チェンバロ

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バッハは弾かない

はじめにお断りしておくが
自分がバッハを弾かないのはバッハが嫌いだからではない
かつては大のバッハファン バッハ狂 バッハ信者だった
いつもバッハを聴いていたし楽譜もたくさん買いあさった

宗教論争のようなチェンバロ vs ピアノの争いで
ほとんどバッハに対する興味が失せてしまったのが理由のひとつ

チェンバロを習い始めていろいろなバロック作品に出会ううちに
バッハの異質さに気づいてしまったのも理由のひとつ

そう 自分のようなバロックの鍵盤曲を弾く者から見れば
バッハこそ異質な存在なのだ
他に類を見ないほど独特の構造的緻密性を有する対位的音楽形式
その異質さからあまりに洗練された近代性すら感じ取ってしまう
自分の琴線に触れたのはもっと荒削りで武骨な17世紀の音楽だった

バッハには中毒性がある
ひとたび接してしまうと他に眼が行かなくなってしまう
ピアノ弾きがショパンを溺愛するがごとく
「バッハこそ音楽の原点」
「バッハがわたしのすべて」
「バッハを弾くのがライフワーク」
そんな人が世の中たくさんいるわけで・・
だがしかし 自分はそうなりたくないのだ!

Frobergerな日々

気がつけばもう2年近くFrobergerばっか弾いてる
組曲とToccataをいくつかやって
今はCanzonの3曲目に入った
どれも有名どころを好んで弾いてしまう
ミーハーぶりを発揮しているわけで
自分の実力を顧みない身の程知らずデスネ☆

チェンバロとは

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1.呼称について
ドイツではチェンバロ、フランスではクラヴサン、イギリスではハープシコード、イタリアではクラヴィチェンバロ・・・
国によって呼び名は様々ですが、これらはすべて同じものです。
日本ではチェンバロ、若しくはハープシコードが一般的な呼称です。


2.誕生と繁栄
チェンバロの起源は古く、15世紀以前にまで遡ります。
ルネサンスからバロックにおよぶ長い歴史を持つ有鍵撥弦楽器です。
18世紀末にフォルテピアノが台頭するまでヨーロッパ各地で製作されました。
大別してイタリアン、ジャーマン、フレミッシュ、フレンチがあり、それぞれ構造も音質もタッチも異なります。
特にフランドルのルッカース一族によって製作されたチェンバロの輝かしい音色は魅力的です。
各時代、各国において膨大なチェンバロ作品が生み出されました。


3.調律とピッチ
調律は現代の12平均律ではなく、中全音律や不等分律を用います。
ピッチも現在の国際標準ピッチより半音から全音ほど低いです。


4.作品への適応
例えば同じフレンチであっても時代によって、或いは製作者によって音質が異なります。
そのような事情から、イタリアの作曲家の作品はイタリアンで、フランスの作品ならフレンチで弾くのが望ましいと言えるでしょう。
いずれのタイプもピアノに比べ倍音が豊かで、ポリフォニックな音楽では各声部の独立性をはっきりさせることができます。


5.発音機構と鍵盤数
発音機構は鳥の羽軸を楔型に削った「爪」で弦をはじくことで音を出す仕組みになっています。
このように機構的に見ると、「ピアノの前身」というのは間違いです。
音質的にもリュート等の撥弦楽器に近いものです。
ちなみに初期フランスのクラヴサン作品には、当時流行っていたリュート音楽を模倣したものが数多くあります。
音の強弱はまったく付けられないわけではなく、奏法に応じて僅かに変化します。
鍵盤数は1段であったり2段であったりとまちまち、音域も同様に様々です。
現代ピアノのように規格化されたものではなく、ひとつひとつの楽器が個性的です。
チェンバロはバロック音楽を支えた楽器のひとつであり、当時の音楽表現には適っていました。
「ピアノはチェンバロよりも優れている」といった時代背景を無視した進化論的な考え方は大変危険であり、 否定されるべきものだと思います。

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