オーストラリアの海岸沿いに 『荒野の墓標』 と呼ばれる場所があります。
ピナクルズと呼ばれるナンバン国立公園内の広大な砂地に平たく大きな岩石が無数に、そして無造作にあります。
まるで、ばら撒かれたように突き刺さっています。このビクナルは原生林が侵食された石灰岩です。
ピクナル(Pinnacle)英語では 『物の頂点』 と言います。
歴史を語るの墓標と言うメッセージなのかもしれません。
幾何学を解明したギリシャ。
幾何学王国とも呼ばれる帝位を会得した、ある数学者の墓標は、彼の人生を現わすものでした。
彼の名は、ディオファントス。
代数方程式・algebraic equation(代数の代わりに文字を用いた方程式)を用いた、
「アリトテティカ13巻き」 を書き残した数学者です。
かれの墓標には
「ディオフォントスはその生涯を1/6は少年、 1/12を青年、1/7を独身として過ごした。
彼が結婚してから5年で子供が生まれ、子供は父より4年前に、父の年齢の半分でこの世を去った」
こう記述されています。
彼の残した代数方程式を用いた計算してみましょう。
彼の寿命をX年と置くと、
1/6 x + 1/12 x + 1/7 x + 5 + 1/2 x + 4 = x
X=84
彼は84歳で死去しました。
当時、ギリシャでは負の数(マイナス)は不吉な物とされて避けていましたが、
インドの数学者パーサカラが +−の様々な様式方程式を解きました。
日本では、中国から伝えられた算木と言う木の棒を用いる天元術を改良した数学者・関孝和。
算数聖人と謳われた関孝和は、筆算だけで解ける数学を発表した。
これが後に論理的なツルカメ算を導く、数学の土台見地となります。
数学は解(答え)を求めるか、解なし(存在しない)。 のどちらか1つの答えです。
解に至るまでの解き方や式は数通りの選択がありますが、結果。つまり答えは1つしかありません。
数学者達が残した墓標は何を語るのでしょうか。
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