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<D型兵器> 完全に人道的な兵器は、誕生するだろうか。 兵器というものは元来、敵兵(時に民間人)を殺傷したり、 軍事兵器や軍事拠点を破壊するためのものだ。 その究極に位置する兵器は、核兵器である。 これはターゲットを中心として、いかにも単純にエネルギーを爆発させるものだ。 官も民もなく、善人も悪人もなく、まったく無差別にその被害を蒙る。 核兵器と並行して、ほぼ人命のみを奪うための兵器というものも、現代では存在している。 生物兵器、化学兵器などといったものである。 こちらもターゲットを中心に、無差別な危害を展開する。 その非情さ、残酷さから、これらは一律に「非人道的兵器」とされている。 では、その逆の兵器ができないだろうか?と考えてみよう。 実現可能かどうかはともかく、何か違う考え方を得ることに成功するかもしれない。 即ち、人命以外の地表物質をことごとく破壊するが、 なぜか人にだけはまったく危害が無いという、 非常に奇妙な兵器の開発思想である。 無差別「非殺傷」大量破壊兵器…無血破壊兵器。 仮にこれを、<D型兵器>とする。( bloodless Destruction weapon ) (つづく。全10話です)
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>(ナイショさん)
戦争は嫌ですよね。平和下の核兵器の圧迫感とかもなんだか鬱陶しいです。
おお〜!すごいっ! 第8章ではまさにその物質限定で考察を試みてマス。
2009/11/11(水) 午後 10:08