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上越本線・土合駅 一昔前は、谷川岳に登るというとこの土合駅で降りて登るのが当たり前でした。 当時、東京方面からは上野発22時50分過ぎ発の長岡行きの鈍行がありました。谷川岳方面を目指す登山者にとっては大変都合のよい列車でした。そして週末になると登山客で一杯になるのです。ひどい時には座席はおろか床にさえ腰を下ろすのも容易ではなくなります。もちろん登山列車ではありません。一般の乗客も沢山乗るのです。迷惑この上ない事でしょうね。さらに登山客は直ぐに酒を飲み出しますから迷惑千万です。 そしてこの列車は、土合の地下駅に2時40分過ぎに到着し、標高差70mの462段の階段を登山客は我先にと上ります。 何故急ぐのか・・・すぐに登山に向かう訳ではありません。中には直ぐに登る人もいるでしょうが、ほとんどの人は駅で仮眠をする場所を確保する為なんです。混雑時には、一旦改札から全員出された後、駅員さんの配慮でまた改札内の通路で寝る事を許可してくれるのです。特に12月、正月登山の足馴らしの時期には一杯になります。 また地下駅の下り列車に乗る場合、発車時刻の10分前に改札は閉じられます。それは・・・ホームまで階段を下りていくのに10分掛かるからです。 その内、アプローチが車に取って代わられ、いつしか長岡行きの鈍行は廃止されてしまいました。私も長岡行きが無くなってからは土合駅はほとんど利用しなくなってしまいました。 土合駅には色々な想い出があります。 冬、列車の時刻に間に合わす為、必死で谷川岳山頂から西黒尾根を駆け下り、着替えもせず雪を被ったヤッケのまま列車に飛び乗ったり。 初めての冬山もこの土合駅からでした。車内でたらふく飲み、二日酔いでふらふらしながら吹雪の中を登りました。 テントを背負っての初単独縦走のスタートもここ。 また、悲しい思いでのあるのもこの土合駅・谷川岳です。 登山の玄関口となっている駅は沢山あるでしょうが、私はこの土合駅が一番好きです。 |
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2006年07月25日
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