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私は高校時代からの植物(樹木)ウォッチャーなので、平凡な住宅街であっても歩くのに退屈しません。
公園樹や庭木を見ているだけで充分に楽しめるからです。
毎日、仕事の帰り(夜勤なので帰りは朝)に歩く15分の道のりに展開する樹木はすっかり頭に入っています。
しかし今年は夏の猛暑の影響からか、なかなか秋らしい変化を楽しめずにいました。
紅葉もなんだか中途半端。
それでも、晩秋らしい光景をようやく見つけることができるようになってきました。
コンパクトデジタルカメラは、描写性能こそショボいですが、とにかく小さくて薄くてポケットにスッポリ。
通勤時にも必ず持ち歩いて、手当たり次第アチコチ撮るようにしています。
今朝はあいにく雨が降っていましたが、植物はピーカンよりも曇天ぐらいのほうが撮りやすい場合も。
◎ ヒイラギ (Osmanthus heterophillus) モクセイ科モクセイ属
中国原産のキンモクセイやギンモクセイに近縁ですが、それらと違ってヒイラギは日本にも自生しています。
日本産のヒイラギをもっと積極的に植えればいいのに、と思うのですが、
ヒイラギの花の芳香は弱めであり、しかもキンモクセイほどの良い香りではありません。
ギンモクセイとの雑種であるヒイラギモクセイは、形質的にも中間です。
(葉っぱのフチのトゲトゲはもっと浅くて整っています)
◎ ヒメシャラ (Stewartia monadelpha) ツバキ科ナツツバキ属
数ある樹木の中で私が最も好きな花木の一つです(^-^)
赤褐色の樹皮と夏季の白い小さな花が魅力ですが、秋の紅葉もなかなかの色調を見せます。
とはいえ、写真の個体はやや色が浅いですね。
でも私はこういう色調も大好きです♪
なにも真っ赤っ赤でなくとも、こういう渋い色合いって良いですよね(*^_^)
◎ ハナミズキ (Benthamidia florida) ミズキ科ミズキ属
この季節のハナミズキといえば真っ赤な核果が風物ですが、この個体には実がついていません。
しかし、実に負けない鮮やかな紅葉。
カメラをやや上に向けて撮ろうとした瞬間、強めの風がブワッと吹いてきて、
かえって葉っぱがよく目立つカットになってくれました。
ハナミズキの紅葉は、晩秋に赤黒くなるまで待って、葉っぱを太陽に透かして見ましょう。
それはもう素晴らしい真紅ですよ〜!
さて、植物ウォッチングとしてでなく、カメラそのものの描写性能についてですが、
やはりこのカメラはレンズの性能がアレです。
接写時の周辺部の流れ(非点収差)が目立ち、絞ってもあまり改善されない感じです。
つまり、植物撮影にはあまり向かないカモ。
こんな薄型ボディに光学5倍ズームですから、周辺光量も足りません。
かと言って、中央部のシャープネスはどうかというと、………( -_-) です。
DTM(PCによる作編曲)でもそうなんですが、限られた機材やソフト環境の中では、
どれだけ粗(アラ)を目立たせぬようにアイテムを駆使してゆくかが重要になってきます。
DTMの場合、ショボい音源をそのまま使ってしまうと安っぽさ爆発なので、
安っぽさの出にくい音色をセレクトし、ニセモノっぽさの出にくい音域やベロシティを見極めます。
カメラレンズの場合も、そのレンズの性能が最も発揮され粗が目立たない部分(スイートスポット)を探し、
それ以外の部分をなるべく使わないような工夫が肝要となってきます。
このカメラの場合だと、接写の時はなるべく高解像度で撮影する必要がありそう。
そして、どんなにピクセルが高解像度であろうと、そこに像を投影するレンズそのものの周辺性能が低いので、
はじめからトリミング前提でフレーミングし、撮影後に周辺をバッサリとカットしてしまうのです。
そういった工夫が必要になってきますね。
もっとも、このカメラに関してはまだそこまで研究し尽くしていないので、これからです ε=(・ω・´)ムンフー!!
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植物ウォッチング
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樹木を中心に、植物や菌糸類について掘り下げます。
高校時代から続く趣味の一つです。
高校時代から続く趣味の一つです。
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1000万画素・激安コンパクトデジカメ、FinePix Z200fd。
今後しばらくはブログに活躍してもらいます。
さて、夜勤明けの今朝、仕事帰りに道端で見かけたコムラサキの実を撮影してみました。
コムラサキ(Callicarpa dichotoma) クマツヅラ科ムラサキシキブ属
鮮やかな紫色の果実が特徴の落葉低木です。
ムラサキシキブよりも果実がまとまってつくので見た目にも美しく、よく植えられていますね。
さて、この写真。
とりあえず感度200、サイズ640×480(VGA)、最ワイド側、接写モードで撮ってみました。
ブログ掲載に当たって、明度を若干落とし、560×420にリサイズしてあります。
中央部はそこそこですが、周辺のアウトフォーカス部の像の流れが気になる……
典型的な非点収差の症状だなー。
もっといろいろな距離で試写しないと何とも言えませんが、とりあえずもっと高解像度で撮って、
周辺部をトリミングして使うのが良さそう…… かな?(^_^;;
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JR阿佐ケ谷駅の南口側に、ビルの10階ぐらいの高さに達している2本のメタセコイアの木があります。
メタセコイア(アケボノスギ) Metasequoia glyptostroboides スギ科メタセコイア属
2010年9月29日朝、阿佐ケ谷駅ホームから撮影
仲良く2本並べて植えられ、樹勢は旺盛です。
ちょっと間隔詰め過ぎですが(苦笑)
メタセコイアは、庭園木・公園樹としてとても優秀な樹木です。
特に刈り込んだりしなくても、美しい円錐状の主幹形に成長するのです。
こうした特長を持ち、庭園・公園に適した木としては、コウヤマキやイトスギなどがあります。
(コウヤマキは日本特産なんですよ)
メタセコイアは現在世界中で植栽されていますが、その端緒となったのは実は日本人による研究でした。
まず、日本国内において日本人学者がこの木の化石を発見(1939年)。
国内では生存個体が発見できなかったので、絶滅した樹種として扱われていました。
ところが、この化石と同じ種類の木が、中国の内陸で生育していることが突き止められ、
「生きた化石」として学会で話題になったのです。
戦後間もない1945年のことでした。
もっとも、現地ではこの木がそんなに珍しい木だとは認識していなかったようですけどね(^_^;;
もともと樹姿の美しい木なので、いずれは世界中で植栽されるようになっていたかもしれません。
しかし、先行して日本で化石が発見されていたために、早期に世界中で認識されるようになったワケですね☆
羽状の軟らかい葉は、新緑の頃が特に素晴らしい風合いを見せますが、
秋の紅葉も、真っ赤ではないものの非常に渋い橙色〜赤褐色へと色づきます。
阿佐ヶ谷のメタセコイアが、この秋どんな色を見せてくれるのか、本当に楽しみです(^-^)
この夏は異常な猛暑だったため、秋の紅葉にも少なからず影響を及ぼすといわれていますが……
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杉並区ではアチコチにオリーブの木の植栽が見られます。
しかし、結実しているものを見かけるのは稀です。
雨上がりの阿佐ケ谷駅近くで、たわわに実るオリーブを発見。
オリーブ(Olea europaea) モクセイ科オリーブ属
眺めていたら、ブルーチーズのオリーブオイル漬けが食べたくなってきました……(*´д`)
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8月14日、佐伯市蒲江の丸市尾浦(まるいちびうら)から「道の駅 かまえ」に向かう途中、
モンキアゲハ数匹(※)が、クサギの花にヒラヒラ飛来してるのを発見。
車を停めて観察しました。
クサギ (Clerodendrum trichotomum)。 クマツヅラ科クサギ属。
ハッキリ言って、メチャクチャ普通にどこにでも生えている落葉小高木です。
山地であれ原野であれ、またこのように潮風の当たるような斜面であれ、フツーに生えています。
発芽率も定着率も非常に高く、高さ数十センチの若木もよく見かけます
クサギの葉は揉むと相当に臭いらしいのですが、私はまだその臭いを知りません。
以前に横浜で見つけて葉っぱを千切ってみたのは、臭いのほとんどしない変種「アマクサギ」だったようです。
亡父はよく、子供の頃にクサギの若葉を食べたそうです。
収穫時はとても臭いのですが、おひたしにすると臭いが消えて美味しいんだとか。
私も来年の春には挑戦してみようかな。
で、クサギの花に吸蜜に来ていたモンキアゲハ達。ヒラヒラとデカイです。
モンキアゲハ (Papilio helenus)。アゲハチョウ科アゲハチョウ属。
かなり大型のチョウであると同時に、その飛翔は極めて優雅です。
ヒラヒラ、フワフワとした柔らかな飛び方です(*^_^*)
クサギの花はよく目立ち、香りも強いため、このようにして昆虫がよく飛来します。
※ チョウの数え方は「1頭、2頭……」が正しいのですが、ここでは敢えて「匹」としてあります。
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