(可逆熟語の定義・ガイドラインは下記URL参照!)
http://blogs.yahoo.co.jp/ambermind0422/13367922.html
口火 (くちび)
1. ガス器具のタネ火。
2. 物事の起こるキッカケ。
火口 (かこう)
噴火口。火山などにおいて、溶岩が噴出する穴。
日本は火山国であり地震国で、こんな狭く細長い列島に非常に多くの火山があります。
現在もなお活発に噴煙を上げる活火山があるし、昭和・平成に入ってからも新山が形成されています。
近年で有名なのは1991年、長崎県島原半島の普賢岳の噴火災害ですね。
多くの死傷者と大きな被害が出ただけでなく、地元に住む人々の生活を一変させてしまう天災でした。
一昨年の12月に島原半島を訪れる機会があったのですが、荒々しい山肌をさらす平成新山の姿、
斜面に生々しく残る火砕流の跡にただただ圧倒されました。(写真)
山岳の美しさなどではなく、自然のパワーと恐ろしさを見せつけられた感じで。
上の写真を撮影した島原鉄道の南目線区間(島原外港〜加津佐)は、この写真の翌春に廃止されました。
もともと経営状態は良くなかった上に、噴火による壊滅的被害を受けて長期不通となりましたが、
地元利用者の熱意を受けて、巨額の設備投資をして復活した区間だったんです。
日本では過去、鹿児島交通や大分交通国東線、高千穂鉄道のように、
災害で不通になったまま路線自体が廃止になってしまった鉄道がいくつかあります。
しかし島原鉄道南目線は奇跡の復活を遂げました。
それだけに、せっかく復活した区間の廃止は本当に惜しい出来事でした。
現在残っている北目線(諫早〜島原外港)は海も近くて風光明媚ですが、
こんなに間近に雲仙を眺められる区間はありません。
さて今回の「火口」というキーワード。
私は子供時代を大分県で過ごし、父の実家は熊本県にあったので、
春休み・夏休み・冬休みの年三回、大分から国鉄(当時)豊肥本線で九州を横断して熊本に帰省しました。
この豊肥本線の車窓からは、超巨大カルデラで知られる阿蘇の山なみが観られます。
いつもは眺めながら通過するだけの阿蘇山なんですが、一度だけ真冬に火口まで観光したことがあります。
多分昭和51年か52年のことだったと思います。
九州とはいえ、1500m級の阿蘇の冬は雪がガンガン降ります。
中岳の第一火口を覗き込み見下ろしましたが、ガスがかかっていてボンヤリとしか見えませんでした。
噴火時の緊急避難用のシェルタードームがとても印象に残っています。
この2〜3年後には、予想外の噴火によって火山弾が観光客に当たり、3人が犠牲になりました。
大自然のパワーは恐ろしく、そして時に気まぐれです……
その後、九州旅行で何度か阿蘇に立ち寄ろうとしているのですが、
どういうワケか悪天候になって火口が観られそうもなかったり、
強風のためにロープウェイが運休になってしまったりして、2度も機会を逸しています(T_T)
まぁ火口まで行かなくても、初夏〜秋にかけての草千里や米塚の美しさ、
そして何といっても馬刺しの美味しさ!(笑)
日本人なら、一度は阿蘇を観てほしいものです。
特別高い山ではないけれど、九州特有のスケールの大きな自然に触れることが出来るでしょう。
活火山がほとんどない韓国からは、距離が近いこともあって阿蘇を観光で訪れる韓国人が多く、
景色の雄大さや、ホテル・地元土産店の人たちのサービスに大満足して帰ってゆくそうです。
(「日本人は全員鬼畜!」と教育されているので、土産店のバァちゃんの穏やかな笑顔に驚くんだとかw)
阿蘇は噴火活動に一定の規則性がありますが、不規則な火山活動を繰り返す浅間山や御嶽山、有珠山、
ひとたび噴煙を上げれば鹿児島市内一体に灰が降り注ぐ桜島などは、
地元住民としてもつき合ってゆくのが大変な山々ですね。
伊豆大島・三原山の噴火と島民総避難は記憶に新しいところです。
関東地方を覆いつくす関東ローム層は、かつての浅間山の超大噴火による降灰で形成されました。
もう一度そのぐらいの規模で浅間山か富士山が噴火したら、東京はひとたまりもないですね(-_-;;
もっとも、日本は地熱の恩恵を受けまくっている恵まれた国でもあります。
火山のあるところ、必ず温泉あり!
特に大分県は、活火山こそ無いものの由布・鶴見などの地熱の恩恵にあやかりまくっています。
(大分県の温泉湧出量は、北海道全体の湧出量よりも多いんですよ(・∀・)☆)
温泉といえばお風呂。
お風呂といえば風呂釜。
風呂釜といえばタネ火(口火)。
で、強引にもう一方の「口火」という言葉へ。
私は独り暮らしを始めてからずっと、追い焚きの出来ない給湯式風呂つきの部屋に住んでいます。
口火、つまりタネ火というものを使用しない給湯器。
便利なことは便利ですが、やはり追い焚きは出来たほうがいいです。特に冬!
風呂釜掃除の手間はありますけどネ。
年内に予定している引っ越しは、追い焚きできるところがいいなぁ。
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