|
独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である。 有名な日記、高野悦子の「二十歳の原点」の中の一節である。 立命館大学に籍を置き、荒神口のジャズ喫茶「しあんくれーる」に通っていた彼女は、 この日記を書いた後、自ら命を絶ちました。 そんな「しあんくれーる」も今では跡形も無く、歯医者の駐車場になっておりました。 黒い車が止まっているあたりでしょう。 |
ジャズ喫茶
[ リスト | 詳細 ]
|
1970年代、京都には40をこえるジャズ喫茶があった。 フォークやブルースからはじまって80年代のニューウェーブ、パンクムーブメントまで 京都の音楽シーンはトーキョーのそれとは違う独自のカルチャーを形成していた。 しかし現在の音楽シーンを見ると、ほんのわずか京都的な匂いは残っているもののその方向は トーキョーに向けられている様に思われる。 大学移転などで学生数が減り街に活気が無くなってきた時と同じくして京都の音楽シーンは そのカウンターカルチャーの要素を放棄したかのように見える。 何事も経済、よーするに金で物の尺度が測られる時代になり、金にならん文化なんか一番に 置き去りにされている。 残る希望の種は、京都の地下を連綿と流れる水脈のようなアンダーグラウンドシーンでの ムーブメントであろう。 華々しく表に出ることはない、長い間地に根っこを深く挿し入れ横に広がっていく雑草のような 動きこそが京都の血であり歴史であり伝統である。 実際今京都のストリートカルチャーはその活動をやめ寝ているのである。 富士山が休火山から活火山に変更されたらしいが、京都も噴火しない活火山であろう。 ただ地下深くにはやはり灼熱のマグマが煮えたぎっている事も疑いようの無い事実である。 そんな灼熱のマグマが今日のジャズ喫茶「YAMATOYA」であり、「礫礫」や「拾得」の 老舗ライブハウスであろう。 この辺のマグマがしっかりしていてこそ初めて、METROやWORLD「世界」などの 新しい芽が伸びられるのである。 東山丸太町を東に入りすぐ南側にこの看板が見えます。 このあたりには他にもサンタクロースというジャズ喫茶がありましたね。 路地を少し入ると今度は入り口前にこの看板があります。 中に入ると、適度な音量の音楽がスピーカーから流れています。いつもと同じです。 クリフォードブラウンのトランペットが溌剌となっている適度な明るさの空間。 雑誌を読みながら1時間ほどこの店の歴史を楽しみました。
この熱きマグマが冷えて固まることが無いことを願いながら。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- その他音楽
|
もうブログのアップの仕方も忘れるほどご無沙汰になっていましたが、とりあえず再開です。 今回は、天理市の街中にあるジャズ喫茶「ボン」を紹介します。 ジャズ喫茶とは書きましたが、このボンは、正統派、いわゆるふつ〜の昭和の香りぷんぷんの 喫茶店であります。 特に高価なオーディオ装置があるわけでもなく、でかいスピーカーも大量のレコードも ありません。(と思う・・・) 天井にはめ込まれた小さいスピーカーから適度な音量で聞こえる心地よいジャズが、ちょっと むかしの列車の客室を思わせる空間にいい感じで広がります。 客層も、ここにジャズを聴きに来るというよりは、コーヒーを飲みに来たらジャズが鳴っていた、 って感じじゃないでしょうか。 よく掃除の行き届いた店内にシンプルなカップ類。 このグラスなんかフランスのD社の年代もんですな。もって帰りたいくらいです。 外観も中身もとても落ち着く包容力のあふれた喫茶店。一人でもぜんぜん平気です。 かろうじて見えるJAZZの文字。正面からでは見えません。 またこの喫茶店。コーヒーだけじゃなく、なんとこだわりの手打ちそばも食べられるんです。 まだ食ってないですが、この次はぜひ食したいとおもいます。 (確かそばを打つ日が決まっているように思います) 看板にも手打ちそばの文字が燦然と輝いている。味あるジャズ喫茶「ボン」でした。
|
|
またまた京都です。 出町柳の少し北の方にあるジャズカフェ「む〜ら」。 川端通りから1本東の通りにあるのでわかりずらいけれど まえから1度行こうと思っておりましたので今回行ってきました。 店の看板です。なかなかしゃれとるよ。 店内はなんとでかいアロワナが2匹も飼われており、こいつを 見てるだけでも相当時間がつぶれます。ボ〜ッ。 カウンターの後ろにもう1匹。 コーヒーがうまいらしい。 私はびーるですねん。 初めての客でも気さくにしゃべってくれる店主なのでリラックスできます。 レコードもたくさんあり、リクエストもOKです。 生演奏もたまにありまして、アロワナライブと呼ばれております。 金魚なんかもおり、水族館系じゃず喫茶ですな。 またこの界隈には他にもジャズ喫茶がありましてジャズ好きにはなかなか良いとこです。
|
|
休日の午後、ふらっと寄りたい喫茶店、京都の'LUSHLIFE'。 正月に、京都散策をしたおりに寄ってみた。 一応世間ではジャズ喫茶と言う事になっているが、ふつ〜の喫茶店に ジャズが流れている感じ。 もちろん壁際にはレコード棚があり、奥には立派なオーディオが座っている。 しかし、老舗のジャズ喫茶にありがちな、とんでもなくでかいスピーカーや、 たいそうなアンプ類はなく、あまり主張しない装置類である。 とてもセマ〜い店内はカウンターのみ。 けっこう客が多いので、あまりゆっくりと音楽に聞き入る事は出来ないかも。 ふつーのハイカーや観光客、学生、近所のおっちゃんなど、いろんな人が やって来て雑談をしたり、本を読んだりしてなごんでいる。 店主はコーヒー豆を挽き、その香りは音楽と共に空中に踊り出る。 この時流れていたサッチモの偉大なるだみ声にあわせて、店主の鼻歌がただよう。 混雑が苦手なわたしは、すいている時に来たいが、やはり居心地の良い場所は 誰しも好きなんである。 となりの貸し自転車屋さん。壁の色が気持ちいい〜! |



