捨身飼虎図。

東京、上野の国立博物館で12月7日まで日本国宝展が開かれています。
120点以上の日本の宝を一度に見れるのは10年に一度にあるかないかの大イベント。
ちょうど東京出張のついでもあったので、行ってきました。
90分待ちの行列に並び会場に入ると、第一会場の2番目の展示物に
玉虫厨子があります、高校の教科書でしか見た事のなかった法隆寺所蔵の国宝、
今回、国宝展に来た目的はここに描かれた絵を是非見たいと思ったからです。

”捨身飼虎図”(しゃしんしこず)
お釈迦様の前世の善行を表した玉虫厨子に描かれた4枚の絵の一つです。
その内容が凄まじい。
飢えてお乳が出ない母虎を見つけたお釈迦様、
哀れに思って崖から身を投げ。
虎に我が身を食わせて虎の親子を助けると言う内容です。

”やなせたかし”さんのアンパンマンもお腹がへった子供の為に、頭をかじらせますが、
それ以上の衝撃です。それも、野生の虎の親子の為に、、、、。

厳しい仕業に耐えなければ悟りを開く事はできないと言う例えに説明されますが。
それ以上に、仏教が考える自然と人間との関係性がわかります。
仏教の根本思想はすべての物は繋がっていると言う、いわゆる”縁起”です。
自然の調和の中で生き物はみんな同等に扱うのが仏教だと思います。
人間も含む野生動物や植物、微生物も含め同じ自然界の仲間だと言う事なのでしょうか?

森林から生まれた仏教思想、その共生の思想は日本人にはすんなり入ります。

みんな、子供の頃歌った”手のひらを太陽に”の歌詞を思い出せばいいんです。

イメージ 1

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※ 会場は撮影禁止だったため、残念ながら、実物は撮れませんでした。
  上の写真はポストカードを撮影。実物は160㌢位の大きさで思った以上に大きいと感じました。





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