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●新春スペシャルセミナー コスモ証券
「2008年度版大前流心理経済学 貯めるな、使え!」
講師 大前研一
1月20日13時30分〜 於 品川インターシティホール
聴衆の耳目を引きつけるためか、年初からの日本株の下落を、
外国人投資家が日本市場から撤退した結果であること。
日本株価の下落は、ブルッドクソースの判決を境に起きていること。
日本人だけの閉鎖経済下だったら、
株価は9000円〜12000円がいいところと
大前さんはばっさりと切り捨ててみせる。
世界の国で、自分の金で繁栄しているところはない、
いかに世界から金を呼び込むかが繁栄の秘訣だと大前さんは持論を滔々と述べられ、
世界には、6000兆円というホームレスマネーが浮遊していることを指摘する。
「チャイナショック」で書き下ろしたように、
中国は世界中から金が回っているから、今日の繁栄があり、
主義思想は「資本主義」、念仏は「共産主義」の宗教法人化する共産党の下で
個々の地方国家が、台湾人の人材を活用し、日本の技術、国内からの安い労働力を
駆使して現在があると面白おかしく解説する。
マカオも、外資に解放し、徹底したラスベガスのルールと人材の活用で
昨年、2200万人の人が訪れたという。
因みに、日本への外国人の来日人数は700万人だそうだ。
中国は、他人の褌を使っての繁栄だと大前流に見抜いてみせる。
大前さんは、ロシアも中国同様に、他人の褌を使って成長している国の例として挙げる。
プーチンという一人の男が国防以外は他国から企業や資本を呼び込み、
一方では、KGB出身のにらみを利かせて地下経済を壊滅させてしまうなどの
実行力を発揮して、ここ4〜5年の消費ブームが引き起こされているという。
また、ロシア人の大半がは日本人に対して、好意を持っているとのこと。
車は、三菱ランサーが一番セクシーだそうだ。
時計はセイコー、破れないストッキング等、日本商品への信頼は強く、
プーチンの好きな柔道、寿司も人気があり、寿司屋は600軒もあるそうである。
ロシアはインドを凌ぐ、IT国家化を目指し、
着々と世界から人材を集めてもいるとのことである。
大前さんが言うには、これからはロシアが一番の買い推奨だそうだ。
次には、旧東欧諸国を挙げる。
スロバキア、ブルガリア、ルーマニア、カザフスタン、リトアニア等々。
一時、六本木の外人バーに出没していた人の出身地でもある。
そういえば、2〜3年前だったか、六本木のワンアイ・ジャックで、
2階の特別席からショーダンスをジーと見つめていた大前の姿を思い出す。
あの時も東欧のことをリサーチしていたのだろうか。
六本木のワンアイ・ジャックは現在建て直し中で閉鎖中である。
日本人は、1500兆円の個人金融資産を世界でも一番低いといえる金利で
寝かせたままにし、平均3500万円を使わずに残して死んでいくそうである。
イタリア人は一銭も残さず死んでいくのと大違いと大前さんは苦笑する。
投資・資産運用は、国内に留まらず世界を視野に、そして貯めるよりも使えと!
大前流心理経済学の一端が、終始一貫漫談風に披瀝された。
大前さんは、日本の改革が進まないが故に、外資が日本を投資対象としない現実と、
世界で繁栄を謳歌している国の事情を紹介しながら、個人金融資産1500兆円に目をやる。
正に、外国人投資家としての見方であるのだろう。
増田さんと原田さんはアメリカ資本主義、または金融資本主義の必然として、
資本は東アジア、とりわけ日本へ向かうという。
1.22の世界同時株安をどのように見て、
世界のマネーはどこに流れて行こうとしているのか。
ここ2,3日の世界的なマネーの動きは
3名の言わんとしていることの範囲内にあることなのか、
その先を行くものなのか。
時の経過が明らかにしていく・・・・・か?
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6月20日(金)に上京して、6月21日(土)午後に帝国ホテルでの高校同窓会に出席して、6月22日(日)午後の便で帰ります。
2008/5/4(日) 午前 8:50 [ 団塊の旅人 ]