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(可逆熟語の定義・ガイドラインは下記URL参照!)
http://blogs.yahoo.co.jp/ambermind0422/13367922.html
気弱 (きよわ)
気が弱い状態、または気が弱い人。
弱気 (よわき)
悪い結末を必要以上に危惧し、言動が消極的なさま。
この二つ、意味することはほぼ同じで、同義語といっても過言ではないと思います。
品詞的・文法的にもどちらも名詞・形容動詞であり、たとえば「人」や「発言」を修飾する形で
「弱気な人」
「気弱な人」
「弱気な発言」
「気弱な発言」
というふうに、一定の互換性をもって使用される言葉です。
ほとんど意味合いは同じといってよいでしょう。
しかし概ね、気弱という言葉は「人」そのものに対して使われ、
弱気という言葉は「その時々の状況」に対して使われる傾向があるのではないか、と私は思っています。
普段はいつも強気な人が、珍しく一時的に消極的な態度に出た場合、
「気弱」というよりは「弱気」という言葉を適用する場合が多いようです。
「どうしたの? アンタにしては弱気な物言いだね」
逆に「気弱」という表現は、気の弱い人の普段からの人格・個性そのものを表している気がします。
「アイツは根っから気弱だからな。多分逃げ出すだろ」
もちろんこれらは、用法的に例外もあると思います。
この二つは互換性が非常に高い言葉であり、入れ換えてしまっても文脈的にキチンと成立します。
しかし、ニュアンスの微妙に異なる語句を絶妙に使い分けてこそ、
日本語の表現力の高さを最大限に活用できますよね(^^)
「異音類義語」をうまく日本語表現に活かして、そのニュアンスの差を共有できる人に出逢えた時、
何物にも代えがたい充実感があります。
この「気弱」と「弱気」の用法や解釈については、皆さんそれぞれのイメージをお持ちかもしれません。
しかし、私が普段から感じているニュアンスの差異は、概ね上記のような感じかな?
こういうのって、日本語を勉強する外国人諸氏にとって一番難しい部分なんでしょうね(^_^;;
可逆熟語シリーズも第20回を数えました。
可逆熟語ストックそのものはまだ400種類ぐらいあります。
面白いかどうかは別として、今後もこの書庫を地道に更新してゆきます(^^)/
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突き詰めて考えていくと・・・言葉って、ずいぶん広がりがあるんですねぇ〜。
紫布さんが感じられるニュアンス・・・なるほど・・・と思いました。私はどうかなぁ〜・・・???
言葉の使い方って、生まれてからず〜っと積み重ねられてきたもので・・・その人その人の微妙なニュアンスの違いがあって・・・面白いですね。
あっ、今ちょうど漢字のこと・・・テレビでやってます。
「漢字は無限にあるとも言われています」・・・って言ってます。
う〜ん・・・・無限・・・って。
2009/11/5(木) 午前 10:17 [ フラワー未缶 ]
>フラワー未缶 さま
漢字はざっと5万字ほどあると聞いたことがありますが、
中国の膨大な文献の中でもたった一度しか使われたことがない漢字が無数にあります(苦笑)
日本人は中国の漢字を絶妙に引用し、訓を与え、ニュアンスを付加し、
さらには漢語を抜け出して日本固有の熟語を多数生み出しています。
こうして、私の趣味である「可逆熟語収集」が発生しているのでした(^_^)
言葉に対する個人的な感じ方の相違もまた興味深いですが、
ニュアンスの相違が思わぬすれ違いや齟齬をも生みかねない、諸刃の剣でもあり……(苦笑)
2009/11/5(木) 午後 11:11