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12月17日(月)に元衆議院議員であった佐藤謙一郎さんを理事長とする
NPO法人・洗心洞大学の12月第二教養講座として、
食政策センター・ビジョン21主宰の安田節子さんによる講演を挟んで前と後に
1時間30分のドキュメンタリー映画「食の未来−決めるのはあなた」の上映が
2回行われ、私は、講演を聞いてから、映画をみるパターンの第2回目を選択。
http://syoku-no-mirai.net/
安田さんは、やや早口ではあったが、
モンサントに代表される巨大な多国籍企業が、巨大な資本力を背景に
「農業」を自由に支配しようとして、農家を攻撃することこそ、
農業の現場が、グローバリズムに席巻されていることの証であることを、
繰り返し強調された。
特に、モンサントは遺伝子に若干の手を加えるバイオ技術を
知的所有権として特許化し、「種」を支配する中で、特許にかかった「種」を
農家に自己採取できないようコントロールする。
農家が特許を侵害した場合には、モンサントは損害賠償ビジネスを徹底することで、
莫大な利益を得るそうだ。
その上、モンサントは行政の主要なポジションを押さえ、
遺伝子組換えの安全性の認定にもモンサントに関係するものが担うなど、
企業の力を誇示し続けているのが実態だそうである。
また、安田さんは、食品へのグローバリズムの魔の手は、すでに日本も覆われ、
食料自給率が40%を切り、米のみが国の補助もあり、自給率を95%を維持はしてぃるが、
大豆、とうもろこし等の穀物類は24%と逼迫していると指摘し、
加えて、唯一の自給度の高い米もが、グローバル化の波の中で遺伝子組換えの攻撃に
さらされている厳しい状況への警鐘を強く鳴らされ、お話を終えられた。
http://www.yasudasetsuko.com/
映画は、多国籍大企業のモンサントの攻撃に抗する農民側に立っものではあったが、
農家の置かれている状況が手に取るように理解できた。
映画「食の未来」が求めている、私たち一人ひとりが正しい選択ができれば、
遺伝子組換え作物の排除に力を与えられるというメッセージをしっかりと
受け止めたいと思う。
締めの言葉でも、佐藤理事長は、目撃者責任について言及された。
以前、たまたま紛れ込んだ勉強会の場で、
天笠啓祐さんから、反グローバリズムの観点から遺伝子組換え作物の排除について
問題提起をいただいたことがあった。それから、早2年弱が経過しようとしている。
モンサントの存在を意識したのは、確かそのときであったと記憶しているが
何が、私の中で希薄化し、風化してしまったのか。
空回りする、自分探し。
自らの必然を固めなければならない。
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