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中国が4月17日に月に向けた無人の人工衛星打ち上げを計画している。 中国は月面に存在する*ヘリウム3の採掘を最終的な目的としており、段階的にこれを進める計画を持っているという。 中国は人工衛星を打ち上げた後、3人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船で地球を周回し、来年は宇宙遊泳を計画。 その2年後には月面車による探査、2020年には月面の成分を採取し、地球に持ち帰る探査機を打ち上げるという。 計画の実行には月面採掘機などをつくる必要があり、膨大な資金と10、20年単位の時間がかかるが、地球科学の専門家は 「資本家とのネットワークのある共産体制であれば資金もこれらをやり遂げる能力も持つことができる」と遂行する可能性は高いとの見方を示す。 *ヘリウム3・・・クリーンで安全なエネルギーとされ、核融合発電の燃料になる。 中国、ロシア、アメリカ・・・ これまで環境問題に消極的だったはずの、これらの大国の姿勢に明らかな変化が出始めている。 <地球温暖化報告書>米長官「同意」表明 義務付けには慎重 エクソン・モービル 「排出規制」に歩み寄り ホッキョクグマを温暖化から守れ 米、絶滅危惧種に指定の方向へ 【中国】北京に「排出権取引所」 中国と国連、年内設立目指す サハリン2環境問題を理由に乗っ取り? ほかにも多々あるが、これらの国に共通していることがある。 それは「環境問題で金儲けしてやろう!」というあからさまな思惑だ。 (アメリカが京都議定書を離脱したのも、自国の経済に影響がでるのを恐れたからである。しかしフォードやGMのように結局は環境問題に取り組まなければ負け組みになってしまう) もちろん環境問題に取り組むこと自体は大歓迎である。 しかし、金儲けが前提である限り素直には喜べない現実がある。 なぜかというと、これらの国により‘環境市場が独占’されてしまう恐れがあるからだ。 その結果、発展途上国のような‘(技術を)持たざる国’と‘持てる国’との格差が広がる恐れがある。 ちょうど世界恐慌を思い浮かべるとよいだろう(その後第二次世界大戦が勃発した)。 世界規模で少なくなった資源をめぐる争いと平行して、技術の奪い合いが発生する可能性もある(考えすぎだと思いますが)。 それを防ぐにはやはり、環境市場を‘先進国と途上国でともに作り上げる’必要がある。 たがいに人材交流や技術の共同開発を行い、世界規模で拡大する環境問題にともに立ち向かう必要がある。 話は最初に戻るが、今回一番言いたかったことは、「環境問題とビジネスをいっしょにしてはいけない」ということだ。 利益(金)がないことにどうも真剣に取り組めないのが人間の悪いところである。 しかし、逆に利益が絡んでくるとよからぬ方向に向いてしまう。 地球が私たちに最後の警告を発している。 そして、私たちが変わるために少しの猶予を与えてくれた。 今、人類がおかれた立場を理解しなくてはいけない。
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しっかりしたご意見をおもちで感服いたしました(^^)現状の認識をたくさんの人がすべきですね。
2007/2/10(土) 午前 1:13
ありがとうございます!環境問題は私たちが寝ている間にもリアルタイムで進んでいます。私たちが認識しなくては地球が駄目になってしまいます。
2007/2/14(水) 午前 9:46
地球環境やエネルギー問題、月開発などを含め、できるだけ新しい知見を 盛り込んだサイエンス・フィクションを構成してみました。 http://lv1uni.cool.ne.jp/tuki/moonletter.html 参考文献もお役に立つかもしれません。
2007/5/4(金) 午後 7:43 [ ようしろう ]