阿蒙のつぶやき

精神満腹 。器量を広げたいと願うなら、目の前のことをとことん命がけでやることだ(鉄舟山岡鉄太郎)

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7月14日(火)
  先日発売になったばかりのキリンのNIPPON PREMIUMを飲んでみた。アルミ缶の色は、臙脂色にもう少し赤みがかった色で、わたしには紺色や金色よりも官能的な色合いだ。白抜きの文字が鮮やかに目に映る。全体としてプレミアム・ビールの世界を醸し出している。
  パッケージは商品の顔と言うが、今回の商品は飲み手にどのように語りかけているのだろうか。飲み終わった空き缶を手に改めてよく見てみた。

  書体やデザインにはまったく無知で恥ずかしいが、恥かき覚悟で言うと、まず正面にはあのお馴染みのキリンのシンボルマーク。そしてOSAKAの書体によく似たNippon Premiumの文字が白抜きで大きく目に飛び込んでくる。下には金色の英文字がビールらしさを演出している。
 さらにその下には、ニッポンプレミアムとカタカナで小さめに白抜きの文字が入っている。ヒラギノ丸ゴProW4(わたしのお気に入りの書体)によく似た書体だが、天地の大きさが少し違うようなので、きっとこれらの書体はすべてわざわざ書き起こしているのではないかと思うのだが、果たしてどうだろうか。英文字をよく読むとこんな具合だ。
    All Malt Beer
    ENJOY THIS PLEASANT BEER, A SYMBOL OF A RICH AND BRILLIANT   
    HARVEST IN JAPAN .
  そして正面の下側には日本語の文字が6行、縦書きで大きくはっきりと金色の文字で書かれている。
    国産麦芽、
    国産ホップ
    使用。
    オールモルト
    ビール
    アルコール5.5%
  ブランド価値を証明する事実だけが書いてあるのだが、この日本語があることで、正面のデザイン全体がひとつの広告になっているような感じなのだ。
  パッケージ・デザインをよく見るとなかなか面白い。興に乗って冷蔵庫からお気に入りのBRAU MEISTERの缶を持ってきた。マイスターのパッケージの風味添えは、ドイツのビール職人(親方)という名前だから当然ドイツ語になっている。日頃何となく手にしている缶ビールだが、こうやって仔細に眺めてみると、デザインの工夫がビールの味に一層の彩りを添えていることに気が付く。

  プルタブを引き上げると、まず爽やかな香りが鼻を打った。ひとくち含む。確かに麦芽が多いと見えて、柔らかい旨みが感じられる。ふっと鼻に抜ける香気で、一瞬ふと吟醸酒を思い出した。・・・美味しい。ただ、吟醸酒を飲み続けると、終いに飲み飽てしまうように、しょっちゅう飲んでいたいかどうかはわからない。
===
  私の好みから言うと純米酒のようなしっかりしたボディと、ホップの苦みと香気を備えたビールのほうがいい。これはたまに飲むビールかも知れない。あ、だからプレミアム・ビールか・・・。


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