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先週、福島県中通り・会津方面を軽くドライブしてきました。
あまり撮影ができなかったのですが、数枚紹介。
4月19日(土) 6時22分
東北本線 2列車 寝台特急「北斗星」 杉田〜本宮
Nikon D3X
AF-S 58mm F1.4G
ISO100
絞り優先オート(絞りF4 1/500秒)
手持ち
安達太良山(あだたらやま / 最高峰1728m)は、福島県中部やや北寄りに聳える山です。
南北に多くの峰を連ねるなだらかな山容は、手前に遮蔽物が少ないこともあり、
東北本線の車窓から長時間にわたって眺めることが可能です。
夏至までまだ2ヶ月もありますが、6時半前の安達太良山はすっかり朝陽を浴びて、
東北線をゆくブルーの編成を優しく見下ろしています。
2016年春の廃止が噂されて一時騒然となった「北斗星」ですが、とりあえず存続が決定してひと安心。
豪華な寝台や食堂でゆったりと過ごし、一晩かけて北の大地・北海道に向かう贅沢な時間は、
航空機や新幹線で代用できるようなものではありません。
写真は札幌から上野に向かう上り列車で、早起きした乗客も車窓から安達太良山を眺めていることでしょう。
会津の名峰・磐梯山(1816m)。
山は眺める向きによって様々な趣を見せますが、磐梯山は特にそれが顕著です。
東側や南側から見る磐梯山は、上の写真のように穏やかさと力強さを併せ持ちますが、
北側から見る「裏磐梯」は、崩落の跡も荒々しく、全く違う表情となります。
今回のドライブでも裏磐梯まで行きたかった(行ってたらじつに30年ぶりだった)のですが、
このあと磐梯山はどんどん雲に覆われてしまい、撮影も不可能になったので早めに切り上げました(T_T)
会津若松から会津西街道(R121)を日光方面へ南下し、栃木県に入ってしばらく走ると、
五十里(いかり)ダムの人造湖である五十里湖が見えてきます。
人造湖とはいえ、ヤナギの新芽の淡青緑色が青空と青い湖面に鮮やかに映えます。
水にジャブジャブ浸かるような環境でも、水辺のヤナギは元気に新芽を開きます。
前日はずいぶんと雨が降ったハズなんですが、湖は特に濁りもせず、美しい水を湛えていました。
しかし私は、ヤナギ類の分布や分類法をあまり知りません(^_^;;
樹木ヲタクなのに、これはちょっと恥ずかしいですね〜。
ヤナギ類はただでさえ種類が多い上に、種間雑種だけでなく属間雑種もできやすいので、
今までなかなか勉強する機会が無かったのです。
もっと勉強せねば(`・ω・)
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カメラ・ラボ
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3月29日(土)14時30分過ぎ。
夜間瀬川での撮影をもって、この日の、というかこのドライブの撮影が全て終了しました。
このあとは、仮に何か撮るとしても単なる気まぐれなので、仰々しい機材は先に片付け (´・ω・)
で、さてクルマに戻ろうかと思った瞬間、こんな看板が目に飛び込んできたのです。
一応…… 犬のつもりなんでしょうか。
私にはブルドッグとクマを合わせたように見えますが。
すごいです。
憤慨している割には、残飯や空き缶などは振り落とされるでもなく、
背中の上に絶妙のバランスで乗っかっています。
そして何より、これです ↓
長野県の河原では、セーラー服の女子学生がゴミをバケツに入れて、
わざわざ犬の背中を狙ってゴミをブチまけるらしいです。
しかも、完っ全に相手を小馬鹿にしたようなこのポーズ! この表情!
しかしながら考えてみると、魚の骨を犬にブチまけたら、
怒るどころかむしろ喜んで食べ始めるのではないかと……(笑) いや、こういう看板は見ていて楽しいものです。
変に絵心があったり達者だったりするよりも、こういう絵のほうが手作りの感触が伝わってきますね〜。
このあとは、志賀高原をクルマでブラブラと流してから、十日町〜石打経由で全て下道で帰京しました。
最後に、この志賀高原の春の息吹を写真でお伝えしましょう。
雪国の春というと、花や新緑が取り沙汰されることが多いですが、
開く直前の新芽の赤い色も実はとても鮮やかなんです(^-^)
真っ青な空、常緑針葉樹の深い緑、木々の根元の白い残雪。
そこに落葉樹の枝の一本一本が、萌芽寸前の赤い新芽をいっぱいに広げて、
待ちわびた春の到来を歓迎しているかのようでした。
写真ではなかなか伝えられないのですが、傾きかけた陽光が赤い新芽に当たって、
すごく色鮮やかでした♪
これで撮影関連の遠出はしばらくお休み。
年末ぐらいまでお金を貯めて、ちょっと高価なレンズを買うことにしたので、しばらくは節約節約です。
ただ、レンタカーの2000円引き券が5枚も溜まっている(一度に複数枚利用可)ので、
また気候の良い時期に300km圏ぐらいの撮影ドライブを計画するかも……
(おわり)
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3月29日(土)。
妙高山と信越本線の撮影も早めに切り上げて、長野県須坂市方面へ移動します。
長野電鉄長野線は、長野から湯田中にいたる地方私鉄路線で、
湯田中・渋温泉や志賀高原へのアクセス路線として重要……でもないです(苦笑)
支線であった木島線や屋代線が2000年代に入って廃止され、長野線が細々と営業を続けています。
四方を雄大な山々に囲まれた善光寺平を走るロケーションは抜群で、
JR東日本や小田急のお下がりの特急用車両を導入して観光輸送に懸命に力を入れています。
いったん須坂駅付近まで「行ってから、長野線沿いに徐々に湯田中方面へ移動し、撮影場所を決めます。
といっても、今回だけは「山岳と鉄道」にあまりこだわらず、長野電鉄の雰囲気を味わう目的。
架線柱に邪魔されない線形で、のどかな雰囲気の中で元小田急ロマンスカーを撮れればそれで充分かな?
途中で、以前から気になっていた木造駅舎、信濃竹原駅に立ち寄ります。
黒褐色の板壁が年季を感じさせる駅舎ですが、残念ながら無人化により駅舎は閉鎖されています。
開業は昭和2年ですが、開業当初からの駅舎なのかどうかはわかりません。
しかし、開業からの物と思わせるだけの風格を漂わせています。
ガラス窓からは内部が見通せて、無人化直前までの各備品などがそのまま残っているのが確認できます。
古い告知板や広告など、この駅舎の中にはお宝がたくさんありそう。
当ブログでは「“駅”のノスタルジー」というシリーズ記事があるのですが、
そこに加えるのは、次回改めて訪問した時にとっておきましょう。
さて、長野線が夜間瀬川(よませがわ)を渡る橋梁付近に到着。
左が高社山(こうしゃさん /1351m)。別名:高井富士。
右が飯盛山(1064m)。
どちらも麓付近の斜面には広大な果樹園(主にリンゴ畑)が展開していますね。
一般的には、山バックで撮るなら圧倒的に高社山をバックにしてのサイド撮りですが、
今回は飯盛山バックで「列車主体」に撮りましょう。
3月29日14時22分
長野電鉄長野線 9A A特急ゆけむり 信濃竹原〜夜間瀬
Nikon D3X
AF-S 58mm F1.4G
ISO100
絞り F5.6
1/500秒
三脚使用
リモートレリーズ使用
長野電鉄1000系は、かつて小田急電鉄でロマンスカーとして活躍した10000形です。
新宿〜箱根を激走した10000形も、今は4両編成2本のみが、のどかな善光寺平で余生を送っています。
さて、あとはのんびり帰京するだけ…… なのですが!?
(つづく)
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3月29日(土) 9時。
黒姫山の撮影を終えて、妙高山麓へ移動します。
その途中でちょっと脇道に逸れたりしてみました。
新潟県妙高市坂口新田付近。
やはり雪融けの季節なんですねー。
どこか白っぽく見えるような柔らかな春光に、勢いよく流れる雪解け水。
フツーに護岸された川なんですが、なんかすごく雪国の春の風情を感じました。
さて、信越本線妙高高原駅〜関山駅間の田園地帯に到着。
列車撮影に適したアングルを求めてさらに少し移動。
さっきの183系国鉄色が折り返してくるので、それだけ撮影したらここも辞去します。
3月29日(土) 10時54分
信越本線 3324M 妙高4号 関山〜妙高高原
Nikon D3X
AF-S 58mm F1.4G
ISO100
絞り F8
1/640秒
手持ち
丸っこく穏やかな山容に見える黒姫山に対して、妙高山はより複雑に折り重なって見えます。
残雪の量も多いし、写真としてはやはりこちらのほうが映えますね。
鉄道写真的にはそんなに面白くないケド(^_^;;
さて、まだ11時前だというのに、実はこのあとは具体的な計画を何もしていませんでした。
夜中までに東京に戻ればいいや的な心構えでした。
しかしふと思いついたので、長野電鉄を見に行くことにしました。
長野電鉄はまだ乗車経験もありませんから、まずは雰囲気だけでも触れてみたいと思いまして。
(つづく)
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3月29日(土)朝。
黒姫山をバックにして信越本線の列車を撮影できる場所はいくつもありますが、
今回は、車を停めて気軽に撮影可能な場所としてここを選びました。
6時17分。
黒姫駅から上り古間駅方面へのS字カーブが、信濃川水系鳥居川の支流と共に国道18号の下をくぐる場所。
この跨線橋に平行に、旧道がそのまま残存しており、車を余裕で停められます。
旧道の橋は歩行者専用なので車が通過できませんが、橋の手前までならば車で乗り入れOK。
しかも、道の端に三脚を立てておいて車の中で休みながら列車を待つことが可能。
暑かったり寒かったり、陽射しが強かったりする時にも、これは大きなメリットとなります(^_^)
上の写真のように、背後から徐々に朝陽が上って、黒姫山を照らし始めています。
このまま線路の方まで光が射すようになれば、抜群の光線条件となります。
6時30分。
よーしよし、線路にも光がまわってきましたo(^-^)O
頑張れ頑張れ、太陽!
………って、アレ? (´・ω・)
何だか雲行きが…… 6時47分。
ううっ、太陽の進路にマダラ状の雲が。
黒姫山も線路も光が当たらなくなってしまいました(T_T)
真上の空はよく晴れていますが、太陽の付近だけ厄介な雲がとりまいています。
列車が来るタイミングでどのような光線条件となるか……
これだと事前に露出を固定しておけないし、かといって自動露出に任せっきりもイヤだし(;;-。-)
山のてっぺんにだけ陽光が当たるような事態となると、山頂の雪で白飛びしてしまい、
山頂と山麓の光量バランスがとれなくなるかもしれません。
ま、なるようにしかならないか……
まずは普通列車で試し撮りしてみるか。
7時3分、下り普通列車115系6連を後追いで。 ふむふむ、陽が翳った割には列車にもそこそこ光がまわってるかな?
本命の「妙高1号」までにはだいぶ時間があるし、停めた車の中で仮眠したりしました。
その間も普通列車を何度か撮影して構図確認。
線路に光が当たるところまではいきませんが、そして…… 約1時間40分後、本命が来ました。
国鉄特急塗装です。ラッキ(゚∀゚)
3月29日(土) 8時45分
信越本線 3321M 妙高1号 古間〜黒姫
Nikon D3X
Ai AF-S 28-70mm F2.8D
撮影焦点距離 40mm
ISO200
絞り優先オート 絞りF6.3 (1/800秒)
マルチパターン測光
露出補正 -0.3EV 三脚使用
リモートレリーズ使用
懸念していた通り、列車に光が当たらずに、雪の山頂のほうに光が当たっています。
山頂が白飛びしないよう、且つ列車が暗くなり過ぎないように、直前に何度も露出を吟味した結果、
「マルチパターン測光なのに手動露出補正」というヘンな露出決定となりました(笑)
でもまぁ、山頂の白飛びもギリギリ許せる範囲だし、列車もシッカリと写し込めたでしょう。
結果だけ見れば、露出補正は-0.7EV(2/3EV)ぐらいのほうが良かったとは思いますが、
何にしても露出補正なしではもっと厳しい状況だったのは明らかです。
先日の阿蘇とか、2年前の房総とか、とにかく分割測光をイマイチ信用しきれない場面を経験していて、
「やはり分割測光はスナップ撮影専用だなー」との思いを改めて強くした次第です。
さて、次は妙高山麓へ移動です。
(つづく)
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