植物ウォッチング

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樹木を中心に、植物や菌糸類について掘り下げます。
高校時代から続く趣味の一つです。
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神代植物公園2

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続きです。
前回は植物ウォッチングでなく昆虫ウォッチングみたいになってしまいました(苦笑)



ここは植物公園なので、植栽中のほとんどに名札がついているのですが、
私は名札の無い樹木ばかりカメラを向けたりします。
おそらく傍から見れば「何? あの人」と、いい感じに挙動不審です。
しかし例えばこんなふうに、ツツジ類の灌木から
| ゚д゚) ヒョコーリ
と飛び出しているクコの木に気づいたりするのです。

イメージ 1

クコ(ナス科)


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サルトリイバラ(ユリ科/近年はサルトリイバラ科)


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ナンキンハゼ(トウダイグサ科)


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マユミ(ニシキギ科)の未熟な果実。
秋が深まるとピンク色に熟し、裂けて中から真っ赤な種子をぶら下げます。
(赤いのは仮種皮)
でも今はまだこんな冴えない黄緑色。


イメージ 5

ガマズミ(スイカズラ科)の未熟果。
もう熟しているように見えますが、食べ頃まではあと2ヶ月以上!(^_^)
果実酒にするととても綺麗な赤褐色になり、美味です♪


これらの木々は、名札がついていません。
特にナンキンハゼは、植栽樹の種子が何らかの形でここに落ちて発芽したのでしょう。
正式な植栽のナンキンハゼとは全く違う場所で、高さ2m程度の若い木です。



さて、ちょっとは季節感もアピールしときましょ。

誰が摘んだのか、水道のところにまとめて置いてありました。

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ヤマボウシ(ミズキ科)の集合果。
これ、もう少し熟すと中身がトロッとバナナのように甘くてとても美味しいんですよ☆


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もうすぐ開花期・ヒガンバナ(ヒガンバナ科)の花茎。


イメージ 8

キハギ(マメ科)
ノーマルのハギはむしろ珍しいですね。植栽にはミヤギノハギが多くて。



イメージ 9

イメージ 10

ショウリョウバッタ(バッタ科)の♂♀。
メスのほうが圧倒的に大きいのが特徴ですね。
このバッタは飼うのが非常に容易で、適当にイネ科の雑草を虫かごにブチ込んでおけばどんどん食べます。


イメージ 11

ヌルデ(ウルシ科)
羽状複葉の葉軸部分の左右に明瞭な翼(よく)があるので、ひと目で判断できます。
秋は美しく紅葉するのですが、あまり各個体で均一に赤くなってくれません。
部分的に緑色を残したまま紅葉したり(^_^;;


イメージ 12

イメージ 13

ツノナス(ナス科)の花と未熟果。
ブラジル原産ですが、この通り日本でも露地で生育します。
黄色く熟す風変わりな形の果実はお馴染みですね。
花は上のクコの花とそっくりな紫色ですが、どちらもナス科ナス属なのです。


イメージ 14

クサボケ(バラ科)の未熟果。
まだ香りは全然ありません。 熟すとカリン同様素晴らしい芳香があり、
上手に浸けると最高の果実酒ができます☆



イメージ 15

ハナゾノツクバネウツギ(スイカズラ科)の花に集まる昆虫を待ち伏せる、
ハラビロカマキリ(カマキリ科)の♂。
ハナゾノツクバネウツギにはセセリチョウや、オオスカシバ・ホシホウジャクなど吸蜜性のガが飛来します。
カマキリはそれをよく承知していて、花の咲いているところで待ち伏せします。

さらにアップで撮ろうとレンズを近づけると……

イメージ 16

こっち見てる〜! 超見てる〜!(^-^)

私が幼少時代からカマキリ好きなことは以前に書きましたが、
こうやってクイッと顔をこちらに向けられると特に嬉しいのです(*^_^*)



そんなこんなで3時間半も歩き回ってきました。
次回は誰かを誘って、10月の終わり頃に行きたいと思っています(゚∀゚)


それにしても、今回一番強く感じた事。
「ちゃんとしたカメラが欲しい……(-_-;; 」

撮影は全てFUJI FinePix S9000です。

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神代植物公園1

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東京ディズニーランドに一度も行ったことがない私ですが、高校の頃から植物好きで、
小石川植物園と神代(じんだい)植物公園には数え切れないほど行きました。

現在の杉並区に住むようになってもうすぐ5年になりますが、
川崎時代よりはるかに近く行きやすくなった神代植物公園には行っていませんでした。
で、約6〜7年ぶりに行くことにしました。 涼しくなってきたし。


荻窪からJR中央線で3駅、三鷹で下車しバスで約20分。



イメージ 1


調布市の東京都神代植物公園。 都立公園です。

ちなみに、文京区の小石川植物園は東京大学大学院理学系研究科附属です。


入場料500円(高い!)払って正門を入ると、主に園内で採取された果実や種子を一同に集めたテントが。

イメージ 2


これが非常に面白い!
都の嘱託? ボランティア? さんたちと植物談義しながら、入園早々足止め(自主的)。
15分以上楽しんだかな?

イメージ 3

ハシバミ(カバノキ科)
いわゆるヘーゼルナッツの日本版ですね。


イメージ 4

ツノハシバミ(カバノキ科)
総苞の先端がニュッと伸びて角のようなのでこの名がつきました。
これも食べると美味しいのです。


さて、ブラブラ歩き始めました。
午前中は薄曇りでしたが、写真を撮るにはこのぐらいが良いのです。


私の興味というのは、他の来場者とはちょっと違います。
ほとんどの皆さんは、季節に合った見ごろの花や実を楽しまれるのですが、
私は季節外れの植物であっても、花も実も無くたってウォッチングの対象にします。
また植物のみならず、昆虫や菌類までがその対象です。
皆さんが頭上を仰ぎながら歩いている間、私は林内の地面ばかり見ながらウロウロしていたり(苦笑)


イメージ 5

コフキサルノコシカケ(マンネンタケ科)


イメージ 6

ツヤウチワタケ(タコウキン科)
地上に落ちたちっぽけな小枝にもしっかり生えます。


イメージ 12

イメージ 13

切り株にモコモコとジャガイモのように生えた木材腐朽菌、ヒラフスベ(タコウキン科)
おおよそキノコらしくない塊です。



……う〜ん、腐朽菌ばかりで地上性キノコはやはり少ないなぁ。
このように下刈りや掃除の行き届いた植物公園では、菌根菌がなかなか出ません。
せめて腐生菌でもないかなぁと思って、ますます足元ばかりキョロキョロ(^_^;;

そしたらようやく腐生菌を見つけました。高さ4cmぐらいの小さなキノコです。

イメージ 7

イメージ 8

アカキツネガサ(ハラタケ科)
撮影には草がちょっと邪魔でしたが、とりあえずそのままで。


ここで昆虫くんも紹介しましょう。

イメージ 9

アカスジキンカメムシ(キンカメムシ科)
非常に美しいカメムシです。
カメムシ類って、あのニオイさえ無ければ、フォルムといい動きといい最高に可憐な昆虫だと思います。


イメージ 10

シマサルスベリ(ミソハギ科)の枝先端の瑞々しくツヤツヤな赤い若葉。
その小さい葉に、これまたツヤツヤのナミテントウ(テントウムシ科)が隠れるように。
数十種類あるといわれるナミテントウの色・模様ですが、
私はこの漆黒地に赤い二点が一番好きなんです(*^_^*)カワイイ
しかし写真でわかるように、その赤い二点も単なる丸型ではありません。



トイレの前で、小さな甲虫がひっくり返って戻れずにもがいていました。
可哀想に、と思って助けてやると、超・超美しいオオセンチコガネ!
この虫も、色調の個体差が激しいことで知られていますが、
こんなに美しい紫色に出会えるとはラッキーでした。

イメージ 11

オオセンチコガネ(センチコガネ科)
非常に鮮やかな紫色の金属光沢!
しかし、動物の糞を主食とする昆虫なので、ベタベタ触るワケにもいきません(苦笑)
刺激を与えると死んだフリをするのでしっかり撮影会。
解放してやると、ヒョコヒョコと忙しく足を動かして去ってゆきました(^^)/~ バイバーイ




写真が多くなってきたので、記事を分割します(汗)

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ビロードモウズイカ

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ビロードモウズイカは全国の荒地などにガンガン野生化している帰化植物です。
いかにもゴマノハグサ科らしく、茎も葉もモッソリと毛に覆われています(^^;;


川原などにも増えているようですが、私がこの草の蔓延地として最も印象が強いのは、
バラストが敷き詰めてあるような鉄道の線路際です(^_^;;
あんな一見して痩せた土地でもスクスク育ち、ちょっと不気味な雰囲気を醸します。
三陸海岸沿いの線路際にも生えていましたので、寒い地方でも充分に成育するようです。

枯れてもなかなか倒れず、翌年の夏になっても黒っぽい姿で直立している光景をよく見かけます。



名前を聞いたことがないという方でも、実物を見て「あぁ、これね!」と思うケースは多いかも。

練馬区光が丘の公園の隅でみつけたビロードモウズイカです。

イメージ 1


茎の上部がそのまま総状花序のようになり、これがまた結構な高さに成長します。
写真の個体はだいたい高さ170cmぐらいです。

そもそも観賞用として輸入されたものなんですが、鑑賞に堪えるような草かなぁ。
花の一輪一輪はまぁカワイイとは思いますが、なんといっても毛むくじゃらで青白っぽい葉が……

イメージ 2


花の開花はまだまだですね。多くの蕾が膨らんではいますが。



イメージ 3


葉は葉柄らしい葉柄が無く、太い茎にヒラヒラがそのまま伸びています。
キノコのヒダで言うところの「垂生」の形態と似ています。


モウズイカとは「毛蕊花」、つまりおしべに毛が生えている状態から付いた和名です。
で、全体にビロード(天鵞絨)のように毛が密生しているからビロードモウズイカ。


特異な容姿、特に葉色や質感からかなり異彩を放つ植物ですが、
34℃近い炎天下、ケータイカメラを必死にかざす私も充分異彩を放っていましたσ(^_^;;

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ツワブキ

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海沿いなんかのちょっとした林の根元あたりには、よくツワブキが生えていますね。

丈夫で、葉がツヤツヤとして美しく、黄色い花も味わい深いので、
庭や公園などのちょっと空いた場所にもよく植え込んであります。


写真は東京の芦花公園の近くの交差点。
ケヤキの根元に植え込んである斑入りのツワブキです。


イメージ 1



ところで、フキの葉柄を食べることは知っていても、
ツワブキも食用になることまでは知らない人も結構多いですね(^_^)
両者は同じキク科で葉の形が似ていても、フキ属とツワブキ属という別属に分類されており、
その食味も普通のフキとは味わいが全く異なります。


春先にツワブキの若い葉柄を収穫するのですが、普通のフキと違って茶色っぽい綿毛がモッソリ生えています。
綿毛を洗い流してからアク抜きしますが、これはワラビ同様に重曹で簡単にできます。
アク抜きが終わったら皮を薄く剥いて調理します。

フキ同様に甘辛く煮付けて「きゃらぶき」にするのが一番美味しい食べ方だと思いますが、
香りの強さ・味の深みともフキより数段上です(^-^)


フキ・キャラブキは単に「アク抜き」なんて言いますけど、このアクは肝臓に良くないんです。
結構怖いんですよ ((((;;´д`))))ガクブル
しっかり充分にアク抜きして召し上がれ。


ワラビも大量に食べると、アク抜きしたものであっても確実に体に害があることが知られており、
特に、こぶし状に丸まった穂先の部分は明らかな発ガン性があります。
しかし、普段の箸休め程度に食べるぶんには全く心配ありません☆


私はワラビもゼンマイも、とにかく山菜全般が大好きなので、
食べ過ぎないように上手に付き合ってゆきたいものです(^^)
この夏〜秋はキノコ狩りにも精を出そうかと考えています。
こっちはもっと危険度が高いですけどね(苦笑)

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タケニグサ

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樹木と野草を愛する私は、道を歩いていても絶えず周囲の植物に意識を払っています。

そんな私がどうしてもどうしても苦手な植物、それがケシ科のタケニグサです。


イメージ 1


タケニグサは、それこそ少し日当たりさえ良ければ、どこにでも生える雑草です。
この写真は東京都のJR立川駅前、ペデストリアンデッキの脇のツツジの植え込みの中からニョキニョキ。
元々の地面ではないこんな場所に、土と一緒に種子か根っこが紛れ込んできて、
こうしてスクスクと生長しているワケです。


実は私、小学生の頃からこの草の持つ毒々しい雰囲気が大嫌いで、
近くで見ただけで体じゅうが痒くなってきそうなぐらいです(-_-;;

スイカの葉っぱのように深く不規則に切れ込んだ葉。
茎はまっすぐ伸びて高さ2メートル近くにもなり、葉の裏と茎は白っぽい粉を吹きます。
見るからに毒々しいだけでなく、実際にアルカロイドの一種プロトピンなどを含み有毒です。
茎を折ると、この毒成分を含んだ乳黄色の汁が出ます!! (>_<。) モウイヤ!!!


毒々しくて気持ち悪くてイヤだなぁと小さい頃から思っていたのですが……
小学校5年生ぐらいの頃に、群馬県の榛名山に泊りがけで出かけた時に、
枯れかかって不気味な黄褐色(しかもマダラ)になったタケニグサの大群生を目の当たりに!!
あれが決定打となって、タケニグサは近寄るのもイヤな草に! ・゚・(ノД`)・゚・。ウワァァン


このツツジの植え込みの中に、さらに若い苗が育っていました。
生理的限界距離ギリギリまで近づいて撮影。

イメージ 2


手ブレしてるのは、タケニグサに手が震えたワケではありません。
……ありませんよ? ありませんからね? (・A・;;


他の有毒植物は、別に何ともありません。
トウゴマの種子を摘出したり、トウダイグサの杯状花序をつぶさに観察したり。
山道で毒キノコに遭遇しても、手に取って観察したりします(・∀・)ドレドレ

それでも、タケニグサだけはどうしてもダメなんです!
同じケシ科の有毒植物、クサノオウやケマン類は大丈夫ですが、
タケニグサは日本から根絶してほしいぐらい苦手なんです!


紫布殺すに 刃物は要らぬ タケニグサの一本も あればよい


京王電鉄の沿線の斜面に、タケニグサが群生している場所がありました。
電車の中からそれを発見した時はもう全身ゾワワワワ〜ッ ((((((TДT;; ))))))

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