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平成にオープンした伊豆高原のカフェが先月閉店した。
女性誌やガイドブックを賑わせた店。
日本航空を定年退職した機長とパーサーが開いたカフェ。
喫茶店では無く「カフェ」は当時まだ珍しいネーミング。
手入れの良い庭を眺めて美味しい珈琲を楽しめるカフェST。
桜並木から少し入った静かな別荘地にオープンした。
コンビニやファミレスが無い時代。
店は賑わいをみせていた。
当時は珍しい高級洋食器に注がれる薫り高い珈琲。
中でもお気に入りだったのはホワイトハウスで使われるレノックス。
飲茶に奥様手作りのケーキ。
サービスのプロは立ち居振舞も優雅で居心地がすこぶる良かった。
接客の合間に元機長とのお喋りにも興味を引かれた。
昭和天皇を乗せての外遊の様子。
当時は三機編成だったこと。
機会整備士と副操縦士の三人だったことなど。
興味深い話が聞けた。
知り合いが来たときは桜並木を散歩しながら立ち寄るのが楽しみだった。
10年一昔。
30年を一世代という。
バブルで全盛期を迎え。
人通りで賑わった桜並木も最近は落ち着きを見せている。
パイロットを定年後に開いた店を手本に仕事に励んできた。
一つの世代がソフトランディング。
店は閉じてしまったがお手本は健在。
元機長の年に今追いついただけなのだから。
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2018年12月26日
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