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<続き>
小諸城址を散策し、時刻は昼11時過ぎ。
そろそろ上田に移動します。
11:31発のしなの鉄道で上田まで20分。
上田駅に着いたらさっそく上田城方面へ向かって歩きます。
まずは市役所の裏手へ。
これは上田城ではありません。
かつて上田藩主が城のすぐ近くに構えていた居館の門です。
現在その敷地には長野県立上田高校が入っていますが、居館の門や外堀の一部がそのまま残されており、
高校の校門とは思えないほどの風格を漂わせています(;;゚д゚)
さて、上田城に入ります。
有名な城門からは敢えて入らず、城内を反時計回りに見てまわって、最後に城門から出ることに。
樹皮が緑っぽい、ほとんど枯れかかった木があります。
「アオギリ」なんて札がついてますが、これは絶対にウソでしょ!
幹から申し訳程度に生えてる葉っぱと、樹皮の剥がれ方から考えて、
どう見てもこれはモミジバスズカケノキ (Platunus acerifolia スズカケノキ科スズカケノキ属)でしょ。
樹皮が緑っぽいというだけで「アオギリ」などと堂々と書くなんて……
アオギリの樹皮は剥がれたりせず平滑で、葉っぱも全縁です。
城内あちこちにシラフジ (Wisteria brachybotrys forma. alba)の棚がありました。
名物なのかな?
2週間後の伊那谷ドライブでも野生のシラフジをいくつか見たし、長野県にはシラフジが多そう。
ユズリハ (Daphniphyllum macropodum ユズリハ科ユズリハ属)。
城内は、城跡というより市民公園としての整備が行き届いている印象です。
平山城である小諸城と違い、広く平坦な近世的平城であり、その性格も持ち味も全く異なります。
ちょっとした花木の見本林のような一角もあったりします。
ニシキギ (Euonymus alatus ニシキギ科ニシキギ属)の新緑。
この木が本領を発揮するのは秋の紅葉です。
紅というより、紅色に近い濃いピンク色のように染まり見事です。
ヤエヤマブキ (Kerria japonica forma. plena バラ科ヤマブキ属)。
太田道灌のエピソードであまりにも有名なこの花に実がつかないのは、
雌しべが退化し、雄しべも全て花弁に変化(弁化)してしまっているからです。
モクレン (Magnolia quinquepeta モクレン科モクレン属)。 モクレン類は、ハクモクレン・コブシの季節が終わると、モクレン・ホオノキの出番になります。
あと、タイサンボクもかな。
ハウチワカエデ (Acer japonicum カエデ科カエデ属)。
イロハモミジよりも葉の裂片が多く、浅く裂けます。端整な葉。
秋には紅葉しますが、イロハモミジほど派手ではありません。
ベニハナミズキ (Benthamidia florida ミズキ科ミズキ属)。 かつての学名はミズキ属の属名をとってCornus floridaと呼んでいましたが、
現在はさらに下のヤマボウシ亜属Benthamidiaを冠して呼ぶのが普通になっています。
アメリカ原産のハナミズキなど植えなくても、日本にはヤマボウシがあるじゃないか!
実だって食べられるんだし、みんなもっとヤマボウシを植えよう!
ウグイスカグラ (Lonicera gracilipes var. grabla スイカズラ科スイカズラ属)。
秋の赤い果実は甘酸っぱくて美味しいですよ。
さて、次回はもうちょっとお城らしい写真も紹介して最終回とします。
<続く>
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