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. ブログでお知り合いになった、小沢さんという夫妻がいます。 小沢さんのブログ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/kbpnx111 小沢さんのご家族は、悪質な飲酒運転者のせいで大事故に巻き込まれてしまいました。 ご両親を失い、弟さんと妹さんは重傷を負って現在もリハビリ中です。 小沢さんの悲しみ、そして怒りは相当なものでしたが、 「飲酒運転による悲劇を、もう他の誰にも味わってほしくない」 という一心で、様々な形での啓発活動をされており、 飲酒運転の罪深さ、恐ろしさ、被害者の悲しみを懸命に訴えておられます。 本当にいつも、頭が下がる思いです。 小沢さんの地道な活動が、徐々に形を成しつつあります。 飲酒時の視覚バランスを疑似体験できる特殊なゴーグルを使い、 自動車教習所のコースで実際に車を運転してもらうことによって飲酒運転の怖さを体験してもらったり。 先日は、運転代行業者の車に携帯型アルコール検出器を設置し、 代行を利用するお客さんに体験してもらうという取り組みを始めました。 普段の生活の中では、酔った状態でこの検出器を使うことはまずありません。 飲酒運転など絶対にしない運転者は、飲酒検問でも自信をもって検査を受けますからね。 だから、実際にお酒を飲んだ後に検出器を使う機会は、基本的に無いものです。 そこで、運転代行の登場となるのです。 代行を利用する酔ったお客さんに、この検出器を体験してもらうことによって 「今ぐらいの酔い状態だと、実際のところ呼気アルコールは何ミリグラムぐらいなのか」 ということを具体的に知ってもらえるのです。 飲酒運転関連のニュースでよく 「容疑者の呼気からはアルコールが基準値を超える○○ミリリットルが検出され……」 と報道されますが、数字を聞かされてもよくわからない人は多いでしょう。 私なんかも、興味ありますね〜。 飲酒運転は絶対にしない自信はありますが、それとは別に、 一度、酔った状態で検出器を使って数値を見てみたい。 キッカケはこんな興味半分でも構わないと思うのです。 運転代行業者さんの協力をあおぐという試みを紹介しましたが、 他にも多角的に、あちこちで取り組みが始まっています。 物流ウィークリーの記事より。 飲酒検査に荷主から厳しい要請、「数値計付き」導入も 2009年6月24日掲載 幼い兄弟3人が死亡した飲酒運転による追突事故は記憶に新しい。この事故を境に飲酒運転に対する罰則が強化されたが、それでも飲酒事故は後を絶たないのが現状だ。荷主企業は取引する運送事業者に対し、飲酒チェックに厳しい対応を求めている。大阪府堺市の運送事業者は、荷主から数値計のついたアルコールチェッカーでの検査実施を求められたため、数値計を装備したチェッカーを導入して検査を実施することになった。 多くの運送事業者は光などで感知するアルコールチェッカーを使用しており、警察などが使用する数値計付きチェッカーを所有しているところは少ない。しかし同事業者では点呼の際、数値計付きのアルコールチェッカーでドライバーに検査を実施することを決めた。 同社の社長は「長距離配送では深夜からの運行もある。『ドライバーが前夜に飲酒して、そのまま運行していないか』と、荷主の担当者は心配している。万が一、飲酒運転で事故を起こせば荷主へのイメージダウンも大きいため、厳しい対応を要請してくる。当社も数値計の付いたアルコールチェッカーで徹底している」と説明している。 荷主企業の意識が向上し、厳しい対策・対応を運送会社に求める時代に入っている。ドライバー教育はもちろん、コンプライアンスに対する取り組みが、今後ますます必要になってくる。 運送業者の荷主さんからの要請という、これまた斬新な視点からの導入ですね。 単なるチェッカーではなく、数値表示可能な検出器を用いることで、 運送ドライバーの自覚を促そうという試みです。 もう一つ、物流ウィークリーの記事を紹介します。 少々記事が長いので、私なりに要約引用してみます。 飲酒運転防止に。アルコールを検知するとエンジンがかからない装置に物流業界の関心が高まる 2008年3月19日掲載 「飲酒をしていたらエンジンがかからない」。飲酒運転を抑止する装置「アルコール・インターロック」への関心が高まっている。同装置はアメリカ・イギリス・オーストラリアなどで普及が進んできた。スウェーデンでは2012年には全車両への搭載が義務づけられる方針。日本では、昨年1月に国交省が「アルコール・インターロック検討委員会」を発足させるなど、飲酒運転撲滅装置として、期待が寄せられている。 自動車メーカー各社でも研究が進められているが、現在同装置を日本で唯一販売しているのがサンライズシステムサービスだ。同社の「アルコ・インターロックPRO」は、昨年3月から発売を開始している。 同製品は、運転席に取り付けたハンドセットに息を吹きかけ、1L当たり0.05mg以上のアルコールが検出されるとエンジンがかからない。また運行中も、あらかじめ設定した一定の時間ごとに、エンジンを切り、定期的にアルコールのチェックする「呼気再テスト」の機能を設けている。 同社東京所長の嶋田秀之氏は「アルコールチェッカーは始業前の点呼時だけで、出発後は管理できない」とした上で、同製品であれば「配送中はもちろん、遠隔地での休憩時、一時帰宅した際などの管理もしっかりできる」と説明する。なお、運行終了後は、ハンドセットからエンジンON・OFFの日時や、アルコール量などの測定結果を取り込むことができる。 「エンジンがかからなくなる」という安全に対する最も効果的な機能に加え、同製品の持つ「抑止力」も見逃せない。同所長は、導入企業からの声として、「ドライバーさんも、翌日のことを考えてあまり飲まなくなると聞いている」と話す。 埼玉県トラック協会をはじめ、補助金の対象とする団体も出てくるなど、今後はさらに普及の機運が高まると予想される。なお、同社ではすでに、利用者からの要望を反映した「アルコ・インターロックPRO2」「同3」の開発にも着手しており、普及に先駆け、製品のさらなる改良に努めている。 同所長は、「もっと多くの企業に広く知っていただきたい」とし、「確かに、利益に直結するようなものではないが、厳しい環境を生き残るために役立つ製品」とアピールする。 少しずつ、少しずつですが、これらのようにコトは前へ進みつつあります。 更なる広がりに期待したいところです。 運送業者にこうした協力をあおぐことは、プロドライバーの飲酒運転抑止に非常に効果があります。 しかしやはり一番のクセ者は、飲酒運転常習の一般ドライバーです。 「いつも飲酒運転してるけど、事故なんか起こしたことないから大丈夫」 という重大な勘違いをしている連中ですね。 本当にバカです。 飲酒運転事故の大半は、そのような慢心した「ベテラン飲酒運転者」なのですが、 ヤツラにはそれが理解できないのです。 (まぁ、理解できないぐらい頭が悪いから飲酒運転なんかするんでしょうね) 飲酒運転撲滅を声高に訴えておられるブログ仲間のヤボテンさんも、 「アルコールを検出したらエンジンがかからないような、物理的な阻止方法を導入すべき」 といつもおっしゃっています。 アルコ・インターロックのような機構を、一般を含めた全車両に敷衍せよ、というコトです。 無論、検出器に息を吹きかけるという手順そのものを飛ばしてしまえばエンジンはかかってしまいますから、 今後さらなる工夫が必要なのは言うまでもありません。 情けないと思うのは、ここまでして策を講じないと飲酒運転を減らせないという事実です。 「飲酒運転は危ないよ? 怖いんだよ? 違法行為なんだよ?」 と、口で言い聞かせてもわからない連中です。 お前ら文明人だろ? いいオトナだろ? どうして口で言ってもわからんのか? 小沢さんをはじめとする飲酒運転被害者の、草の根の地道な活動、 そしてそれを支えてくれる警察、親身になって記事にとりあげてくれる一部マスコミの方、 小沢さんの趣意に賛同してくださった代行業者社長さん、etc.…… この方々の願いが、「飲酒運転撲滅」という最終目標に向かって着実に進んでゆくことを希望します。 私も及ばずながら、友人知人の間で口を酸っぱくして訴えてゆく所存です。 .
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ありがとうございます。
本当に紫布さんの言葉が嬉しくて、嬉しくて・・・
ここまでやって来れたことに本当に周りに感謝してますが、
紫布さんの記事で、本当に実感がわいてきました。
飲酒運転って本当に難しいと思うんです。
気を付けている人には気持ちが通じるんです。
ですが、そうではない人に、どんな形で気持ちを止めてもらえるかがとてもとても重要と思うのですが・・・
うちの事件の被告人はプロのドライバーです。(就業中ではありません)
ですが、事故の前日にも注意されていたんですよね。
「飲酒運転をしないように」と。
なのに、2名もの死亡者を出すような悲惨な事故を起こしました。
悔しいの一言ではすみませんよね。
どうか、すこしでも足を止めてもらえるきっかけになってもらえるようにしていきたいですね。
私たち夫婦も、普段はみなさんと同じように生活していますから。
同じなんですけどね・・・
言葉がついつい強くなってしまいます。
トラバありがとうございました。
2009/6/27(土) 午後 10:08 [ Ozawa juri ]
私は飲みに行く時にはハンドルキーパーがいるか、送り迎えかタクシーです。飲酒事故で被害にあう方が0になるようにみなさん、飲んだら乗るな!ですよ。
小沢さん、大変だったでしょうし、これからも大変でしょうが、飲酒運転撲滅への活動をお願いします。
2009/6/27(土) 午後 11:02
>小沢 さま
コメントありがとうございますm(_ _)m
常習者を根絶するのが一番大変だと思うのですが、
こうして各方面で部分的な動きがあって、それが徐々に広がって、
「これから新規に飲酒運転を始める人」(?)は減らすことができると思います。
ハード面、ソフト面(法令・罰則改正含む)両面での前進に期待します。
2009/6/28(日) 午前 5:03
>ふじあつ さま
北陸に住む姉夫婦も、お酒は大好きなんですが、
本当によく我慢して家呑みに徹していますよ(^_^)
義兄が自動車学校の先生ということもあるんですけどね。
日本が「世界一飲酒運転に厳しい国」と呼ばれるようになってほしいですね。
2009/6/28(日) 午前 5:06