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沖縄県うるま市の女性会社員(20)が強姦され、殺害され、遺体が遺棄された事件は、沖縄県警の捜査関係者からのリークがなければ、サミット前に明るみに出ることはなかったかもしれません。
政府関係者は、この事件を「悪いタイミング」と発言。殺害女性の無念とご遺族の悲しみを踏みにじる、非情過ぎる言葉です。 夕方1人で映画を観に行ったまま、6歳の永山由美子ちゃんが、行方不明に。 由美子ちゃんは、翌日死体で発見されます。犯人は、由美子ちゃんを車で拉致して、嘉手納基地に連れ込み、軍の施設内で何度も何度もレイプし、最後には殺し、その遺体を嘉手納の米軍部隊のゴミ捨て場に捨てた。由美子ちゃんの死体は、まるで鋭利な刃物で下腹部から肛門にかけて切り裂かれたようだった。 その内容を読み進むうちに、余りの悲惨さに全部を読み通すことが不可能になりました。 これだけの犯罪を認識しながら政府は何故「綱紀粛正」や「再発防止」を米軍に呼びかけるだけで何もして来なかったのか。事件の背景に米軍の「被征服者」への差別意識と「征服者」としての優越意識を感じます。 翁長知事の、政府やアメリカに対する毅然とした態度に、「もうこの事件を最後に」という強い意思を感じます。 「できる事は全てやるという首相の言葉は、やれないことは全てやらないとしか聞こえ無い」。そう仰った翁長知事。首相に沖縄の声に寄り添う行動ができるとは、到底思えません。 戦後70年。日米の関係が「対等」になるのはいつのことなのでしょう。 うるま市の事件を受け、うるま市議会は24日午前、米軍基地の整理・縮小を含めた日米地位協定の抜本的な見直しなどを求める抗議決議案を全会一致で可決。また那覇、名護両市議会も相次いで抗議決議などを可決 。同趣旨の抗議決議や意見書を可決する動きは県内各市町村に広がっています。 うるま市議会が抗議決議可決 那覇、名護も 毎日新聞 5/24米軍属の事件に抗議する決議案などを可決した那覇市議会 うるま市議会の抗議決議は「米軍人・軍属による事件事故が発生する度に再発防止策と綱紀粛正を訴えてきたにもかかわらず、またしても市民が犠牲となる凶悪事件が発生したことは断じて許せず、激しい憤りを覚える」と指摘。その上で「日米両政府はこうした凶悪な事件が戦後70年余も幾度となく繰り返されている事態を重く受け止め、これ以上の沖縄県民の犠牲を断ち切るべく、実効性ある抜本的な対策を講じるべきだ」と求めた。決議の宛先はオバマ米大統領など。
24日にはうるま、那覇、名護3市のほかに、金武町、西原町、南風原町でも可決する見通し。25日以降も沖縄市、宜野湾市、糸満市、浦添市、読谷村、嘉手納町、北谷町、北中城村、中城村、今帰仁村で、それぞれ抗議決議案などが可決される見通しだ。 遺体の発見現場となった恩納村では23日に「再三抗議要請しているにもかかわらず、事件が繰り返されることに激しい憤りを禁じ得ない」などとして、米軍人・軍属の綱紀粛正の徹底などを求める抗議決議案を全会一致で可決。石垣市議会も20日に抗議決議案を可決している。【佐藤敬一、比嘉洋】
【米兵による戦後沖縄の女性に対する犯罪】
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地震が子どもたちの心に残した爪痕の大きさを思います。
私たち大人は色々な怖ろしい体験を経てきたことで、今回の地震の怖さも、その一つとして
薄く記憶に残すだけですが、生れて初めてあれ程の恐怖を味わった子どもたちにとっては、 その思いが消えないのは当然だと思います。 また、避難所でのプライバシーのない生活、閉塞した空間での暮らしは、 心の平穏と心身の自由な動きを奪っていく事でしょう。 一日も早い、新たな住まいでの、家族だけでの生活の開始が望まれます。
<熊本地震>子供の心、深い傷…乱暴な言葉、赤ちゃん返りも毎日新聞 5月21日(土) 「おい、クソジジイ」。熊本県益城町の避難所の小学生の口から、次々ときつい言葉が飛び出す。園児は赤ちゃん返りし、いつまでたっても泣きやまない。震度7の激震を2度経験した子供たち。避難所で約5時間一緒に過ごし、深い心の傷を見つめた。【福岡賢正】 避難所には約20人の子供がいた。中3女子生徒に背負われた小4女児が、私(記者)に延々と攻撃的な言葉をぶつける。「おい、クソジジイ。お前、えらそうだな。えらそうに、このオッサン」。小3男児も体が触れただけなのに「おい、足蹴るなよな。コラ」と突っかかる。 児童虐待の取材をした際に接した被虐待児が里親などに示す「試し行動」とそっくりだ。心に深い傷を負って不安や恐怖を抱え込んだ子が、大人がどこまで許容するのかを試す無意識の行動だ。 「ごめんごめん、痛かったやろ」と言いつつ、あまり相手にせず、女子生徒に知人について書かれた新聞記事を見せていると、「ジイサン、ジイサン、オジサン、オジイサン。コラ、俺にも見せろ」と小3男児がわめく。 近くに座る高1女子生徒の膝の上に幼稚園年中の男児がいた。和やかだったが、年中男児は何かを要求し、女子生徒に断られると、地面に突っ伏して泣き出した。10分たっても泣きやまない。典型的な赤ちゃん返りだ。 年中男児が怒ってぶちまけた遊び道具を私が片付けようとすると、中1の男子が「いいよ。自分で片付けさせる」と止める。この男子生徒に「この1カ月、どうだった」と尋ねる。「まっ、いろいろ大変ですよね。でも俺は大人だから。友達と電話で『お前、生きとる?』みたいな。余裕余裕。楽勝楽勝」。懸命に背伸びしているように見える。 攻撃的な言動の2人の小学生について、それぞれの母親に話を聞くと、「みんなと一緒だと偉そうにしてるけど、夜になると怖がって。絶対1人になれないし、トイレも1人じゃ行けない」と口をそろえる。 2人の母親のうち1人は、自宅が片付き、避難所を出られるのだが、ここで過ごす。子供が自宅を怖がるからだ。もう1人は最近家に帰ったが、昼間は避難所にいる。「夜はあの子、毛布かぶって縮こまって寝てます」 2人の夫は一方が単身赴任中、もう一方が4月16日の本震の翌日から休みなしだ。2人は「生活するのに稼いでもらわんといかんから」と笑った。 ◇周りは余裕持って トラウマを負った子のケアに詳しい井上登生医師(発達行動小児科学)の話 心に恐怖を抱えると、自分を勇気づけるため攻撃的な言動をよく取るし、赤ちゃん返りや逆に頑張りすぎる子も。周りの大人が余裕を持って、大丈夫だよというメッセージを送り続ければ、時間はかかるが次第に症状は治まっていく。 |
コメント(41)
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在尾張さんの記事にあった吉川晃司の言葉
ドラマをそう真剣に見た訳ではありませんが、「下町ロケット」での存在感、実にカッコ良かった。
上の発言も、芯が通っています。そして被爆2世の吉川さんは以下のような活動も。
吉川晃司さん、イマジン独唱 原爆の日に、広島−阪神戦で「原爆の日」の6日夜、マツダスタジアムで行われたプロ野球広島−阪神戦で、被爆2世の歌手、吉川晃司さんが始球式を行った。五回終了時には爆心地から1.8キロで被爆したピアノの伴奏でジョン・レノンの「イマジン」を独唱。スタジアムは大歓声に包まれた。
吉川さんは広島県府中町出身。2012年年には母校の町立府中小学校の児童から依頼を受け、核兵器廃絶と平和を願う歌「あの夏を忘れない」を一緒に制作した。平和への思いが強く、この日の始球式を引き受けたという。
始球式で吉川さんは「8.6」の背番号が入った広島東洋カープのユニホームを着て登板。ノーバウンドで捕手のミットに投げ込み、「一球入魂で平和を祈願した。この日に始球式をできたことは意義深い」と語った。(産経新聞・2013・8/6) |

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確かに試合が何度も中断し、もたつき、選手の意識に悪影響を及ぼすのではと心配になる程でしたが、タイの監督にも言い分があるのは理解できました。審判の試合進行の拙さも、目に付きました。驚いたのはこの試合結果を伝える報道内容。第5セットで途中まで負けていた日本が勢いを取り戻すきっかけになったのはタイからもらった「警告」による2点。それはその晩のどのスポーツニュースでも、翌日の新聞でも全く触れられていませんでした。 ほとんど目にすることができませんでした。大事な原発政策の表明であるにも拘らず。 政府、もんじゅ存続表明へ 機構に代わる受け皿探しは難航産経新聞 5月15日(日)7時55分配信 原子力規制委員会が廃炉も含めた運転主体の見直しを勧告していた高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)について、政府が存続の方針を表明することが14日、分かった。文部科学省の有識者検討会が月内にも報告書をまとめた後になる見込み。規制委が文科相に対し勧告の回答期限のめどとしていた「半年」はすでに過ぎているが、いまだ現在の日本原子力研究開発機構に代わる受け皿の具体案は出ておらず、実際の存続は不透明な状況にある。 高速増殖炉開発の歴史は事故の歴史であり、実用化は遅々として進まず、後から開発された軽水炉が主流となり、結局主要先進国はすべて増殖炉開発に見切りをつけて中止しました。 もんじゅ・リニア・五輪。全てオワコンです。(オマケ/東京都知事選が行われた場合の候補のトップに挙げられているあのH氏も) |
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30分ほど視聴後、続きは翌日に、と思っていた所、突然襲った地震。その後映画鑑賞の気分にはなれず、そのまま返却。地震後ひと月を経て、漸く続きを見たい気分になり、再レンタル。
美しい4人姉妹(岸惠子・佐久間良子・吉永小百合・古手川祐子)の物語に引き込まれて行きました。 谷崎潤一郎の同名小説を市川崑監督が映画化。ある旧家の4姉妹それぞれの一年間の物語が、三女の縁談話を中心に、四季折々の風物を織り交ぜて描かれていきます。4人の、日本を代表する主役級の女優たちの、日本の風景に溶け込んだ素晴らしい「和の美」。市川監督の映像美に魅了されました。 1983年。監督:市川崑、原作:谷崎潤一郎『細雪』、脚本:日高真也、市川崑、撮影:長谷川清、美術:村木忍。出演:岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子、伊丹十三、石坂浩二、岸部一徳、桂小米朝、江本孟紀、小林昭二、常田富士男、浜村純、小坂一也、横山道代、三宅邦子、細川俊之、上原ゆかり、三條美紀、根岸明美、白石加代子、仙道敦子、頭師孝雄、橋爪淳。 大阪・船場で長く力を誇って来た由緒ある商家蒔岡家。主人が奔放な経営をしたために家運が衰え、斜陽化、家業はもう人手に渡っています。 両親が亡くなったその旧家に残された4人姉妹。映画の舞台となるのは昭和13年の大阪。長女は銀行員と結婚して本家に暮らし、次女も結婚して分家となり、夫と子どもたちに加え、妹二人(雪子・妙子)を引き取って暮らしています。姉妹にとっての一番の問題は三女雪子の結婚問題。
沢山の縁談が持ち込まれるのに、中々雪子の意に沿う話は舞い込みません。 一方四女の妙子は、5年前に駆け落ち事件を起こし、姉妹を慌てさせたことがありました。その後も、妙子は自由な生き方を貫きます。 京都嵯峨の料亭での4人姉妹の花見の場面から始まった本作。雪子の縁談話を軸に、姉妹に起こる様々な出来事が日本の美しい四季の情景を背景に描かれて行きます。 女優たちの和服姿。その着こなしは勿論のこと、選ばれた着物の美しさ…。また室内の調度品の味わい深い芸術性、襖絵などにも繊細な配慮が…。衣装、美術担当の方々の素晴らしいセンスを感じました。 最も印象深かったのは、三女吉永小百合。彼女の映画はほどんど見たことがなく、ブログを始めてから見たのですが(『キューポラのある街』『おとうと』『北のカナリアたち』)、私にはどれも(当たり前ですが)「吉永小百合」にしか見えませんでした。しかし、この映画の中の彼女は、確かに旧家の三女「雪子」でありました。 |

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