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まずは無意識の行動を意識すること 自覚することが癒しの一歩です。
インナーチャイルド療法を受けに来られる方で
いわゆる精神的・肉体的にひどい虐待にあっていた人ほど
虐待を受けたことに気づかなかったり
虐待を受けるのは当然だったように思っていらっしゃる方が多いのに驚きます。
あの時は「自分が悪かったから」「自分がいい子じゃなかったから」と
大人になっても自分を責め続ける一方で
いい親のイメージで両親を理想化したり 親を弁護していたりします。
心優しくて思いやりのある方ほどつらい思いをしています。
また 子どもは親がいないと生きていけないのですから 親を嫌いになりたくないのです。
虐待というのは 肉体的・性的に直接的に虐待を受けることはもちろんですが
言葉やいろいろな方法で辱められたり あるいは無視されたり
親のケアをしたり なだめる役割をして 精神的に傷ついた事も虐待だといわれています。
まずは自分が傷ついたチャイルドだったことを受け入れることが 癒しの一歩になります。
★参考書籍
『インナーチャイルド』ジョン・ブラッドショー NHK出版 には
インナーチャイルドについての説明だけでなく
インナーチャイルドのチェックの仕方や
「自分でできるインナーチャイルドの癒し」についても書かれていて
自分で気づいて癒していけるワークブックとしてお勧めの本です。
★傷ついたインナーチャイルドの癒しの途上で
子どもは自分が生きていく為に 親に愛される為に 親を理想化し
「私が悪かったから殴られた」 「ぼくがいい子じゃなかったから、大声でどなられた」と
自分は悪い子た゜と思うようになり 自分のせいにして自分を責めることを覚えます。
そして それが長年の習慣になっています。
しかし 一旦傷ついたインナーチャイルドに向き合い始めると
しばらくは親や周りの大人を許せない時期があるかもしれません。
そして 親を責める自分を責めてしまう またそういう自分に気づいて落ち込んだり
そういう自分を責めている自分がいることに気づことがあるかもしれません。
でも それはインナーチャイルドの癒しの途上で誰でも通る道ですから
がっかりしたり あきらめたりしないでください。
むしろ 今までそういう状態でがんばってきたインナーチャイルドをほめてあげましょう。
また 癒しの途上にいる自分を「よくやっているね」とほめてあげましょう。
誰に気兼ねすることもありません。
親の事がしばらく許せない 顔をみるのもイヤだと思う時には
少し彼らと距離をとってみてください。
親と仲を悪くする為や 親を憎んだりうらんだりする為の
インナーチャイルド療法ではないのだということを 覚えておきましょう。
親の子ども時代のことを聞いてみたことはありますか?
彼らもまた 傷ついたインナーチャイルドを抱えており
彼らにしては精一杯ベストを尽くして子育てをしたのです。
彼らが思う「良かれ」と思う方法で・・・
彼らも恐怖を抱えて 愛して欲しいというチャイルドをもてあましていたのかも知れません。
まず その世代間連鎖を断ち切り 乗り越える為にも
ご自分のインナーチャイルドを大切にしてください。
そして 親を責め続ける事は 自分の中に憎しみや悲しみや
重い罪悪感や自己憐憫の気持ちを持ち続けることでもあります。
親がかわいそうだから許すというのではなく いつまでもそういう重いエネルぎーを持ち続ける
自分がかわいそうだということに気づいて それを手放して軽くなりましょう。
自分が幸せになってくると自然に心の中で親を許し 和解し 理解し 心から感謝し
愛することができる日が来ることでしょう。
そしていつか そういう体験を学びとして選択して 生まれてきた自分自身を許して
自分自身を大切にし 愛することができる日が来る事でしょう。
今がたとえつらくても 苦しくても そういう日が必ずくることを信じて
「傷ついたインナーチャイルドの影響」を自覚することによって
その中から きらっと光る 気づきと 学びを見つけることができて
本来の「ワンダーチャイルド」が 活き活きと 輝きだしますように!
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