鎮魂として

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日本から予約をしてあったレンタカーをピックアップに空港へと向かう。
先ずはレンタカーを見た友人の一言が忘れられない。
「ハーツだよね?・・・・・」
「このまま乗っていいの?・・・・・」
 
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指をさす先にレンタカーの床にマットが敷いていないことへの疑問だった。
それと思っていたよりも大分ショボカッタようだ。
地図を手渡しナビの役をしてもらうことに。
日本で何度か打ち合わせはしていたものの実際のナビになると難しいもの。
友人とは日本でも何度も雪山のドライブでナビをしてもらっていたので安心。
なはずだが先ずインターを見落とす。
おかげで友人は見る予定でないワイナリー&街を観光することになっていく。
先ずはインプルネーターからキャンティワイン心臓とも言える街グレーベ。
ここで友人が喜んだ
喜んだオブジェがこれ
 
 
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このオブジェは10年以上間には低い位置に置かれていたのだが。
観光者に人気が出過ぎて触られるのを避けるためだろう高い位置に代わっていた。
その話をすると友人は「触れるときに来てみたかったな!」とポツリ
実は私も同じだった・・・・・
なんと言って当時はある一部分がピカピカだったのだから
有名な彫像よりも記憶に残ってしまうオブジェ
 
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                  ジョバンニ ダ ベラッツァーノ −
 
目的のワイナリーは彼のおかげで簡単に見つかり。
立ち寄る予定はなかったのだが「開いてるから寄ってみたら?」
その言葉でスルスルと入るとワイナリーのオーナーの妹フランチェスカが偶然いた。
オフに突然訪ねたことをお詫びしながらワイナリーを案内してもらう。
友人にとっては興味の無いワイナリー訪問ではあるが・・・・・・
ソラチオーネ
 
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カーサーエンマ
この日は穏やかな小春日和のドライブになったことは良かったと思う。
 
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予定より早めに宿について宿で一休み
定宿になっている感もあるトゥフィーからバスで城壁の中に夕飯を食べに出かける。
シエナの街を縦横無尽に友人は歩くことになるが。
その話はまた。
 
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フィレンツェ散歩

到着3日目
フリータイムの日
グレーベンに出かける予定だったが
友人の体調が気がかりで余計なお世話ではあったが御近所さん案内
現実的にはミニバスで市内散策
 
 
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ツアーでは廻らない。単純に見どころが少ないという意見もあるが。
フィレンツェフリータイムは残り一日半もあるので少し案内。
先ずはホテル前からミニバスで川を渡りオルトラルノ
時間が経ってから友人は人があまり行かない割には
見どころがある良い場所だと言って。
 
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話しぶりからは誰かに話しているらしくかなり詳しい描写なのに驚いた。
もっとも通算するとフィレンツェだけに3日半は滞在していたのだから詳しくもなる。
 
一番驚いたのはフィレンツェの風に慣れたのか?
ランチはパニーノ
 
 
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夕飯には名物のステーキが食べたいと言い出した。
念のため下見にレストランの前を通り確認して予約を入れる。
一人でも帰ることができそうだと言うのでレストラン前で別れる。
 
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ガイドブックでも人気のイル・ラティーニ
素朴で噛み応えのあるキアナ牛に郷土料理。
アレレ・・・・・昨日はダメって言わなかった?
そう聞けば   言ったけぇ・・・・・・・・
 
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6人掛けのテーブルはなぜか全員男性
イタリアの若い男性二人、中央はイタリアでは珍しい?単独男性二人。
反対の端を東洋の中年?男性二人が陣取るという珍しい構図。
可笑しいのは友人が時々隣の男性が我々のパンを食べているしワインも飲んでいる。
実はここのテーブルに置かれているパンとワインは自己申告の共有物!
 
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ただし水は各自有料。このシステムが友人はいたく気に入ったようで。
レストランに入ると必ず水をオーダーするようになった。
このレストランを出るころになると隣の男性とも親しくなり。
片言の英語&イタリア語で会話を楽しんだ。
今思えば記念写真を撮っておけばよかったと思う。
皆さんも旅先での出会いは記念に撮っておくと良いのではないだろうか。
まさに後悔先に立たず
翌日からは友人と二人キャンティワインの里巡りが始まる
 

初めてのイタリア料理

予約したウフィッツ美術館見学
年末でオフシーズンなのに見学の人は多い。
初日なのに歩き過ぎた・・・・欲張りは禁物!
ずうっと後になって知り合いの添乗員の言葉をお思いだした。
まさに後の祭りではあるが
このブログを読んでくれている皆様に参考になれば。
 
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一日の予定を表にして知らせること。
特に昼の休息時間と食事には充分時間をとるようにだった!
 
心臓疾患を持っている友人に気を使ったつもりだったが。
市バスに乗ってミケランジェロ広場。徒歩での市内散策にランチ。
さらに大聖堂から散策に美術館と欲張り過ぎた。
 
 
そんな中で後日。
友人はシニョーリア広場のリヴォワールがいたく気に入ったようで。
あそこからの眺めと雰囲気は良かったと言っていた。
もっともこの話には落ちがあって。
メニュー選びに困らない店だったのだ → 日本語のメニューがあるのだ。
最近は日本人が居るレストランが増えているのでどこも便利かもしれない。
 
この日の最終イベントは友人にとって初めての本格イタリア料理店。
ふだん不満を口にすることのない友人の口から出たクレームは夕飯だった!
 
場所は日本のガイドブックなどでもトラットリア・アルマンド
 
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疲れていたのだろう
濃厚な味付けのトマトのスパゲッティ。
ジューシーで噛みごたえのある肉料理。
それに本場のモッツァレラチーズ・・・・・・・・
 
 
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シブヤ君、僕には本格的イタリアンは向いてないみたいだ。
凝縮された香りのオリーブ。
トマトとチーズが・・・・・・
なんと・・・・・・・・
 
これからが思いやられる
そう思ったのはその時だけだった。
2010年12月1日
今まで通っていたイタリアの中でも最も寒かったフィレンツェ
 
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ミケランジェロ広場から
冬景色の中を坂道を下りだす。
 
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ポンテヴェッキオ
橋の手前を左に曲がり
最近では有名になってエノティカ
ヴォルピ・エ・ウヴァ―で一休み
 
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友人は心臓疾患を抱えているので休み休み
 
フーッと溜息かと思えば
何処も見上げると面白い。
高い張りが出てるよね・・・・・・
それに石畳が濡れていて歩きにくいけど、
普段見上げる事が無いからね
首が疲れて溜息みたいになるのかもね?
 
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ミニバスに乗ってホテル
そこからまたミニバスで駅に戻り
中央市場
こんな時に便利なバスチケット
時間内なら何回も乗れるのだから
 
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軽めのランチは彼のガイドブックから
ザ・ザをセレクト
彼曰くこの手のガイドブックってどうなんだろう?
 
ランチを済ませて
 
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予約をしてあったウフィッツ美術館
この日はとっても寒くて歩き過ぎたのだろう。
友人とのディナーではチョッとしたクレームが出たが続きは後程
 

始まったツアー

今日はイタリア旅行をした友人の誕生日
大変残念なことで祝う事が出来ない
先週、心臓疾患で友人は急逝した。
鎮魂の願いで思い出のツアーを書き始めた
 
ホテルに到着
先ずはワインを飲んで 
疲れてはいないと言っていた友人は緊張がほぐれたのだろう
ワインを一杯飲んで横になると
大音響のいびきをかき始めた
もっとも心臓疾患が有るので油断はできない友人
 
 
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朝は意外にも友人が目覚ましになった。
時計は現地時間6時 ・・・・・・・・・・・・・・ 
もうお昼過ぎだよ????????
ずいぶん寝てしまったみたいだと言っている。
 
オイオイ   時差修正してなかったのか?
 
そう友人の持っていた時計の時刻は日本時間 → 2時だったのだ
 
そんなことを経験しながら先ずは朝食
ユーロに代わってからヨーロッパの朝食。
アメリカンスタイルが増えてきている。
 
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友人はもともとアメリカ系がお好きだったので
それでもショボイと不満らしいが
 
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朝食を済ませ先ずは駅に
 
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フィレンツの駅でバスのチケットを買いたがっていたから連れて行った
思い出すと失敗だったのは
朝からハイペースで観光をしたこと。
 
一番にバスでアルモンテ教会から
ミケランジェロ広場
 
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後日友人はアルモンテ教会の事をよく口にしていた
皆はミケランジェロだけど
僕はチョッと上から街を見て
そこから散歩を楽しむんだ
……そんなことを話していたが
     いったい誰に自慢をしていたのだろう?
       今となっては聞く事が出来ないのが残念・・・・・・
 
その友人はこの時
  かなり心臓がバクバクしていたと後日話していた
 
次は大丈夫と思っていた矢先に急逝してしまった
その友人と街に向けての散歩が始まる
 
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