「印パが協定調印」(中日新聞、21日朝刊) インドのムカジー外相は21日、ニューデリーでパキスタンのカスリ外相と会談した。 両外相は両国が‘テロ’に屈せず、和平への対話を加速していくことで一致。 会談後、核保有国の両国は、‘偶発的な核戦争の防止’にむけた協定文書に調印した。 インドでは、18日にパキスタン行き急行列車の爆破テロが起き、68人が死亡した。 両国関係への影響が懸念されているが、両国は予定通り外相会談を開き、関係改善を拒む勢力にひるまない強い姿勢を内外に表明した。このことからもわかるように、起こる可能性が極めて低い‘核戦争’よりもむしろ、それに比べ可能性が高い‘テロ’のほうの議論に重きがおかれているように思う。(両国には合同のテロ対策機構がある) 今、核保有国に限らず世界の国々が恐れているのは、核戦争ではなく現実に発生する‘テロ’のほうであるように思う。 そして、核保有する国でその危険性が増大している。 核の均衡は、保有する国同士に過大な緊張を生み、そのことによって保有国同士の争い(テロを含め)が起きやすくなるのではないだろうか? 今、日本が核保有すべきという議論が巻き起こっている。 北朝鮮の核兵器開発、中国の軍事強化や韓国の核保有に向けた議論(若者の間で活発のようだ)の加熱がおもな原因であるように思う。(国際的な核の拡散も一つにあると思う) 「北に最大‘12個’核兵器保有能力」(21日、読売新聞) 米民間軍事分析機関「科学国際安全保障研究所(ISIS)」は20日、所長のデービッド・オルブライト氏が先月末から今月初めにかけて訪朝した結果を踏まえ、北朝鮮が今月までの時点で、核兵器5〜12個分に相当する28〜50キロ・グラムのプルトニウムを抽出したとの推計結果を発表した。 ISISは昨年の段階では、北朝鮮が20〜53キロ・グラムのプルトニウムを抽出したと推計していたが、オルブライト氏が訪朝時に会談した寧辺の核施設責任者リ・ホンソプ氏の発言などを踏まえ、抽出量を上方修正した。昨年10月に実施された核実験では約5キロ・グラムのプルトニウムが使われたと見て、その分を抽出量から差し引いている。 北朝鮮の核保有は恐ろしいことであり周辺諸国との緊張は増大している。 だからと言って、日本は安全保障のために核保有すべきなのか? でもそれは違うように思う。 今、日本が核保有することは近隣諸国との緊張をさらに増大させることになり、さけるべきだ。 テロをも誘発する恐れがある。 それに、核保有し大国と同等の地位を日本が獲得したとして、もっと大きな国際的使命を課せられるはずです。 そのとき、日本は一人で荒波の中を進む勇気(準備)があるのでしょうか?(時として孤立することもあるでしょう) 今現在、核保有は、近隣諸国と一触即発の状況を作り出し、争いのもとになり、日本の安全保障にプラスに働くとは思えない。 ○核抑止力の前提が揺らぎ始めている⇒核の拡散(大国の管理の範囲外)、テロ組織に渡る危険性 ○テロの脅威が増大している現実⇒核の抑止力の無力(テロに関係して国家戦争に至る現実と危険性) ○現在の地球環境は世界規模で取り組まなければならない状況⇒大国のエゴの崩壊、日本が先頭に立って取り組むべき ○日本の文化に世界の関心が集まっている⇒浸透させることができれば安全保障になりうる よく、文化と安全保障がどうして関係があるのか?という批判を受けるので、自分なりに思っていることを書きました。 暇だったら見てください・・・。 「日本の文化と安全保障と核」
足りないところばかりだとは思いますが、よければアドバイスなどをしていただきたく思います。日本の文化の浸透力には目を見張るものがあります。 アメリカでは「松坂は寿司以来の、日本からの最高の輸入品となるか?」と、まで言われているそうです。 日本の文化の影響力の大きさがうかがい知れます。 日本の技術力(アイディア)や文化にはものすごい潜在能力があると思います。 人の原動力はときには憎しみ(イラク戦争開戦にいっきに動いた)であり、ときには憧れ(相手への関心)であり日本の文化に世界の関心が集まっている今(ゲーム・アニメ・食べ物・武士道など)、もはや日本の文化は日本だけのものではなく国際的になっています。 マクドナルドやコカコーラが世界中にあるのと同じで、文化が人に及ぼす力は計り知れません。 アメリカの世界戦略は、軍事力だけではなく文化的な面も持ち合わせています。 日本にはヤクザを肯定する文化があるのと同じように、アメリカを肯定する文化があります。 戦後の食糧支援や開放的なアメリカの文化に触れる機会(テレビや映画)が増えたことで、アメリカの偉大さ(プラスの面)とそれによる関心と憧れが人々の心に形成されていき、無意識にアメリカを肯定するようになっていったと僕は思います。 しかし今、アメリカのやっていることはむちゃくちゃです。 なのに日本はアメリカを非難するどころか、肯定しています(最終的には)。 文化的な面と軍事力的な二重の支配を受けてきた日本には当然の結果なのかなぁと思います。 「いけないものはいけない」と日本がいえないのを、核がないからだと決め付けるのは、どうなのでしょうか? アメリカの文化的支配と軍事力を土台として、日米同盟があり、それを存続させることを肯定する(望む)国民がいることが、アメリカの作り上げた国際社会での日本の発言力のなさの原因ではないでしょうか? 日本はいい意味でも悪い意味でも、アメリカの直間接支配を受けているように感じます。 しかし、今、日本の文化が世界で認められるようになり、日本がアメリカや国際社会に抱いていた劣等感が少しずつ薄らいでいるように感じます。 このちょっとした自信が悪い意味で核保有の議論に結びついているのかなと僕は思っています。 しかし、ここで日本は力(軍事的)で出るようなことはしてはいけないと思います。 今はクリーンなイメージを保つべきです。 今の日本にしかできないことが当然あるわけですから・・・。 積極的に環境問題にも取り組み、人道的協力も今までいじょうに進めるべきです。 そしてなによりも、日本の文化をもっと世界中に広めるべきです。 日本にはまだ有効なカードが残されていますからそれを使い切った時点で核保有を真剣に考えればいいでしょう? 核を持つことは最終手段(今のところ)であり、日本は持たないでいいように努力をすべきだと思います。(唯一の被爆国として、持たない道を世界に示すべき。これが使命) 今は、(核保有により)可能性を全て捨てるべきではないと思います。 核保有の前にしかできないことをすべきです。 最初から、核保有ありきの議論ではよい方向が示されないでしょう。 そしてなによりも、日本までが持ったら(唯一の被爆国)、世界の国で持ってはいけない理由が発生する国はなくなるのではないでしょうか?(核の拡散の一因になるかも?) 日本がデッドラインであるべきです。 今、日本の安全保障を考えたときに、果たして核保有だけがそれを可能にするのでしょうか? |
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今日北朝鮮がミサイルに搭載できる小型核を開発したという記事を載せました。日本人は極めて小心なパニック症候群を持つ民族で核武装という論議が出てくるのもその証拠です。冷静に現実を観察すれば日本は核を持ちたくても諸般の事情で持てないということが理解できるはずです。理解できない人は日本の近代史と東アジアの現実を学ぶことです、日本の核武装は東アジアを一気に不安定にさせその前にアメリカと中国が黙っていません。
2007/2/22(木) 午後 1:05
米軍が日本に駐留する理由は中国を意識してその防衛と、日本という凶暴な「秋田犬」に口輪をするためなのです。WW2の日本軍がアジアの半分を軍事占領した事実を最近の人は知りません。知っていれば核武装などという「たわごと」は出てこないはずです。
2007/2/22(木) 午後 1:10
Iamerfontさん>そのとおりだと思います。今、日本が核を保有することは無謀だと思います。それこそ大国のエゴの餌食になるだけだと思います。
2007/2/22(木) 午後 1:17
秋田犬は決して凶暴な犬ではありません。日本政府は核を持っていませんが日本に核兵器はかなりな数があります。いまさら持つとか持たないとかの問題ではないのです。。日本人が発射ボタンを押さないと言うだけのことです。アメリカはいざとなったら躊躇せずに核兵器を実戦で使用します。彼らは過去に核兵器で他国の国民を何十万人と殺した経験がありその事を今でも反省などしていないのだから。日本が核武装しないと言い張ってもすでに核兵器が大量に国内に存在しているのだから意味はないでしょう。
2007/3/2(金) 午前 11:51 [ 沙門 ]
近隣諸国に緊張を持たせなければ、うっかりミスで核ミサイルを撃ち込まれかねないえしょう。うっかりミスで核ミサイルを撃ち込まれないようにするためにも、日本の核武装は必要なのです。
2007/3/10(土) 午後 9:45
「核テロ」に関する記事と、「唯一の被爆国」だから核を持つなという頓珍漢な意見に反論する記事をTBしておきます。
2007/3/10(土) 午後 9:49
日本は「唯一の被爆国」です。だから逃げるのですか。核は悲惨だ、廃絶すべきだ。それを唱えていれば核は廃絶されるのでしょうか。否、日に日に核は増え続けています。人類はそこまで成熟していません。世界に数多ある核に対し、「唯一の被爆国」は現実に核保有を果たしそれを絶対に使用しない、使用させない戦略を真剣に考えるべきです。核廃絶はそれから遠い先のことです。
2007/4/10(火) 午後 11:07 [ yamatotakeru ]