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イタリアを代表するキャンティ・クラシコ。
その実あまり知られいないクラシコ地区の小さな街。
その中から代表的な5つの街を紹介。
フィレンッツェから南にグレーヴェ・イン・キャンティ
フィレンッツェとシエナの境を走る稜線上の街が3つ
カステリーナ・イン・キャンティ、
ラッダ・イン・キャンティ、
ガイオーレ・イン・キャンティ
と三つの街が西から東へと並ぶ。
更に南下するとシエナの街を見渡す東西に広がるカステロヌーオヴァ・ベラルディンガ。
今夜は地味で馴染みの薄いガイオーレ街のワインを独り言。
クラシコ地区の東に位置する街ガイオーレ。
観光ではお勧めしかねるが。
ワイナリー巡りとしては優れもの。
街の中心は可愛らしい。
小さな広場にバールと季節の市が開かれている。
日本で言うところの行政の中心。
日本と大きく違うのは街の議員さんはかなり厳しく監視されている。
要はプライバシーが無いようなものなのだ。
私が過ごした東北と非常によく似ている。
息苦しいのか協力し合っているのか、感じ方の違いだ。
横道にそれたが。
この可愛らしい街を盛り上げる世界を相手にするワイナリーが目白押しなのだ。
一番人気はブローリオ
ワイナリーも素晴らしいがブローリオ城と眺めに庭と資料館が素晴らしい。
オーストリア、ドイツ、スイスにハンガリー等から観光客が押しかけている。
この名門貴族のワイナリーは1990年代以降に復活したことでもワインフリークに人気。
それに観光客の目当ては季節限定オープンのレストラン
ブローリオ城前には観光バスが並んでいる。
ボルドーと比べると小さいが。
日本人的には素朴で誠実なワイン造りを感じられて良いと思う。
ガイオーレの街には有名なワイナリーが数多くある。
比較的新しいワイナリーで人気がアーマ(AMA)
外観からは想像しにくい近代的なキャンティが生み出される。
ただしこのワイナリーを訪問するのはかなり難易度が高い。
道が狭すぎるのだ!
書き切れない素晴らしいワイナリーがあるが。
その中カから3本
左から東の外れにある可愛らしい街サン・ヴィッチエンッツォ。
サンジョヴェーゼ100%小樽熟成で骨格がはっきりしている。
真ん中は有名なカステロ・ディ・ブローリオのフラッグシップ。
交通の要所にあるのでサン・ヴィッチエンッツォにもアーマに簡単に出かけることが出来る。
少し離れた小さな街にあるカステロ・ディ・アーマ。
同じ街の2007年を飲み比べ。
サンジョベーゼに小樽熟成の高級赤ワイン。
どのワインもキャンティクラシコらしいエレガント。
果実風味豊かでタンニンがしっかりした飲み応えのある高品質な赤ワイン。
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ソムリエ通信♪
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長いことワインとつきあっている。
意識的に飲むようになって30年ほど。
紺屋の白袴とはよく言ったもので。
普段飲むデイリーな白ワインを選ぶのは不得手。
お酒屋さんお勧めもたまに頼む。
試飲会で最近人気のイタリア白ワイン。
10本まとめの内の一本。
なるほど・・・・・・・・・・
選ばれるわけはよく分かる。
南イタリア,プーリア州。
生産者は大手。
色は黄味がわずかに入り輝きがある。
香りはグラマラスでトロピカル。
非常に華やぎのあるいかにもシャルドネといった感じ。
長くなるので書かないけれど。
直ぐにイタリアというのが理解できる仕上がり。
ワインバーやカジュアルなレストランで2500円位でサーブされるととても嬉し。
アッパーでも4000円は切ってもらえると嬉し。
前菜から鶏肉料理など比較的軽めで塩気の料理とバランスが良い。
あまりにも有名なシャルドネ。
こちらは同じラテン系の国だがイタリアとはニュアンスがだいぶ違う。
ニューワールドらしいフレンドリーさが全面に。
なんと言っても香りも味わいもとても主張がしっかりしている。
シャルドネですよ〜〜〜〜〜〜ォ
トロピカルでボディーもグランデ。
お得感満載で余韻も長め。
つまみからテリーヌにポークの煮込み。
世界中で売れている理由がよく分かる白ワイン。
外出先で予算が少ないときに助けられる白ワイン。
やっぱりセレクトの中に入っていたか・・・・・・・・・・・・
妙に納得のチリのモンテス。
飲み比べているわけでは無い
先ずは勧められるワインを楽しんでみているところ。
説明が書かれているバックラベルを読んでいるとなるほど。
地図を眺めながらワインを飲んでいる。
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写真整理をしていたら懐かしいフォトが出てきた。
流石に職業カメラマンの撮る写真は違う。
最近あまり作らないエスカベッシャ。
イタリア式にはカルピオーネ。
南蛮漬けのようではあるが。
日本人の好きな味わい。
野菜のグリルにタマネギのオーブン焼き。
撮影用の盛り付けではあるが20数年ほど前のもの。
一番の記憶はルロワのムルソー
当時としては驚くばかりのボディーとミネラル感たっぷりの酸。
立ち上がる香りは琴線のように細くはっきりした輪郭を持つ香り。
この頃はソムリエ仲間で集まっては暗闇の中でテイスティングを楽しんでいた。
今や高嶺の花となってしまった白ワイン。
こちらはイメージカット。
使われる野菜とワインに海の幸。
スパークリングワインには時代が反映されている。
スパークリングは当時定番だったシャンパーニュ。
ブーブクリコは飲みやすいスタイルで香りも華やいでいて理解がしやすい仕上がりだった。
特筆すべきはボルドーワイン
一級シャトーのセカンドワインは手頃な価格で飛ぶように売れていた。
店での話であるが。
カベルネの良さを香りにも味わいにも遺憾なく発揮していた。
同じく高嶺の花
レストランで扱うには高額すぎるワインになった。
壱万円が高いかは価値観に寄るが。
世界が認める格付けのワインがヨーロッパから壱万キロも離れた地で飲まれていた。
もちろん今も消費は続いているが。
世界最高レベルのワインは現地のごく一部と経済活動が活発な東南アジアの一都市
それに東京で消費されていたのだった。
高級品は色褪せ
手頃な価格で高品質が溢れている現代。
それとは反比例してサービスと言う目視確認が出来ない部分は衰退している。
食事もそうであるが。
正しい知識と支える技術はこれからどうなるのだろう?
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イタリア中部。
キャンティワインの里に有る名門ワイナリー。
コルティボーノ。
ローマから高速道路A1で走る。
日本では「ライフ・イズ・ビューティフル」のタイトルで人気のシネマ。
その舞台になった街アレッツォを過ぎて山間に入る。
眺めの良いワイナリー
キャンティクラシコ地区の東に位置している。
かつては修道院であったというワイナリーは世界にその名を馳せる。
美しい建物。
この奥にワイナリーがある。
シーズン中だけだろうか?
レストランやスーベニアもあり賑わっている。
コルティボーノへは気軽に行けるわけでも無い。
ところが同じ名前のレストランが東京にある。
山間の景色から都会の景色へと変わるが。
こちらの眺めもお気に入り。
夜景も楽しめるが。
最近は夏の日差しがきつい時にテラスで寛ぐのも何となく気に入っている。
もちろん長時間はむりである。
同じ暑さでも場所が変わると感じ方が異なる。
大手のチェーン店であるが。
名前が同じだと親しみが湧く。
首都圏に住んでいる人にとっては簡単に出かけることが出来るが。
伊豆に居るとイタリアに出かけるより近いと言った感じ。
東京はやはり遠いのだ・・・・・
イタリアを想像しながらポチリ!
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ソムリエとは?
よく聞かれる。
ちまたには色々なソムリエと言う言葉が広がっているからだろうか。
本来の仕事は料理に合わせてワイン選びを含む飲料の手助けをする職種。
前提としては食事に精通していること。
食事の目的とお客様が何を求めているかを知ること。
自分の店では注意しているつもりではあるが。
忘れてしまうこと有るので時折よその店に勉強に出かける。
同業のイタリアンにも出かけるが。
昨日は日本人が最も好む洋食の一つ,中華料理の名店を尋ねた。
落ち着いた店内は広々としていて居心地がすこぶる良い。
当然ではあるが料理は正統派で奇をてらうことは無い。
定番の前菜は目の前で給仕(イタリアではカメリエーレ,フレンチではギャルソンなど呼ばれる)
手際の良い給仕仕事は最近見る機会が減っている。
静かにスピーディーに大皿から取分けていく。
何の変哲も無い定番の前菜の味も普通ではあるが。
そこは名店と言われるだけのことはある。
食材そのものの味をさりげなく出してくる。
スープの方も丁寧に給仕される。
求めに応じて調理法に食材の説明も適切に分かりやすくしてくれる。
実にスムーズに仕事が繰り広げられている。
次々と運ばれてくる料理を手際よくこなしていくサービスマン。
私の席を担当してくれたのがソムリエでワインのアテンドも実に見事。
発泡系のワインはシャンパンと少し軽めで飲みやすいスパークリング、
と提案してくれるし。
続く料理にはグラスで白は如何でしょうか?
アッと言う間に2時間が過ぎる寛ぎの昼下がり。
ランチと思うと高価ではあるが。
レッスンと考えると納得。
本当は夜に来たいのだが、伊豆高原からでは物理的に難しい。
食事の後は異国情緒が漂う街を一回り。
一人でサービスを切り盛りしているので難しい物もあるが。
一流と世間が評価している店を尋ねて得るものは多い。
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