|
. 前回に続き、アート・テイタムの超絶的ピアノソロをお送りします。 今日の曲はスタンダード「Yesterdays」です。 当時すでに演奏し尽くされていた「Yesterdays」の解釈の斬新さもすごいですが、 非常に長く滑らかで淀みのないフレージングと、よく訓練された左手がまたすごい。 もしクラシック界に進んでも大成功間違いなしだったであろう、とまで評されたテイタム。 しかし残念ながら彼は1956年、尿毒症により47歳で死去しました。 彼のように弾けるピアニストはいないし、これからも現れないであろうと思います。 単純な演奏技巧ということなら、彼ぐらいのピアニストはクラシック界にたくさんいます。 しかし「テイタムのピアノの世界」を再現できる人は、ジャズ界にもクラシック界にも現れません。 採譜して忠実に演奏することは可能かもしれませんが、そんな手法では「再現」は不可能です。 表現様式の古い・新しいといった次元などではなく、まさに唯一無二の境地だったのです。 .
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- その他音楽






紫布さん、こんばんは!
私もアート・テイタムのピアノが好きでよく聴いています!
テイタムは本当にすばらしいピアニストの一人ですよね。
私も紫布さんが書かれておられるように、テイタムのようなピアニストはこれから現れることはないように思います。
技術はもちろん、高度なフレーズやテイタム以外には思いつかないであろう和声を、当たり前のように臆することなく弾いてしまう・・・。
ギター弾きの私にとっても、テイタムからとても学ぶべきことは沢山あると思いますが、とても理解できそうにありません・・・。
この時代の音楽界にはどれだけの巨人がうごめいていたのでしょう・・・。
2009/9/9(水) 午後 8:14 [ リディアン ]
>ジュンバ さま
こんにちは(^^)
テイタムの時代というのは、ジャズがダンス音楽からアーティスティックな音楽へと変貌した大事な大事な時期でした。レコード吹き込みストライキという非常に残念な時期を挟んで、世はスイングからバップへ移行しました。
しかし、テイタムのスタイルは終始一貫していました。古いだの新しいだのという概念が全く無意味な、「テイタム・ミュージック」としか言いようのない、確立されたスタイルでした。
晩年はトリオなどでも活動し、リラックスした演奏も残していますね。
偉大なドラマー、パパ・ジョーとの絡みは特に素晴らしいものがあります(^-^)
2009/9/10(木) 午前 10:35