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『天野動物絵ン(あまのどうぶつえん)』の第39弾。
メインは[イセエビ、タイ]。背景は[富士山。葛飾北斎の富嶽三十六景を模写したもの]。
 
 富士山といえば、一富士 二鷹 三なすびと言われるように、初夢に見ると一番縁起がいいものである。(この続きとして 四扇 五煙草 六座頭 というのがあるが、色々な説があり、本当かどうかはっきりしていない。)
 私はものすごいタバコぎらいなので、タバコが初夢に出ると五番目に縁起がいいというのがどうにもイヤだったが、これが考えられた当時のことを考えると、タバコは多分、粋な男のたしなみとして吸われていたものであって、当時の男たちにとっては一つのファッションのようなものだったのかもしれない。
 そうなのだ。今の時代の感覚で昔の人々のことを判断するのはよくないのだ。高く昇っていくタバコの煙が「上昇」のようなことを表して、それで縁起物とされたのだ。私はこれまでの人生で一度としてタバコというものを吸ったことがないのだが、もし私が当時の時代に生きる人間だったなら、虹色のような派手なキセルにタバコの葉をつめてうまそうにプカプカと吸っていたに違いない。
 話がずれたので少しもどそう。
 富士山のほか、エビは「長寿」、タイは「めでたい」でこれも縁起がいい。まるで正月のような絵に仕上がった。
 
 さて、富士山といえば、遠くから見るとたいへんきれいな日本を代表する山だが、世界遺産には今のところ登録されていない。     なぜか?
 そう、それは「ゴミが多いから」なのだ。
 もしみんなで頑張って富士山をきれいにして、富士山が見事に世界遺産に登録されたとしても、またゴミが増えたら世界遺産から削除されてしまう。一度登録されたらいつまでも登録されっぱなしというわけではないのだ。
 
 ベンツに乗るのはいいが、たいへんな維持費がかかる。豪邸に住むのもいいが、これはそれ以上に維持費がかかる。手に入れたものが大きければ大きいほど、それを維持するのがたいへんなのだ。
 それを維持する力を持たない者が高級車や豪邸を買っても、どうせすぐに手放すことになる。あるいは苦痛なほど生活費を切りつめることになる。
 宝くじを当てた人間の9割が不幸のどん底におちいってしまうと言われているが、これも、大金を受けとめる力のない者が、剛速球のように飛んでくる大金にぶち当たってしまうから、当然といえば当然のように思える。例えは微妙だが、有名プロ野球選手のホームランボールをシロウトが素手で受けるようなものである。これが9割。1割の人間がそれをしっかりと受けとめられるグローブをはめているというわけだ。
 
 誤解のないように言っておくが、私は人間の「大金が欲しい」という欲望を否定しない。むしろ、その欲望は人を動かす大事な原動力になると思っている。私が言いたいのは、「大金を求めるのはいいが、それとあわせて大金を受けとめられるだけの力も求めるべきだ」ということだ。それ相応の力をつけようとせず、ただ単純に大きな何かだけを手に入れようとする姿勢は感心できんな。
 

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