|
サンスポから
1分け3敗で今大会を終えたカーワン・ヘッドコーチはカナダ戦から一夜明けた26日、日本の進化の手応えを披露するとともに、続投が確定的な来季の代表強化プランを公開した。
★カーワンHCに聞く
−−昨夜は楽しめたか
「完全にハッピーだったとはいえない。ああいう形で試合が終わったこと、選手が勇気をみせてくれたことはよかったが、技術面ではまだまだやれると感じた」
−−具体的な課題は
「敵陣で試合を進めるフィールドポジションの問題。あとは、ボールをキープすること。この2点を修正して、この先に結びつけたい」
−−1分け3敗の結果をどう受け止めるか
「満足できない。カナダ戦は引き分けだったが、内容は惜敗したフィジー戦のほうがよかった。ただ、競り合う試合をするために何が重要かを、選手は学んでくれたはずだ」
−−次回W杯まで指揮を執る気持ちは
「私は、いまの仕事を楽しんでいるし、一生懸命に取り組んでいる。ただ、この件は日本協会の上層部が決めることだ」
−−今後の強化プランは
「ストレングス(強靱さ)とフィットネス(体力)を高めることが成功につながるはず。高校生、大学生の能力を引き上げることも重要になる」
★ジャパン27日帰国
日本代表は26日、帰国の途についた。25日夜は祝宴も開かれたが、町から離れたボルドー空港近くのホテルに宿泊したため多くの選手が早い時間に就寝。代表チームの団長を兼ねる太田治GMは「やはり、勝てなかった悔しさもある」と選手の気持ちを代弁した。27日午後に、8月12日に出国して以来約6週間ぶりに日本の土を踏む。
■カーワン・ジャパンの今後
来年12月末まで契約を結ぶカーワン・ヘッドだが、日本協会では代表の活動を評価する「世界8強進出会議」を開いて審議する。日本協会理事会が10月26日に予定されているため、会議は理事会前に行われる。同会議の審議内容が理事会にはかられ、カーワン・ヘッドの続投について話し合われる。太田治GMは「コーチ陣も同じ体制を継続したい」と話しており、カーワン体制の継続は確定的。同ヘッドは、W杯を決勝まで視察した後に来日し、コーチ陣と分担でトップリーグと大学公式戦を視察して、新たな戦力を発掘するプランを打ち出している。
■世界が絶賛
試合地ボルドーの地元紙シュドゥエストは「日は昇った」と、日本の歴史的引き分けを伝えた。「同点になったときにはスタジアム全体がハッピーな雰囲気に包まれた」と好意的に報道。英国の大手ニュースサイト、BBCスポーツも「ブレイブ(勇敢な)ブロッサムス」と桜の花がトレードマークの日本代表の闘いぶりを紹介。引き分けながら、海外メディアの報道では日本が主役だった。
★カナダ不満爆発…ロスタイム長過ぎる
後半ロスタイムに同点に追いつかれたカナダは、主審の判定に不満が爆発した。SHウィリアムズ主将は「残念な結果になってしまった。主審の判断が分かりにくかった。最後のロスタイムは長すぎる。異常だ」と吐き捨てるように言った。
1分け2敗と白星がなく、最終戦は豪州と対戦。サギット監督は「何とか勝ちたい」と言いながらも、あきらめムードだった。
★日テレに不満爆発…平の追撃Tカットで抗議殺到
日本−カナダ戦を26日未明に放送した日本テレビが、後半ロスタイムの日本のトライシーンを飛ばし、視聴者からメールや電話で約1000件の抗議が寄せられていたことが同日夜、分かった。
日本テレビによると、10分遅れの録画で試合を放送していたが、ロスタイムが長引き「放送枠に収まらない」として、試合終盤に生中継に切り替えた。この際、平のトライシーンが抜け落ち、いきなり大西のゴールシーンが流れた。番組終了直前の約10秒間でトライの場面を放送した。
|