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3月8日(土)10時30分。
由布岳と久大線の撮影も終了し(後ろ髪は引かれたけど)、そろそろ引き揚げねばなりません。
国道210号を小野屋駅方面へ走らせ、とある焼酎を買いに行きます。
小野屋は、坂道と大分川に挟まれた狭〜〜〜い街でした。
大分市内の下流域からは想像もつかないような綺麗な大分川、
年季を感じさせるコンクリート橋、春うららかな昼の光、竹林、遠くの山々。
何もない街ですが、とても長閑で心が洗われます( ´∀`)
大分県には「小野」という姓の人が非常に多いんですが、小野屋の集落には特に多いようです(^_^)
私が目指したのも「小野酒造」でした。
小野酒造は、家族でやっているような小さな小さな焼酎蔵です。
昨年初夏、ここの常圧蒸留焼酎(その名も「小野屋」)を川崎市幸区で入手する機会があり、
その芳醇かつキリッとした香ばしさと、とろけるような甘みに魅了されてしまいました ・゚。( ´∀`)☆゚。・
当時はネット販売を一切やっておらず、現地で買うか特約店で買うしか入手方法がありませんでした。
今は取り扱うネットショップが少数ながらあるようですが、せっかく大分まで来たんだし、
いい機会だから蔵の直営店で買うことに。
「小野屋」は、蔵人さんが毎朝毎朝、原酒の表面の油を手作業で掬って濾す、
「手掬き濾過」という手法でで造られています。
表面に浮いてくる油は、放置すれば酸化して油臭が出てしまいますが、
同時に焼酎に良い香りと旨みを与えてくれます。
従って、すぐにサッパリ全部除去してしまうと、焼酎の香りや旨みまで奪ってしまうのです。
そこで、熟練した蔵人さんが「除去しすぎないように、絶妙の加減で」毎朝少しずつ手作業で濾過します。
こうして出来上がった「小野屋」は、明らかに他の大分麦焼酎とは異なる持ち味を備えます。
香りのシャープネス、甘みのまろやかさが最高のバランス感。
使わなくなって放置してあった、約100年モノの旧式常圧蒸留機を修復して復活させ、
大分県産ハダカムギで仕込み、熟成期間には手掬き濾過を施して、手間隙かけて造られた製品。
(通常の大分麦焼酎はオオムギが多い)
数ある大分麦焼酎の中でも、特にこだわりを感じさせる逸品ですよ♪
ロック、水割り、お湯割りと、あらゆる呑み方が公式に推奨されているようですが、
私は断然、常温ストレートで味わっています。
このクラスの出来栄えになってくると、ある程度のアルコール度数を伴ったほうが香りも甘みも冴え渡るので、
割り水はしたくないし、氷が融けて薄まるのも勿体無いぐらいです(^_^)
さて、購入した焼酎を車に積んだら、あとは適当に小腹を満たして車を返却するだけです。
故郷である大分市内にも足を伸ばしたかったけど、そこまでは時間の余裕がないようです。
県道52号〜県道11号で別府市街に出て北上します。
さて、何で小腹を満たそうかな〜と考えていると、からあげ屋を発見。
大分県でも別府市以南は「とり天」の文化圏なんですが、もちろんからあげだってみんな大好き。
最近台頭してきているからあげチェーン「ポッポおじさんの大分からあげ」。
朝からロクな食事もしていないので、塩からあげ(モモ)と本漬けからあげ(胸)を購入。
注文を受けてから揚げる大分スタイルですからアッツアツ!
どちらも美味しかったですが、塩味はやはり中津の名店「もり山」のクオリティが圧倒的なので、
ここでは醤油味の「本漬け」のほうがより美味しく感じられました。
さらに北上し、日出町との境近く、別府市の北端「関の江」地区でスーパーに入りました。
子供の頃からある懐かしいスーパーマーケットチェーン「マルショク」。
ここで大分県産タチウオ刺身を購入。
さらにマルショクの右側にある、これまた私には懐かしい、大分県下でポピュラーな菓子舗「菊家」。
この菊家の「サンレモン」というお菓子が、子供の頃から大好きでした。
当然、自分用土産として購入しました♪
しかしながら……
ここまで鹿児島県の開聞岳〜熊本県の阿蘇〜大分県の伐株山・由布岳と撮影してきて、
「嗚呼、やっぱり九州はいいなー」程度にしか思ってなかったのですが、
やはり郷里に近い別府湾岸あたりを昼間にドライブしてしまうと、途端に
「うぅっ、帰りたくないよ〜! 東京ヤだよ〜〜!(;;TдT)」
と思ってしまうのでした……
さて、大分空港道路に入ってすぐのところにある相原パーキングエリアで車を停め、
さっき買ったタチウオ刺身に醤油をかけて食します。
タチウオ特有の淡白なコクと、鮮度を感じさせるシコシコした食感!
やはり「旅先のフツーのスーパーで買う地魚刺身」は最高です!
醤油と割り箸さえ持っていれば、なにも仰々しい料理屋に入らなくたって、美味しい地魚が食べられます。
大分空港の日産レンタカーに到着し、ここまでお世話になったノートを返却しました。
回転数を抑えるのは結構大変ですが、今回もノートはよく走ってくれました。
その距離、43時間でじつに1156km!
15時30分のJALで羽田に飛び、調布駅行きのバス(首都高が激混みで大幅遅延)で帰りました。
というワケで、10回にわたってお送りしてきた九州撮影旅行の記事も終わりですが……
今回の旅で一つだけ、とても残念なことがありました。
2010年8月に木造駅舎めぐりで訪れて感銘を受け、今回再会を楽しみにしていた久大本線・恵良駅が、
今年1月に、棟続きの民家ともども火事で全焼してしまっていたのです。
宝泉寺温泉への道すがら、車で駅前を通過したら、なんか駅舎がなくなっていて工事をやってるんです。
「ありゃ、古くなりすぎて解体されたのかな」と思っていたのですが、
その後ネットで調べたところ、火事で焼けてしまったという残念な事実が判明したのでした……
古い木造駅舎はほとんどが無人駅で、不審火による焼失が全国的に結構あります。
地元の不良が夜中にイタズラで放火したりしてるのでしょうか。
今回の恵良駅の出火原因はわかっていませんが……
文化財的な意味で貴重な駅舎も多いので、焼失という事態だけは本当にやめてほしいものです。
最後に、在りし日の恵良駅舎を再掲して記事の締めくくりとしましょう。
2010年8月14日撮影 久大本線恵良駅 1929年(昭和4年)竣功
FUJI FinePix S9000
(おわり)
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旅
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日本中、沖縄県以外ほとんどくまなく旅行しました。
旅の思い出や、旅先からの直接レポートなどを記事にします。
旅の思い出や、旅先からの直接レポートなどを記事にします。
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3月8日(土)。
前夜は一回しか温泉に入れなかったので、朝5時過ぎに起きて二度目の入浴へ。
当然、お風呂には誰もいません(^-^)
ただ、23時の段階で男湯と女湯が入れ替わっているのですが、
前日とは違って、この朝の男湯は内湯と露天風呂が離れていて、直接両方楽しむことはできません。
前夜の男湯は内湯から直接露天風呂に行けたんですが……
おそらく露天風呂をあとから追設した時に、構造上こうせざるを得なかったのでしょう。
で、その単独露天風呂(この時点で男湯)ってのが、脱衣所までほぼ吹き晒しで寒そう!!!
外はどう見ても氷点下です。こりゃ寒くて露天風呂は回避だなー。
で、内湯にゆったり浸かって出ました。
6時前には部屋を出て会計を済ませ、車に乗り込みましたが……
フロントガラスが凍っちょる〜(#TдT)
3月の九州ですが、内陸の朝は冷えるのです。
かなりしつこく氷が張っていて、ウォッシャー液もノズルが凍り付いていて出ません。
デフロスタもなかなか効いてこない(エンジン冷え切ってるし)。
数分して、窓の下方だけが少し見通せるようになってきたので、身を屈めるようにして前方確認し、
国道に出るまではソロソロと運転しました。
九重ICから湯布院ICまで大分自動車道を使い、国道210号で南由布方面へ。
南由布駅に着く頃にはようやく、氷も全部除去できました。
Σ(゚Д゚ )あっ、もう列車が来る!
3月8日(土)6時47分
久大本線4827D 南由布駅
Nikon D3X
Ai AF-S 28-70mm F2.8D
撮影焦点距離 60mm
ISO100
絞り F3.5
1/160秒
手持ち
ここは露出バランスがバッチリ決まりました。
今朝の由布岳のご機嫌は…… まずまずといったところでしょうか? 由布岳(ゆふだけ / 1583m)はご存知の通り、由布院を語る上で欠かせないシンボルです。
別府市と由布市に挟まれるように2つの高峰(由布岳と鶴見岳)が聳えていますが、
これらの山は別府・由布院という2大温泉地の温泉供給源となっています。
そして何といっても、由布岳は由布院盆地を優しく見下ろすその山容が魅力的。
有名な由布院の朝霧の光景も、バックに由布岳があってこその絶景となるのです(^-^)
さて、続いて南由布駅〜由布院駅間の有名な撮影地に移動します。
その途中で大分川をパシャリ。
川面にも湯気が立っているのがおわかりいただけるでしょうか?
由布院の冬の朝は、水の流れる場所のほとんどでこのように温泉の湯気が見られます。
ビシッと寒い朝ですが、水鳥たちも湯気に包まれて少しは暖かいのでしょうか? 有名ポイントに到着しましたが、まだ光線があまり良くありません。
そこで、いったん市内中心部のローソンに行ってコンビニ飯(またかよ)。
トイレも済ませてからポイントに戻ります。
撮影できるのはせいぜい10時30分ぐらいまでで、あとは小野屋の造り酒屋に立ち寄って帰京するだけ。
しかし実は、このポイントは午後にならないと順光になりません。
ま、今回は半逆光で仕方ないので、次回のお楽しみにとっておきましょう。
3月8日(土)7時59分
久大本線4835D 由布院〜南由布
Nikon D3X
Ai AF-S 28-70mm F2.8D
撮影焦点距離 48mm
ISO100
絞り F4.5
1/800秒
手持ち
JR九州の黄色いディーゼルカー・キハ125も登場から21年、すっかりお馴染み。
登場した頃は如何ともし難い派手な違和感(大分弁でいうところの「しんけんげさきぃ」感じ)がありましたが、
今はむしろこの黄色にローカルムードを感じられるようになりました。
幾筋となく立ちのぼる湯けむりも由布院温泉の情緒です。
次は、列車と山のバランスを少〜し変えて狙ってみましょう。
3月8日(土)9時35分
久大本線4826D 南由布〜由布院(追い撮り)
Nikon D3X
Ai AF-S 28-70mm F2.8D
撮影焦点距離 45mm
ISO100
絞り F5.6
1/500秒
三脚使用
リモートコード使用
さっきよりも線路に近づいてアングルを下げ、列車の方に重点を置いてみました。
意外といろんなアングルを試せるのがこの撮影地の特長です。
しかしこのレンズ、標準域での周辺描写が良くないなぁ……
このサイズでは目立ちませんが、左下・右下の隅は拡大するとかなり像が流れてます。
3月8日(土)10時5分
久大本線81D 特急「ゆふ1号」 由布院〜南由布
Nikon D3X
AF-S 58mm F1.4G ISO100
絞り F5.6
1/500秒
三脚使用
リモートコード使用
ホンの少し左右画角が厳しくなりますが、58mm単焦点も試してみました。
さすがに周辺までシャープです。
開放でさえシャープなんですから、5.6まで絞ると全画面にわたって完璧な描写です。
この58mm、リセールバリューもすごく高いんですが、こりゃ手放せそうにないや……(*^_^)
さて、そうこうするうちに時間が来てしまいました。
本当は午後になるまでここで粘って、良い光線状態で「ゆふいんの森」などを撮りたかったのですが、
15時30分のフライトに間に合わせて大分空港へ戻らねばなりません(;;-_-)
小野屋駅近くのお店で買いたい焼酎もあるし、後ろ髪ひかれる思いで由布院をあとにしました。
今回の撮影旅行の目的はこれで終了。
次回、「帰りたくないよ〜〜〜〜〜!(T_T)」
(つづく)
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3月7日(金)夕方。
大分県玖珠郡九重町にある「九重九湯」のひとつ、宝泉寺温泉の旅館に泊まります。
阿蘇と玖珠でさんざん寒風に晒された体を、まだ明るい時間からじっくり入浴して温めます。
15時30分にチェックインして部屋に通され、15時50分にはもう入浴しました。
明るい時間から入る露天風呂は最高ですね〜(^-^)☆
この旅館、玄関カウンターそばにコーヒーと芋焼酎が常備されており、なんと宿泊客は無料飲み放題!
湯上がりに、誰もいないラウンジで芋焼酎をストレートでチビチビ呑みつつ、
窓から宝泉寺温泉の長閑な小川の風景を眺めます。
板張りの小さなお座敷ラウンジで、焼酎ボトルが壁一面にズラリ。
でも、注文できる焼酎は数種類しかないみたいです(^_^;;
私は無料焼酎チビチビで大満足。
部屋に戻り、あらためて外の景色を眺めます
大きなホテルも歓楽街もない、静かな温泉地です。
ちょうど眼下で川が合流しています。
このあたりは夏季になるとホタルが飛び交うそうですが、この季節は文字通り何も売りがありません。
でもこういう何もない温泉というのもまた、鄙びた雰囲気があって好きです(^-^)
ただ、翌朝また早くから行動開始することが決まっているので、
せっかくの長閑な温泉もあまりじっくり楽しめません。
疲労感も凄いので、付近を散策しようという気も起きてくれません。
いつかまた、もっとのんびりした旅程で訪れようと決心して……
さて、18時30分から夕食との案内があったので、部屋に戻って2時間ほど仮眠しますか。
とにかく分割睡眠ばかりで体によくない2日間を過ごしてきたので、少しでも眠っておかねば。
………(-_-)zzz
♪チャラララッチャッチャラ〜
(ケータイのアラーム)
Σ(゚Д゚ ) おっ、もう時間か……
私は普段から、携帯電話(ガラケー)を目覚ましに使っています。
どんなに深く眠っていても、これで起きられなかったことは一度もありません(^_^)
私の部屋のすぐ向かいの大広間で夕食です。
山菜中心のシンプルなお膳ですが、とっても素朴で優しい味わいでした。
コンビニ食を丸2日も続けてきた身には、こういうのが染み渡りますね。
馬刺しっ、馬刺しっ ( ´ω`)♪
この地区は昔から、お隣・熊本県と割とシームレスなつながりがある土地柄なので、
こうして熊本産馬刺しがメニューに上がることもよくあるみたいですね。
夕食を堪能して部屋に戻りました。時刻はまだ19時過ぎ。
さて、ちょっとだけ仮眠してから、また温泉に入りに行こうかなーと思い、
簡単に布団を敷いて横になりました。
今度は目覚ましをかけていません。
…………(-_-)zzz
Σ(゚Д゚ ) ハッ、いま何時だ……?
午前1時40分。
(-_-;; )……… あ〜あ、やっぱり疲れが溜まりまくってたんだなぁ……
ちょっとだけ寝るつもりが、6時間半ですよ。
しかも、ちゃんと布団をかけていなかったので体が少し冷えています。
夕方チェックインした時は部屋がちょっと暑いぐらいに感じたので暖房を切っていましたが、
このあたりは3月上旬の九州といえども夜間は氷点下になるみたいです。
一応、温泉は24時間入浴可能なんですが、これまでに撮影した写真の整理も少し進めておきたいし、
30〜40分ほどノートPCに向かい合いました。
なお、こんな山間の温泉ですから当然WiMAXは使えないし、LANもありませんので、インターネットはお預け。
翌朝は6時過ぎに出発予定ですが、やはりもう一度温泉に入っておきたい。
そこで、5時20分ぐらいに起きてサッと入浴してすぐに出発することにして、目覚ましをセット。
こんどはキチンと布団をかけて寝ました。
明日はいよいよ最終日。
いい天気になるといいなぁ……
おやすみなさい。
次回、由布に抱かれて。
(つづく)
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3月7日(金)10時過ぎ。
阿蘇から北上して大分県の久大本線沿線に抜けようとする場合、ルートは大きく分けて2つ。
阿蘇駅から国道212〜387号を使う「大観峰経由」か、
宮地駅から熊本県道・大分県道11号を使う「やまなみハイウェイ経由」か。
大観峰ルートはまだ運転したことがありませんが、今回は2010年訪問時同様やまなみルートにしました。
2010年の時は生憎の雨模様で、せっかくのやまなみハイウェイも遠景が全く楽しめなかったからです。
リベンジリベンジ (・ω・´)
よく晴れており、雄大な九重連山が見渡せます d( ゚ー^)☆
瀬の本高原の駐車場には、早朝に阿蘇駅で見た「ななつ星」の乗客の専用バスが停まってました。
よく晴れた高原の風景を堪能できて、乗客の皆さんも満足されたことと思います。
やまなみハイウェイを走りましたが、目的地は由布院や別府ではないので、
途中で大分県道40号〜680号〜国道387号〜210号へ逸れて豊後森駅方面を目指します。
豊後森に到着し、撮影場所を探してしばらく車でウロウロ。
ここで登場していただくのは伐株山(きりかぶやま / 685m)です。
やや南北に長い卓状台地(メサ)なのですが、まるで樹の切り株のような形に見えるのです。
町内の陸橋から列車数本を撮影しましたが、これまた寒風強烈でメチャクチャ寒かったです!
ヒョオォォォ((((#TдT))))ォォォオオ
しかもこの日の久大線は、どの列車も5〜9分ほど遅れていましたから、
撮影準備をしっかり整えて臨戦態勢になってから、余計に待たされるのです。
3月7日(金)12時49分
久大本線7002D「ゆふいんの森2号」 豊後森〜北山田 約8分遅れ
Nikon D3X
Ai AF-S 28-70mm F2.8D
撮影焦点距離 28mm
ISO200
絞り F5.6
1/1000秒
手持ち
この場所は真北から南を見下ろすような形なので、残念ながら列車は常に逆光となります。
でも、逆光は逆光なりに意外としっかり車体が明るく写っていますね。
肝心の伐株山ですが、そんなに距離はないのにやはり少し霞んでいます。
またチャレンジしに来なければなりませんねー。
一本撮影するごとに車に戻るんですが、寒さから解放されるたびに「フゥ〜〜ッ」と溜め息が出ました。
朝の阿蘇での撮影、そして玖珠町での撮影、何度も何度も寒風に晒され、
しかも、旅立ち当初風邪気味だったところに、九州入りしてからは明らかな花粉症の症状が加わり……
熱を帯びた眼に当てて冷却するための冷たい缶コーヒー(未開封)と、
鼻をかむティッシュペーパーが欠かせませんでした。
2日前から分割睡眠ばかりで疲労が蓄積するのは目に見えていたので、
この日は異例の超早チェックインで温泉宿を手配してありました。
なんと15時30分!
撮影を終えて宝泉寺温泉へ車を走らせ、予定通りチェックインして、
まだ誰も入っていない温泉へ直行し、一番風呂を頂戴しました。
……あまりの気持ち良さに眠ってしまいそうになりました(^ヮ^;;
次回、夕飯食べて爆睡して……
(つづく)
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3月7日(金)。
狙いを変えて、今度は阿蘇カルデラの縁をぐるっと囲む外輪山(カルデラ壁)を列車と絡めます。
300mmクラスの長玉をどうラインナップするか、というのは難しいテーマでした。
カカトの調子が良くない現状では、デカくて重い荷物は極力減らしたい。
けど、低感度領域の描写を活かしてゆくには、なるべく明るいレンズが欲しい。
前者を考えるなら、300mm F4クラスの単焦点か、75-300mmクラスのコンパクトなズーム、
後者ならば300mm F2.8(サンニッパ)あたりということになります。
しかし、後者は最新のレンズだと60万円近い買い物になり、私にはとても無理です(#´Д`)
そこで…… 古いモデルを探しました。
MFからAFに移行した直後のニッコールのサンニッパはひどいデザインでしたが、
その後モデルチェンジして各部が改良されました。
この「二代目AFサンニッパ」を、ヤフオクで安く手に入れました。
大きく重いレンズなので、今回のようにクルマ移動中心の旅でないと、ちょっと持ち歩けません。
(若い頃は重たいジッツォに中判にレンズ3本ぐらい余裕だったのになぁ(-_-;; )
Ai AF Nikkor 300mm F2.8S(IF)<New> エクステンションフードは持参せず
1988年7月発売ですから、もうすぐ26年にもなりますが、この現物は傷の全く無い新品同様品でした。
よっぽど大事に扱われていたのでしょう(^-^*)
距離エンコーダを持たない非Dタイプです。
ボディ内AFモーターカップリング方式なので、AFモーターを内蔵しないカメラボディではAF不可。
最新のモデルと比較すると、
○ Dタイプ以降でないため、距離情報を用いた露出機能が利用できない
○ 内蔵モーターでないので、AFが遅くてややノイジー
○ デジタル最適化設計でないので、デジタルボディでの描写特性に不安がある
○ 後部差し込み式39mmフィルターが生産終了してしまっている
○ 偏光フィルターが事実上使用できない
○手ブレ補正など当然ついていないので、手持ち撮影には訓練が必要
などなど、デメリットが少なくありません。
描写特性については、今後の撮影で徐々に明らかになってゆくことでしょう。
騙し騙しでやっていくしかありません。
お金を貯めたら、もうちょい新しいモデルにいきたいですが……
さて、阿蘇外輪山を「切り立った壁」のように表現するには、
このような望遠レンズで遠近感を圧縮すると効果的です。
そこに鉄道を絡めるとなると、ほぼ正面からの撮影をまず思いつきます。
内牧駅〜市ノ川駅間の小さな踏切で、これに適したアングルがとれそうでしたが、
障害物などを考えると、列車通過後遮断機が上がってすぐに線路上に出て後追い撮影するしかなさそう。
つまり、三脚が使えず手持ち撮影となり、しかもシャッターチャンスの少ない厳しい状況となりそう (;;゚_゚)
では、やってみますか……
3月7日(金)8時56分
豊肥本線428D 内牧〜市ノ川
Nikon D3X
Ai AF 300mm F2.8S(IF)<New>
ISO200
シャッター優先オート 1/640秒 (絞り F6.3)
中央部重点測光
手持ち
列車通過 ⇒ 遮断機が上がる ⇒ 急いで敷地内に入り構図決め ⇒ 列車が行ってしまわないうちに撮影
という、結構せわしい状況での一枚です。
フレーミングがちょっと甘いですね。もうちょっとだけ上に振るべきでした。
露出もちょいオーバー。
また、遠景がやや霞んで青っぽいので、この外輪山をイマイチ主役に据え切れていません。
でもまぁ、慌てて切った割にはそこそこ撮れたほうだと思います。
同じような構図を、もっとじっくり三脚使って腰を据えて撮れる場所は無いかと探したところ、
内牧〜阿蘇間でこれにバッチリ適した場所を発見できました。
道路の端に三脚を立ててシッカリ狙えそう。
しかし、すっきり晴れてるけど風が冷たい! しかも強い!
三脚を立てた場所は日陰になるので、この強く冷たい風はかなりコタエます。
ヒョォォォ ((((;;゚Д゚)))) ォォォオオ
じっと立って列車の通過を待つのって、本当に寒いんですよ。
3月7日(金)9時39分
豊肥本線1072D「九州横断特急2号」 内牧〜阿蘇
Nikon D3X
Ai AF 300mm F2.8S(IF)<New>
ISO100
シャッター優先オート 1/250秒 (絞り F6.3)
マルチパターン測光
三脚使用
リモートレリーズ使用
やはり、カメラ固定して事前にしっかりフレーミングして、さっきよりずっと隙が無くなりました。
列車をこれ以上引きつけてしまっては、列車が主役になり過ぎてしまうので、こんなものでしょう。
ただ、接近する列車を数枚パシャパシャ撮ってみたら、列車のわずかな大きさの違いによって、
全体の露出が変わってしまう例が確認されました。
……そういうことがないように適切に制御してくれるのがマルチパターン測光じゃないのか?
Nikon FAの頃から、ニコンの分割測光精度は高い評価を得てきましたが、
やはり結局こういうシーンでは過信は禁物ということなのでしょう。
速写が求められるシーンでない限り、極力事前にじっくり測光してマニュアル露出で撮りたいものです。
20分ほど待てば逆方向の特急が通過する予定なので、今度はレンズを換え、狙い方を変えます。
山にはこだわらずに、フツーの鉄道写真として。
後追い撮影ですが、ここもリモートレリーズ使ってじっくりと。
アングルからいって、シャッタースピードを稼ぐ必要がありそうです。
3月7日(金)10時1分
豊肥本線1071D「九州横断特急1号」 阿蘇〜内牧
Nikon D3X
Ai AF-S 28-70mm F2.8D
撮影焦点距離 45mm
ISO200
絞り F6.3
1/800秒
三脚使用
リモートレリーズ使用
……冬枯れの風景も好きだけど、やはり夏草の生い茂る阿蘇が見たいです。
青い空、真っ赤な列車。で、路傍の草が枯れ草でなく鮮やかな緑色だったら……?
(写真を見ながら想像してみて下さい)
列車と外輪山をバランス良くしっかり取り込める撮影場所は、実はあまり多くない気がします。
南阿蘇鉄道のほうまで足を伸ばせば見つかるかもしれませんが、それは次回訪問時の課題とします。
さて、まだ10時過ぎだというのに、忙しく阿蘇を離れて豊後森へ移動します。
「私の鉄道原風景」阿蘇よ、また来る日まで〜 (^_^)/~
次回、やまなみハイウェイと玖珠の情景。
(つづく)
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