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先日、文庫本で、しかも古本ではなく購入してしまったものです。
こんな帯はついておらず、とにかく、文庫本だと、1日で読み終わってしまうから、なるべく厚い本を・・・
と思って、手にしたのが、この天空の蜂という作品でした。
まだ最後まで読みきっていないので、どうなるかは分かりませんが、内容は、このアマゾンから引っ張ってきた
帯に書いてあるとおり、日本の原発すべてを止めさせようと、テロリストがヘリコプターを乗っ取るというお話。
これがとにかく、今の日本の現状を反映させているような作品で、びっくりしました。
テロリストがヘリを乗っ取って、この物語の中に登場する架空の原発の上にヘリを滞在させ、
すべての日本の原発を止めよ、さもなくば、爆弾を積んだヘリをこの原発に墜落させる。と脅迫。
政府は、犯人の要求を聞き、順番に原発を止めていくのだけれど、このときのインパクトは、
まさに今の日本と同じく電車だったり、オフィスだったりするわけですよ。
ある人は、なんでこんな関係のないところまで節電しなくちゃいけないのか?とグチる。
ある人は、こういうことになるくらいだから、やはり原発は必要なんだろうな、と思う。
そして、物語にも登場します、反原発の人たち。
原発で仕事をしていて10年後、白血病で亡くなるが、その因果関係はないと、会社につっぱねられる。
家族は、反原発の署名を集めようとがんばる。けれども8万件の署名を集めたところで、どうしようもない。
驚くべきことに、東野先生は、13年前にこの作品を書いているということです。
いったい、なんなんだ、東野先生・・・。
ますます目が離せません。
といっても、まだファン暦1ヶ月ですが(笑)
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根拠のないところから出てきた単なる空想上の話ではないから、これだけリアルに描けたんだろうね。
今回の原発問題、電力不足だとか原発事故の影響だとかが一人歩きして、原発がどのような仕組みで動いていて燃料の輸送から廃棄までどういう形で行われているのかのような現実というか実態というかそういうものはあまりみんな興味がないように思えるんだよね。だから議論が浅いというか、地に足が付いていないというかそういうものばかり。それでいて事故が起きると政府が悪い、電力会社が悪いというばかり。交通事故でもそうだけど、いくら誰が悪いとか言っても痛いのはケガをした人本人なんだけよね。
2011/8/23(火) 午前 0:02
お薬さん>
バリバリの理系の方だから、ここまで詳しく調べることも可能だったでしょうし、描写もより細かいんでしょうね。本当に、この作品こそ、映像化してみろ!と言いたいです。CG使いまくりでもいいから、勇気のある監督が手掛けていただきたいです。そうすることによって、認識が深まると思うのです。まったく天才としか言いようがないですね、この方。。。
2011/8/23(火) 午後 11:06