団塊の詩人

定年後の自分探しには、今を乗り越えていく詩人の精神が宿らなくてはならない。

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辺見庸の「愛と痛み 死刑制度をめぐって」を近くの図書館で借り、ノートに書きとめながら重い重い辺見さんの言葉をなぞるのだった。

昨年のアメリカ発世界金融危機を「キャタクリズム(大激変)」といい、ほとんど創世記的な規模での破局の誕生であったと解析し、金融資本主義の破綻に止まらず、人間社会の価値システムさえもが音をたてて崩れていく衝撃が走ったと見る。

「誰からもケアされない人のために働く」とマザーテレサは搾り出すような声で言い放ちながら、「あなたが愛していることはあなたにとって都合がよいからではないのですか」と畳みかけられ、辺見さんは震撼するのだった。

また、「愛の対極は憎しみでなく無関心だ。」と凄みが滲むマザーテレサの至言を、辺見さんは非常にラディカルで暗く孤独な人の発言ととり、ご自身を重ね合わせるかのように反応するのだった。

また、辺見さんは、この国の日常には「私」が希薄で「私」のない空気が蔓延していると指摘し、日常というものの実態は世間であると言切り、また、死刑と戦争は通底しているといい、死刑廃止主義者の一面を押出すのだった。

そんな矢先、ETV「しのびよる破局のなかで」を視聴する機会を得、辺見庸さんなるものへさらに接近することになった。

秋葉原通り魔事件に心的な恐慌の前触れを見出し、奈落の底で人智がどう光るのか、光らないのか、それが早晩試されると辺見さんを重たい、重たい表情で語るのだった。

画面では、不自由な身体を奮い立ったせるように階段の上り下がりをご自身に強いている様子が映る。訓練をしても肉体の能力レベルは向上しないが、訓練をやめると急激に肉体の能力レベルが低下する状態を半ば楽しみながら歩くという訓練を続けていると自嘲気味にか本気かわからない言い方をされる。

奈落をどこまで堕ちていくのか、堕ちているのに堕ちている実感を得れない中で、奈落なるものをチラリとでも見てみたいとも付け加えられ、奈落のなかでこそ、人の人智が活かされるかどうかが明らかになる
と言葉を紡がれるのであった。

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