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「聖戦」「大東亜戦争」
いつ聞いても、思わず吹き出しそうになってしうのだが・・ 思想的な右翼ではなく、まぁ、いわゆるアッチ系の人の口からよく耳にする言葉やね。
戦後の一般的な呼称である「太平洋戦争」を用いずに、なぜ「大東亜戦争」という呼称に固執するのか。
おそらく、「大東亜共栄圏」設立のための「聖戦」であり、侵略戦争ではなく自衛戦争だ! ということを強調したいがため、その呼称を用いているのだろうが・・ (ちなみに、戦中は「大東亜戦争」が正式呼称だったようだ。) いわゆる、アッチ系の人達はよく口にする。 曰く、「日本はアジア諸国の解放のために、大東亜戦争を戦った。」 曰く、「大東亜戦争に侵略性はなく、まったくの自衛戦争だ!」 どこをどう捻じ曲げれば、そんなたわ言がほざけるのだろうか? つか、彼らは一体なにを「擁護」したいのだろうか? あの、くそまぬけな戦争(太平洋戦争)は、「どのように戦争を導き、どのようにして終わらせるのか?」 という「戦争計画(戦略)」すら持たず、ほとんど「感情にまかせて」国家の命運をかけた「戦争」という行為を おっぱじめたという、史上例をみないお間抜け戦争だった。 そもそも、大きな原因の一つとなった日中戦争(支那事変)にしても、 なにがしかの戦略的意図をもった戦争ではなく、ただ、「戦争してたくさん武勲をあげたいなぁ」 くらいの気持ちで軍部が独走した結果、最終的に国家を破滅させる戦争にまで発展したという、 本当に残念なくらい情けない戦争だったのだ。 満州進出の最大の戦略目的である「対ロシア防衛」の資源を食いつぶしながら・・ (そのときに軍部が用いた常套文句が「ここで戦いをやめたら、戦死した『英霊』に申し訳がたたない」 というアッチ系が大喜びしそうな呪文♪) 「統帥権の干犯」やら「日本の生命線」やらのくだらない屁理屈をこね回し、 中央政府の意向まで無視して暴走する姿は、現在の、いわゆるアッチ系の連中の思考とダブって見えて、 「あぁ、なるほど」と妙に納得させられる部分もあるね。 中国に対して、自国の国力を消耗させるという以外に何の意味も持たない戦争をふっかけたことは、
アメリカとの関係に決定的な悪影響を及ぼした。 日本による中国市場の独占を阻止するためさまざまな圧力(経済制裁)をかけ、 ついには石油の全面禁輸という手段に踏み切らせるに至ったのだ。 石油が入ってこなければ、近代国家はやっていけない。 追い詰められた日本はついに、アメリカとの戦争を覚悟し、国力比で11:1といわれたアメリカに対して 「戦略なき戦争」を仕掛けることになった。 (単純に考えれば、11人の相手にやみくもにケンカを吹っかけるようなもんかね。 素人でも「おいおい!」とツッコミたくなるようなお間抜けぶりやねぇ・・) アメリカにとっては、まさにラッキー!「おいおい、マジ?『どっきり』か何かじゃないの?」 と思うくらい外交戦略がうまくハマったというところやろ。 まず、ナチスドイツの嵐が吹き荒れるヨーロッパ戦線に介入する口実ができた! 絶対に負けることはない小国日本をたたきのめし、中国をはじめアジアに対する影響力を拡大する きっかけが転がり込んできた! つまり、「思うツボ」にまんまとハマってしまったっつーわけだ。 おまけに、伝統的にクソの役にも立たない人間の巣窟である外務省の致命的なミス
(前の記事でも触れたが、やつらはなんと、「宣戦布告文書」を相手に渡すのが遅れた、 という信じられないミスを犯してしまったのだ!!)により、真珠湾奇襲は宣戦布告前の 攻撃となってしまい、アメリカ人に「ジャップの卑怯な攻撃」というイメージを植え付け、 「リメンバー・パールハーバー」として日本人に対する憎悪と戦意高揚に「貢献」する! といった、犯罪的な無能ぶりを発揮するというオマケまでついてしまった。 おかげで、いまだに日本人は「卑怯者」のレッテルを完全に払拭することができない。 (そんな状況で何が「誇り」やねん・・) さて、そのクソマヌケ戦争・・じゃなくて「大東亜戦争」は「国家戦略なき戦争」と記述したが、
さすがに概要レベルではいくつかの案があった。 短期決戦案: 開戦劈頭にアメリカの軍事力に大打撃を与え、ハワイから西海岸に進撃、アメリカ国民の戦意を喪失させ早期講和を目指す。 長期持久戦案:
南方資源地帯(インドネシアあたり)を占領し長期持久体勢を築く。 といった案だ。 いずれにしても、資源(特に石油)なしでは戦争は遂行できない。 南方資源地帯の奪取は第一段作戦の作戦目標として実施され、日本は次々とそれらの地域を占領していった。 つまり、
東亜(東アジア)への進出は、石油をはじめとする戦略物資が欲しかった日本の勝手な都合だったわけだ。 ちなみに、太平洋戦争の開戦前に日本がアメリカ、イギリス、オランダに対して、 「アジアの植民地を解放すべきだ!でなきゃ日本はそれらの国々と手を携えて戦うぞ!」 みたいな姿勢をしめしたという話は聞いたこともない。 「大東亜戦争」という言葉がいかにインチキくさいか・・・ 話が長くなってしまったが・・
つまり、いわゆるアッチ系の連中は本当に何を「誰を」擁護したいのだろう?
中長期的な戦略的思考もなく、やみくもに戦線を拡大しついに国家の破滅に導いた大陸派遣軍(関東軍)? 暴走する軍部をとめられず、国家が破滅の道に突き進むのを手をこまねいてみていた政治家? アジア各国で蛮行を重ね、沖縄や満州では自国民まで見捨てた「無敵皇軍」の将兵? 世界一の戦闘機ゼロ戦?無敵の戦艦大和?コスプレ美少女アニメキャラ? いわゆるアッチ系はこうも言いうね。 東京裁判における戦犯なぞはデッチアゲだ。神の国、美しい国ニッポンにA級戦犯なんていない!
まぁ、これについてはまったく同意する。
東京裁判はただの茶番だ。 マヌケな作戦指導で無意味に死地に追いやられた一般の兵士や、沖縄や満州で皇軍に見捨てられた方々、 その他国内の罹災者、そしてアジア各地の占領地で日本兵により様々な被害にあわれた方々。 かれらに裁く権利を与えたら、裁かれるべき人間の数はいかほどになることか・・ でも、現実にはそれらの罪人どもは何の罪にも問われず、なんの責任も取らず、 戦後も何食わぬ顔で権力の座に居座り続けている。 そして彼らの後継者達も・・ (一億玉砕??じゃぁ何でお前等は生きとるねん??) 俺は思想的には若干「右」だと思っている。
だが、あの15年戦争および、それにいたるまでの数々の事件や政府の対応について、 まったく共感できる部分が見当たらない。 いわゆるアッチ系がよく主張する「当時の国際情勢」うんぬんについても、 言い訳にもならないと思っている。 もう少し政治家が有能だったら、中国・韓国をはじめとするアジアの国々からこれほど恨まれることもなく、 対中国問題をもっと賢く対処していればアメリカとの戦争も回避できたかもしれない。 満州・中国に対する米英の権益を保障してやれば、それだけで「当初の目的(戦略)」である 対ロシア(ソ連)の満州方面への進出の抑止力になったはずだし、 国共内戦の仲介役としてうまく立ち回れば、無意味な戦争で国力と人命を濫費することも 避けられたかもしれない。 つまり、「当時の国際情勢」うんぬんを勘案したとしても、日本がもっとうまく立ち回る余地は 十分にあったと思うのだ。 それを、「神の国」だの「一等国」だの「無敵皇軍」だのとのぼせ上がった政治家、役人、軍部、
そして一部のいわゆるアッチ系な国民がこの国の鼻面を引き回し、 日本全土を焦土とさせることになる、「大東亜戦争」への道へと引きずり込んだのだ。 まぁ、「神」だの「英霊」だのを持ち出され、治安維持法等によりがんじがらめに 言論を統制された当時の日本にあって、○○な政府や軍部には文句の言いようも無かったのだろうな。 少しでも反戦的あるいは反政府(反軍部)的は発言をしようものなら「非国民」だの「アカ」だのレッテルを貼られ、 特別高等警察にしょっぴかれ拷問を受け・・ これじゃあ、マヌケな戦争にも反対のしようがないやね・・ そんな国、なんだか将軍様が統治する北の某国みたいじゃないか・・ |

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>戦後の一般的な呼称である「太平洋戦争」を用いずに、なぜ「大東亜戦争」という呼称に固執するのか。
ホント、バカだなw
「太平洋戦争」という呼称は戦後、GHQがその呼称にするように強制した「呼称」であり、日本国が開戦時に付けた「大東亜戦争」を使えなくしたのも知らないのねw
未だにメディアでも多く使われている、この「太平洋戦争」、これって「私は未だにGHQのマインドコントロール指揮下にあります。」と自称してるようなもん。
恥ずかしいね。(。≖ิ‿≖ิ)
2010/12/21(火) 午後 5:28