったことでしょう。

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