オルタナティブを考えるブログ

タイトルも新たに、1年ぶりですが、まずは過去の記事を整理しなきゃ

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前回からだいぶ間があいてしまったが紋章シリーズの続きを書こうかと思う。
前回→ http://blogs.yahoo.co.jp/alternative_politik/21081683.html

そう、
フェルナンド王の紋章は「くびき」であり、イサベル女王の紋章は「矢の束」であったことを書いた。

イサベルの『束ねた矢』の由来というのは不明だが、その後のネーデルランド(オランダ)や、ロスチャイルドなどの話をみると、毛利家の三本の矢に似たような話はヨーロッパではすでに確立されていたように思える。

ただ、この『束ねた矢』を調べているうちに、いろいろまた分かった。

シンボルとしての『束ねた矢』というのは、実はすでに古代ローマ時代で使用されていて、

「ファスケス(fasces)」という名の象徴として登用されていた。

ファスケスというのは、下の写真のように斧の周りに十数本から数十本の棒を紐で束ねたもので、ウィキペディアによると、ローマ王政後期にエトルリアからもたらされたものとされ、王の権威の象徴であり、古代ローマにおいて高位公職者の周囲に付き従ったリクトルが捧げ持ったそうだ。(ウィキペディア)。

ローマ時代のファスケス
イメージ 1

ワッペンさん -> http://blogs.yahoo.co.jp/cxtnb146 によると、ファスケスはもともと農民や労働者が束ねたワラに鎌やトングを突き刺して肩に担いで持って歩いていたようで、リュックサックの代わりだったようだ。

ローマ時代におけるファスケス発祥の地がエトルリアというのも実は興味深い。エトルリアというのは、紀元前8世紀 - 紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群であるが、ヘロドトスによれば、エトルリア人は小アジアのリディアからやってきたと言う。つまり、スキタイの逸話やイソップ(アイソーポス)の話の舞台となった小アジアということになる。

どうやら 『束ねた矢』の伝説というのは小アジアにその起源があるようだ。


そして、2000年以上たった現在、ファスケス(この場合は束ねた棒だが)というのは、世界中のあらゆるところで採用されている。


リンカーン記念館のリンカーン像 ファスケスの上に手を置いている
イメージ 2


ワシントンの像 団結が必要だったものね。。。
イメージ 3


アメリカのコロラド州の州章 プロビデンスの目が・・・
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ナイト・オブ・コロンブスの紋章 コロンブスの功績を讃える団体。
イメージ 5

イサベルがコロンブスのパトロンなだけに束ねた矢とファスケスとの関連性も面白いかもしれない。



フランスの非公式の国璽
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カメルーンの国璽
イメージ 7



エクアドルの国璽
イメージ 8


次はファシズムとファスケスや「束ねられた矢」の関係について見てみよう。

続く

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