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蜜蜂(みつばち)と蜂蜜(はちみつ)のように、
前後の漢字を入れ替えても意味が成り立つ熟語がありますね。
これを私は便宜的に「可逆熟語(かぎゃくじゅくご)」と呼んでいます。
こういう組み合わせの熟語を集めるのが趣味なんです。
しかし、たとえば「日韓」と「韓日」のように、
二国関係を表す言葉まで挙げていたらキリがありませんよね?
そこで、可逆熟語といっても一定のガイドラインを設けて、
これに適合するものだけを可逆熟語と呼ぶことにしています。
◎可逆熟語ガイドライン
1.二国関係を表す熟語は、漢字を入れ替えた時に別の意味が成立するもののみ認定する
例:
露朝(ろちょう)⇒ロシアと朝鮮。
朝露(あさつゆ)⇒早朝の葉などについた露。
例:
蘭和(らんわ)⇒オランダと日本。
和蘭(おらんだ)⇒オランダの漢字表記。「和蘭陀」とも。
.............(わらん)⇒日本由来のラン科植物。洋ランの対義語。
2.地名や人名はキリがないので原則不可だが、地名・人名以外の意味が生じれば可
例:
「田町」と「町田」⇒どちらも地名なので不可
例:
中国(ちゅうごく)⇒東アジアの大国。
国中(くにじゅう)⇒国内全域、あるいは国民全員。
⇒地名をひっくり返したら地名以外の意味が生じているので可
3.広く浸透している言葉なら、固有名詞や略語も認定
例:
通電(つうでん)⇒導線や機器に電気を通すこと。
電通(でんつう)⇒大手広告代理店の名前。
4.送り仮名を振るのが一般的なものは熟語に含めない
例:
「花押(かおう)」と「押し花(おしばな)」
⇒通常、押し花の「し」は省略しないので、ここでは熟語として採り上げない。
例えば「振り込み」は、公文書などでも「振込」と表記する事が通常行なわれているので、
これは熟語に含めることとする。
……とまぁ、こんな感じですね。
送り仮名については、例えば「貸し金」と「金貸し」という言葉がありますが、
前者の「し」を省略することはあっても、後者の「し」を省略することはまずありませんよね?
こういったものまでリストアップするとキリが無くなるので、このブログでは可逆熟語に含めません。
(但し、私が個人的にExcelで整理している可逆熟語集には入れています)
この書庫は、大して面白い読み物になるとは思えません。
しかし、漢字をひっくり返したら全く別の意味が生じるような熟語もたくさんあって、
日本語って面白いなぁ、漢字って面白いなぁと感じることが多いので、
ブログでも少しずつ書いてゆこうと思ったのです。
ヒマでしたら、読んで下さいね☆
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