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以前は仕事の関係で日本の文化遺産を巡ることが多かった。
今の仕事に変わってブドウ畑を巡ることになった。
気づけばブドウ畑を見渡す場所には必ずと言って良いほど城がある。
中でも興味を惹かれた城塞はフィレンッツェから南に向かい、
シエナという街にほど近い場所。
城壁の中に街がある難攻不落の城塞都市。
「モンテリッジョーニ」
小高い丘の上に作られた楕円形の不思議なお城。
入り口は2カ所。
中世の大砲から街を守るために塔は無い。
住人は城壁内に入り敵と対峙したと言われる。
日本のお城も難攻不落。
敵が天守閣に攻め入ることを阻む仕組みになっている。
なのだがふと疑問が湧く。
城が攻められると言うことは町は既に戦火に遭っていると言うことでは無いのだろうか?
瀬戸内の要所を守っていた岡山城。
堀が巡り色々と便利に町は発展していたようであるが。
残念なことに廃城の令が出され堀の大半は埋められたと聞く。
ヨーロッパの城と日本の城。
比べてみると攻守に対する考えの違いを見るようで興味深い。
書き出すと切りが無さそうなので城の外見を見るぐらいが丁度良いのかもしれない。
瀬戸内を見渡す風光明媚な丸亀城。
駅から見ると威風堂々とした佇まい。
堀を渡り門をくぐり。
幾つかの櫓を眺め整備された道を歩くが。
急勾配の登城野道はきつかった。
辿り着くと作りが上手いお城。
遠目とは違ってコンパクトなお城で驚いた。
眺望の良さにきっと治安を守るという意味合いでは優れたお城だったと思いを馳せた。
ヨーロッパでは先ず見ることが無いだろう日本のお城。
熱海城。
お城といっても歴史上存在した物では無い。
観光の目玉として作られたテーマパーク的建築物。
この場所からの眺望も優れもの。中には色々展示物がある。
知り合いのイタリア人のリクエストで訪れた。
驚いたのは浮世絵。
春画のカテゴリに入り軽く見られているが。
歌川国芳、北斎始め有名な絵師を眺めることが出来る。
テーマパークのお城ではあるがこちらは中世からの建築物。
ワイン畑を見張るようなお城。
イタリア統一の折に貢献した男爵家の城。
現役で晩餐会などが開かれることもある。
しかも城とワインを探しに世界中から観光者が訪れる。
世界遺産ではないが立派な城が至る所に点在している。
日本ではほとんでが明治維新で廃城の運命をt取っている。
文化遺産と地域の意識の違いを感じる。
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2019年05月01日
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